DAILY DESIGN.

      

イイホシユミコさん

2006-09-27 | Weblog

ちょっと時間が空いてしまった…

今回紹介するのは、
マイマグカップコレクションの中からイイホシユミコさんのカップ。
これも以前紹介したvivo-vaさんで購入しました。

静かな表情をもつとても上品なかたちに、
何となく不恰好な取っ手がついています。
ややすると違和感があるんですが、このカップの場合は何の違和感も無く、
むしろこの組み合わせじゃないと完璧すぎたり、ダサくなりそうな気さえします。

イイホシさんのこのバランス感覚が好きですね~
造形ベースは何となくルーシー・リーなんだけど、(釉薬の使い方とか)
そういったバランス感覚がルーシー・リーにはない素敵な表情を出しているように思えます。

こういうデザインは簡単なようでとても難しいものです。

写真はカップがひっくり返っています。
こうするとこうするで、地上絵みたいな底のサインがかっこいいのですよ。
多分…。

バーボンハウス

2006-09-15 | Weblog
会社の飲み会の最後に立ち寄ることが多い(といってもまだ5回くらいしか行ってないけど)お店、バーボンハウス。

ここはありとあらゆるバーボンが壁一面にならんでいます。
バーボンがこんなに種類があるということを知っていましたか?

写真の上下を黒くして、バックミュージックにジャズでも流せば、
そこはどこかの映画やドラマで見たワンシーンに早変わりです。
「マスター、いつものもう一杯。」
「お客様、ペースが速いですね。これ以上はもう止めておいた方が…」

あれ?何か失恋の後みたいなシーンになってしまった!
とにかく雰囲気の良いお店です。

efish

2006-09-13 | Weblog
先日京都に行きました。京都に行くのは久しぶりで、
何をするでもなく友人とインテリアショップ見たり本屋行ったり、カフェでだらだら過ごしたりしてすごしました。

いくつかいったカフェのメニューの中でも特に今回得点が高かったのが、
「efish」の(名前が出てこないのですが)季節のドリンク。
たしか…ベリー?のスムージーみたいな名前だったと。

レモンスカッシュみたいな中に、ベリーが凍った状態で入ってます。
そのベリーを凍ったままマドラーみたいなスプーンで食べてもよし、
ストローでガシガシつぶしてドリンクを赤く染めてもよし、味も見た目も満点でした。甘味はついていなくて、付属のシロップをかけて味調整します。

写真みたいにのっているミントの葉っぱも色味も写真映えして良い感じです。

このカフェは京都が誇る西堀晋のデザイン事務所兼の店舗でした。
今は西堀さんは事務所を閉めて某林檎社にいってしまいました。
事務所時代の作品はどれもセンスというか西堀さん独特の香りがあって好きだったのだけれど、今アップルでどういうものを作っているのか興味津々ですね。

そういえば、今日あたらしいnanoが発表されてたな~

子供と大人

2006-09-12 | Weblog
家の近くの河川敷を工事していたクレーン車とショベルカー。
まるで親子が並んで空を見てるみたいです。

この差は自分が持っているスケール感に無い差で、びっくりでした。
クレーン車ってこんなに大きかったっけ??あれ?

昔から乗用車にはとても興味があったけれど、
働く車にはまったく興味をもちませんでした。
今でもやっぱり働く車よりも乗用車が好きです。
ミニカーで働く車は救急車とフェアレディゼットのパトカーしか持ってなかったなあ。

CASIO EXILIM EX-P505

2006-09-10 | Weblog
今カメラは全部で4台所有しています。
2台がフィルムカメラであと2台がデジカメ。

基本的にはどれも使っているけれど、デジカメの中での出動が多いのが
このカシオのEXILIM EX-P505。

買った動機は、ムービーデジカメが欲しいというところから。
昔からムービーの取れるデジカメというのが購入の前提条件であったので、
画素数もそこそこで、綺麗なムービーがとれるっていうのがあったところに
ちょうど誕生したのがこのデジカメだったのです。

