それはもしや…

今日、25日にamazonで注文した
『翻訳事典2007年度版』が届きました。

年に1回発行されるこの雑誌では毎回、
『アルク翻訳大賞』が開催されています。

私は昨年、その『アルク翻訳大賞』の
出版翻訳部門に初めて応募しました。

その審査結果が、今日届いた2007年度版に
掲載されています。

もちろん受賞なんてできるわけないのは
分かっていたのですが、大賞受賞者の
訳文、
そして出題・審査者の講評が読みたかったんです。

昨年の7月に『アルク翻訳大賞』の課題を
提出したときは、なぜか『ちょっとだけイイ
仕上がりかも…』というおかしな錯覚を
おこしていましたが、数ヵ月後に改めて
自分の訳文を読み返してみると、
のけぞるくらいヘタッピな訳文で、こんな訳文で
応募した事が恥ずかしくなってしまいました…

何しろその5ヶ月前に翻訳講座を修了したばかりで、
今以上に未熟だったんですよね…。

『翻訳事典』が届き、早速『アルク翻訳大賞』の
受賞者が掲載されているページを開いてみました。

当然ながら、『一時審査通過者』の欄にすら
私の名前は載っていませんでした。

そして『翻訳大賞』受賞者の訳文に目を通して
みました。

流石、大賞を受賞した方の訳文はとても上手いし、
読みやすい!
(だから大賞を受賞できるんですよね。)
私の訳文とは比べものにもなりません…

大賞受賞者の訳文に目を通したあと、
出題・審査者の講評にページをめくりました。

「ふむふむ、なるほどねぇ…」と読み進んでいくと、
“『教えて!goo』で○○の意味を質問した人が
いて…”という内容が。

あっ…、これってもしや私の事…?

思えばこの課題に取り組んでいたとき、
分からない事だらけで、いろいろと調べる事に
かなりの時間を費やしました。

それでもいくら辞書やネットで調べても
解決できない箇所があり、思い切って
『教えて!goo』で質問の投稿をしたんです。

翻訳をするにあたって、分からない事を
質問サイトで質問する事は別に悪い事ではない
のですが、まさか自分がした質問(念のため、
『教えて!goo』でキーワード○○を入力して
検索してみると、私の質問しか出てきませんでした…)
が講評で取り上げられるとは思わなかったので、
ノミの心臓の私は、ちょっとドキドキしてしまいました。

さてさて、話は昨年の『アルク翻訳大賞』から
今年のものへ…。

今年も誌上で『アルク翻訳大賞』の課題が
発表されました。

今回の課題も難しそうですが、
もちろん出版翻訳部門に応募してみるつもりです!

締め切りは7月。

「受賞を目標に!」と言いたいところですが、
とてもムリなので、去年よりも上手く訳す事を
目標(ハードル低すぎ?)に、トライアルなどの
合間に頑張って取り組みます!

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記録更新中

あわわ…。

ハッと気づけば1週間以上ぶりのブログです。
先週の土曜日の、関東地方にも
降りましたね~。

我が家の地域でも結構積もりました。

翌日の日曜日は路面が凍結していて
車で出掛かるのは怖かったので、
旦那さんとペンギン歩きで買い物へ…。

ツルツル滑る道を転ばないように歩くのは厄介で、
到着するのにいつもの倍くらいかかりました。

…が、おばさまはスゴイ!

ヨチヨチと歩く私たちの傍らを、
ヨロヨロと自転車をこいで行くおばさまに遭遇。

歩くのもやっとの凍った歩道を自転車で行くなんて、
相当危険です。
お笑いのバツゲームじゃないんだから…

ど~しても歩くのがイヤだったのか、
それとも運動神経とバランス感覚にスター錦野と同じくらい
自信があったのか、見ているこちらがヒヤヒヤしました。

ヨロヨロしながら頑なにペダルをこいでいた、
あのおばさまが無事に帰宅した事を祈ります。

さてさて、本題の翻訳修業のお話。

20日の18時に締め切りだったトライアルを、
やっとの思いで16時にWebにて提出しました。

その日は、提出するまで4時間ぶっ通しで
PCにかじりついていたので、
かなり疲れました…

トライアルと言えば、
19日に11月に提出したものの結果が届きました。

初めてノンフィクションのトライアルに挑戦したのですが、
意外とサクサク訳せたので、
『もしかしてもしかしたら、Bの総合評価をもらえるかも…
なぁんて淡~い期待を胸に開封。

ま、またCの記録更新じゃん…。
(AAが合格、以下はA→B→C→D→Eと評価が
下がっていきます。)

今回の応募総数は約500名で、
そのうち合格者は3名。

Bの評価をもらった方たちが1番多く、
次にD→C→E→A→AAという感じです。
え~ん、私もBの評価が欲しかったよ~ぅ。

涙目で細かい評価を見てみると、Oh, no~!

『原文の理解度』がD…

自分ではキチンと理解しているから
サクサク訳せたのだと思っていただけに、
ショ~ック!