買って使ってみたところ、
たしかにムービーもそこそこ綺麗だし、写真も綺麗に取れるのですが
ムービーが手ぶれ補正がついてないので、歩くだけでも画面が酔うくらいふらふらします。このデジカメで撮ったムービーを見て何回も気持ち悪くなりました。

だからこれでムービーを撮るときは出来るだけ動かないように撮るようにしてます。そうすれば大丈夫!音声もステレオで、とてもクリアな音質で三洋のデジカメよりも良いですね。

カシオはこのカメラを初のムービーデジカメみたいな位置づけで出したと記憶しているんだけど、それ以降出してくれません…売れなかったのかな?

このサイズで手ぶれ補正がついて、
ついでに画素数が1000万画素オーバーで出てくれたら絶対買うのになあ。

ちょっとマニアックな層を狙いすぎたのかもしれませんね~
でもやっぱり小型でいつも手放せません。

※写真は少し調子の悪いRXで撮影。開放で撮ったらぼけすぎました…

Rorstrand Elisabeth

2006-09-10 | Weblog
僕はミニカーとか食玩とか本とか何でも集めてしまうコレクター系?なんだけど、
一昨年くらいから食器(特にコーヒーカップ)に興味が出てきて、
大阪・神戸に買い物に行ったときに気に入ったものがあったら時々買って集めています。

その食器のお気に入りをちょっとずつ紹介しようと思います。
今回は「Rorstrand Elisabeth」です。

この食器はローストランド(ロールストランドとも呼ぶみたい)という欧州では二番目に古い陶磁窯の食器で、
そのメーカーの中でも人気の作家Marianne Westman(マリアンヌ・ウェストマン)の作品です。

カラーはやや涼しげだけど、冷たくは無い緑と青で塗られていて、
中央の張り出したところを境にカラーが塗り分けられています。
それほど主張もないけれどとても使いやすくて自然に使える良い食器です。

これは、たしか元町のViVO,VAさんで購入したと思います。

ここは小さいお店だけど、
椅子にしろ、食器にしろ、いいチョイスをしています。
是非元町に行った際はお立ち寄りください。

このElisabethには色違い(名前も違う)で何点かあります。
その中でも僕はこれが一番好きですね♪

アンティークの食器界ではやっぱりカイフランクとかリンドベリに日が当たるけど、影にも優れた人はたくさんいるんですね~

Vodafone 904SH + Jabra JX10

2006-09-09 | Weblog
携帯をボーダフォンの904SHにした。

携帯初のVGA液晶(QVGAの4倍の解像度)にまず惹かれて購入。
デザインはそつなく悪くないです。
いや、こういう書き方をするとあまり良いイメージをもたれないかもしれないけれど、ハイエンドの宿命である「でかいボディ」を上手く
きれいに整えていると思います。
カラーも黒なので、引き締まって見えてスタイリッシュだし。
今後書くと思うけど、デザインと機能のバランスも満足しています。

ただ、ヒンジ周辺のメッキ処理は傷がつきやすいのがマイナス点。(特に裏面)
携帯の裏面は服や机なんかに常時こすれているので、気をつけていても傷がつく。
綺麗に使いたいのにな~


という事で?今までは何の違和感もなく携帯電話で通話をしていたけれど、
携帯を変えてからは、長時間耳に当てているとだんだんと耳が蒸れて痛くなってくるので、何とかしなきゃいかんとハンズフリーアイテムを買うことにした。

はじめはあまりお金をかけたくなかったので、
近所の100円均一ショップにて購入。
これが100円っていうのもすごいなーと感心しながら、テスト通話。

これがハンズフリー初体験だったのだけれど、
ちょっと感動だった。音声もとりあえずクリアだし、
何より両手が空くのがうれしいかったです。

そのまま1週間くらい使っていたんだけれど、事件が起きた。
通話中に携帯が机から落としてしまい、
ジャックに刺さっていたハンズフリーのイヤホンで携帯を釣ってるみたいになった。

はじめはブランブランて揺れていたが、
次の瞬間に「ブチッ」とちぎれて落下。

まあ100円だし、と思って再度買いに行くともうあの100円のものがなくなっていて、変わりに300円のものしかなくなっていた!しょうがなく300円のもを買うと、今度のは携帯からストラップを通して首にかけるようなスタイルで通話が出来るようだったのだ。

これで何とか快適に使えるかな、と思ったのもつかの間で、
今度は相手の音声が極端に小さくて聞こえない…
通話中いっつも「え!?」とか「もしもし!?」とかの繰り返しになる。
安物はこういうトラブルとか不具合がありそうなのでもうやめようと思って
手を出したのが写真の「Jabra JX10」だったのでした。

904SHはブルートゥースも内蔵しているので、Jabra JX10も問題なく使えます。

使用した感想としては結論として、とてつもなく快適でしたよ。
今までケーブルがあったものがなくなるというのは、
なんだか一気に周りの時間が3倍くらい早くなったような進化を感じるくらいで、
音質も距離が離れなければまったく問題なし。
電波?の調子がよければ2階に携帯を置いて、1階で話してても大丈夫。
音が小さい時や街中で使う時は、本体のほうで音量調整も可能です。これは便利!

デザインは「B&O」で有名なヤコブ・イェンセン。
シャープで機能的なデザインを得意とするデザイナーですね。
他のハンズフリーヘッドセットにはないかっこいいデザインをしているのです。

携帯での通話が蒸れたり耳が痛くなる人にはおすすめですよ、
ハンズフリーヘッドセット 「Jabra JX10」。

ただ電車とか街中で使うと、独り言いってるみたいではずかしいけれど…

METAPHYS UZU

2006-09-06 | Weblog
先日グッドデザインプレゼンテーションにて話題?の
「METAPHYS UZU」を見てきた。

雑誌やネット、何かのイベントなんかでよくその姿は見ていたんだけど、
実際を触れたのはこれが初めて。
もう店頭にも並んでいるようなので、触った人も結構多いでしょうが。

感想として…
思ったよりも操作がシンプルでないし、
思ったよりも質感が高くない(ちゃっちい?)し、
思ったよりもかっこよくない。

買う気満々だったんで、ちょっとショックでした。
何よりも最初に書いた「思ったより操作がシンプルでない」というのが
個人的には残念でした。

そう、簡単そうに見えたんだけど
一人で使うことが出来なかったんです。
説明を聞きながら、汗をかきながらの初使用でした。

ネットで見た、とてもスムーズに掃除が始まるというイメージが、
触ってみると、それほど感じない。
スイッチ類も大きくて分かりやすいけど、どことなく使いにくく見える。

何故そこまでの魅力を感じないのか考えたのだけど、
それは節々にある、生活者の視点を無視(ちょっと言いすぎですが)して、
デザイン重視で進めたところが原因かなと思いました。

如実に現してると思ったのが、
吸い込み口?(掃除機のさきっぽのところ)のカタチ。
ごみをたくさん吸わないとだめなのに、
個人的に見た掃除機の中ではダントツにおちょぼ口だった。

多分、従来の掃除機並みに吸い込むと思われるけど、
こう口が小さいと「あんまり吸わないでね」と御願いされているみたいで、
何となく掃除機に遠慮をしてしまいそうです。

「顧客優先」とか言葉は大嫌いだけど、
デザイナーというスタンスからいいものを作っていくなかで、
スタイリングと同じくらいユーザーの事を考えてデザインしないと、
いいデザインにならないのかな、と思った今日この頃でした。
まあ、そのさじ加減がとても難しいですけどね…。

写真はGマークの時のものではなくもっと古~い展示会のものです。


EYE3 026

2006-09-05 | Weblog
僕は目がとてつもなく悪くて、
常時眼鏡かコンタクトをしております。
昔は眼鏡というとどうしてもガリ勉(死語?)とか
オタクとか思われがちだったけど、
今眼鏡はとてもかっこよく進化している。