でも『用字・用語』と『知識・確認』はB、
『訳文の構成』はAだったので、
チョッピリ救われました。

あ~ぁ、これで『原文の理解度』が
せめてCだったら、総合評価Bに食い込めた
かもしれないなぁ…

本来は総合評価がB以上でないと
点数は知らせてもらえないのですが、
今回の審査者は親切な方で、
点数を分かるようにしてくれていました。

その点数からいくと、
あと6点あればBだったハズ。

まぁ、たとえBでも不合格には変わりは
ないんですけど、やっぱりCよりB、
BよりAの評価をもらいたいです。

私がこれまで3回受けたトライアルは、
仕事に直結するものではなく、翻訳者支援クラブの
上級会員になるためのもの(定例トライアルといいます)
です。

上級会員になると、
未経験でも『プロと同等の実力あり』と見なされ、
応募できる仕事の幅が広まります。

コツコツ型かつ小心者の私としては、
いきなり仕事に就く事を考えるよりも、まずは
定例トライアル合格を目指しながら実力を養成
していこうと思っています。

今の実力では、出版社に「私に翻訳させてください!」
なんて口が裂けても言えません。

Cの総合評価をもらう度に、
「才能ないのかな…」とヘコんでしまいますが、
2、3日後には「また頑張るもんね!」と
フガフガ鼻息が荒くなっています。

まだまだ翻訳者になる夢を諦めるわけには
いきませんもの!

『諦めるときは限界まで努力し尽くしてから』
と決めています。

私の夢を鼻で笑う人たち(身内に多い)に
胸を張って「努力が報われた!」と言えるように、
そして応援してくれている友達や旦那さんには
「おかげで夢が叶えられたよ!」と言える
ように、
もっともっともっともっともっ~と頑張らにゃ~!!!

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せんべいとビスケット

昨日、今年初のトライアルの課題を
一応一通り訳し終え、ただ今推敲中…。

今回の課題は、平易な英文のように見えて、
いざ日本語に翻訳してみるとなかなか
表現が難しいという、なかなか厄介なものです。

情景描写が多く、しかも小学校低学年の女の子の
視点から描いている物語なので、
それらしく訳さなくてはならず、訳語の選択が難しいです。

最近気付いたのですが、
子供やティーンエージャーの視点から描かれた物語を
翻訳するのは大変です

何て言うか、その年代からかけ離れてしまっているので、
感情移入しづらいって言うんでしょうかね…。

ついつい、大人のかたい表現になってしまうんです。
翻訳修業でも自分のトシを思い知らされる今日この頃…

でも自分が何歳であろうが、
その物語の登場人物の年代に合わせてスッと
感情移入をして訳せるのが、『プロ』の翻訳者
なんでしょうね。

私は、まだまだです…

9月に提出したトライアルは、
小学校高学年の女の子が主人公だったのですが、
やはりその年代に合った訳語の選択や表現ができず、
『原文の理解度』は『B(上から2番目)』の評価だったのに、
『語彙と表現』は『D(下から2番目)』という評価でした…

要するに、『物語の内容は理解しているけれど、
小学校高学年の女の子らしい表現はできていない』
って事ですね。

ここが翻訳の難しいところのひとつです。

いくら英文を理解していても、
その物語の背景や登場人物の年齢や性格、またその物語を
読む人の年齢層も考慮したうえで、それに合わせた日本語で
表現できなければ、翻訳者としては落第なのです。

「翻訳は、ただタテのものをヨコにする作業ではない」
とよく言われますが、

その通りだと思います。

今取り組んでいる課題でも、
『自分が小学校低学年だったら…』と一生懸命想像して
慎重に訳語を選択しているつもりなのですが、
推敲してみると、やっぱり『せんべい』のようにかたい。

『ビスケット』
のように、
サクッとやわらかい訳文にしなくては…
今回の推敲は、いつも以上に難航しそうですが、っす!

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最悪な新年…

あけましておめでとうございます。

皆さんはどんなお正月を
お過ごしでしょうか?

私は、元旦は旦那さんと初詣へ行き、
2日は
地獄の新年会に参加し、昨日からは
トライアルの課題を頑張っています。

初詣は、靖国神社へ行き、
厄除けのお払いもしてもらい、
食いしん坊万歳夫婦は、
出店でいろんな物をたらふく食べました。

『4キロダイエット』という新年の目標は、
早々と第1日目のお昼過ぎに、
ガラガラと音を立てて崩れ去りました…

2日の新年会は、本当に最悪でした。

出来れば、あの日を記憶から抹消して
しまいたい…

総勢21名の父方の親戚が某和食店に集結。

予想通り、親戚のボス、祖母の撃に遭い、
ヒドイ目に遭いました。

泣かされるまで子供がいない事を責められました。

5歳上の兄と、私と同じ年のいとこは、
結婚すらしていないのに、一切お咎めなし。

明らかに、私への敵意が感じられました。

『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』で、
嫁である私の母を憎んでいる祖母は、
母の娘である私まで憎いのでしょう。

旦那さんの両親にもウチの両親にも、
子供がいない事をあんなに責められた事は
ありません。

祖母は、世の中には子供が欲しくても
うまく授からない夫婦もいる事を知らないのか、
それともただ私の事を傷つけたかったのか、
子供のいない夫婦は異常みたいな言い方をしました。

私の隣に座っていた兄は、
一切助け舟を出してくれず(これも予想通り)、
私は和気あいあいとしている店内で1人涙を流し、
店員さんに好奇の目で見られ、新年早々最悪でした。

妹が泣いていても完全に無視の薄情な兄なのに、
祖母は「お兄ちゃんは1人暮らしなんだから、
あんたが面倒見てやんなさい」と言いました。

何で、もう結婚をして旦那さんのいる私が、
5歳も年上の薄情な兄の面倒を見なくては
いけないのでしょう?
ワケが分かりません…

私は、人を憎むのはやめようと
いつも肝に銘じていますが、この日ばかりは…

何だか、この新年会、
毎年恒例になってしまいそうな勢い。
(私以外の人は楽しかったんでしょうね。)

今から来年欠席する理由を考えています。

あぁ…早くイヤな事は忘れて、
トライアルの課題に集中だっ

今週末には、待ちに待った
BSBのコンサートがあるし

ツライ事があった分、
きっと楽しい事が待っているさ…
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