今回のアイテムはEYE'DCで活躍したデザイナー、パスカル・ラコッテの立ち上げたブランド「EYE3」の026という眼鏡。
フレームはβチタンでとても柔らかいが強度はしっかりとあり、
何よりも軽さがすばらしい。

まあ軽さで言えばこの眼鏡を超えるものも多くあるけど、
どうしてもそういう眼鏡は存在感は弱く、
かけていることを主張させない方向に向かってしまう。
そんな「細い」から「軽い」という関係ではなくて、「目立ち」ながら「軽い」という関係性がとても楽しい。

大学までは眼鏡は極力かけたくない派だったけど、
今では何本か持っていて、それをコンタクトとローテーションで使っている。
いつも違った気持ちで生活できる気がして、新鮮でよいですよ。

でもこの眼鏡、いい事ばかりじゃあない。
デザインが先立ちしすぎか素材のせいか、
目とレンズの位置が日によってずれるのです。
かけ方が悪いのか合わないときはとても目が疲れるのです。

あと、軽いから下向いたらよくずれる。
これは何回か調整してもらってこれなので、今ではややあきらめ気味です。

写真は海辺でパチリ。
この日は楽しく遊んで帰ってたんだけど、眼鏡をはずしてレンズを見てショック。
どこかでレンズに傷をつけてしまったみたいで横線がすうっと入っている!
目線の真ん中に傷があるので気になってしゃあないです。

お金に余裕ができたら換えにいこうかな、と。

CONTAX RX

2006-09-01 | Weblog
立ち上げてから、いきなり忙しくなって、
やっとこそさ書けるようななったと思ったら早や三週間たってた。
月日は本当に経つのが早いものです。


さて、まず何を取り上げようかと色々考えたんだけど、
まずは紹介するために撮影する機材を紹介しようかと。

カメラはデジカメ二台とフィルム一台。
今回紹介するのはフィルムカメラのCONTAX RX。

去年にオークションで本体とレンズ(Planar 50/1.4 写真のは1.7)を別々に購入して、
ぼちぼち使ってる。

デジカメ全盛期の今に何でフィルムカメラを買ったかというと、
やっぱりデジタルの写真一枚に対する気持ちの思い入れのなさに
面白みを感じなくなったから。

デジカメはメモリの許す限りいくらでも撮れるし、
気に入らなければすぐ消せるし、便利なのはよく分かってるつもりですが、
やっぱりそういう気持ちで撮るとそこまでの写真しかとれないような気がする。

もっと気持ちを写真に反映させたいなあと考えたわけです。

でも買って撮ったからといっても、
いい写真が取れないのも現実。

だからこそ面白いのでもあるけれど。
日々カメラと相談しながらの撮影です。
こういうやり取りもフィルムカメラならではのかもしれない。


カメラ自体の使い心地は、
総合的にはかなり使いやすいかな?っていうくらいの感想です。
ボタン類もシンプルにまとめられてて、自然に扱える。
いやあ、よく考えられてます。

操作関連では不満はないのだけれど、ファインダーが若干暗いのが難点。
夜の撮影には向いてないなあ…。
ここマニュアルカメラでは大事なとこだと思うんだけど…

デザインは昔ながらのがっちりした無骨さと部分的に見せる柔らかいラインが美しい。
重量バランスも良くて、手に持ったときにも違和感無く撮影できる。
ポルシェデザインがデザインしたRTSからかなり姿を変えているが、
デザインと機能のバランスをとても高い次元で両立させてるなあと関心します。

これがもう12年前のデザインとは思えない。
デザインをしている立場からして、
こういうずっとかっこいいデザインをしたいなあとつくづく思います。
でももう京セラはCONTAXを含むカメラ事業から撤退したんだよね。
もったいないなあ…


というわけで、このブログで掲載していく写真の一部はこのカメラで撮影しています。
今見て気づいたけど、レンズのフィルターに埃がたくさんついてる…
こんなんじゃあ良い写真撮れないな。


デジカメはまた後日~。