DAILY DESIGN.

      

ステファン・リンドフォースのスタッキングチェア

2007-06-29 | デザイン

僕が就職して、最初の給料で買ったものです。

最近はあまり名前を聞かないけれど、iitalaのEGOという食器で一躍有名になった、
ステファン・リンドフォースのスタッキングチェアです。

神戸のあるお店で、その鮮烈なカラーに惹かれて買ってしまいました。
合板を綺麗にまげて成型し、そこに鮮やかなカラーを塗装。
脚はスチールで黒く塗装してあり、座面とのコントラストがとても綺麗です。

すわり心地は、まあまあ良いです。
座面がほどよくやわらかくしなるので頼りないといえばそうだけど、
楽な気持ちで座れる椅子でした。

でした…っていうのは、
ちょっと今壊れていて修理しようとしているとこなんです。


ところで椅子っていうのは、自分の中でとても大きい存在です。
僕がデザインの世界に行こうと思った最初のきっかけも椅子だったような。

大きさ的にも要素的にも抜群の身体的スケールだから、
プロダクトとしてのメッセージが概念なんかじゃなく、
身体自身にストレートに入ってくるように感じます。


大学のときにも一度椅子を製作したけれど、
あれは巨匠の作品の模倣(にすらなっていなかった)だったので、
今もう一度、自分のイメージをしっかりと形にしたいな、と思います。

下北沢にて

2007-06-20 | ライフスタイル

下北沢に行ってきた。

ライブの街。
劇場の街。
喫茶店の街。

色々な要素が、細かく入り組んでいて、
現実的な生活臭と非現実的な空気の混在する雰囲気。。
初めて行った下北沢はそんな街でした。


街を写真撮ったりして歩いてて思った事があった。
この街は、何となくとても馴染みやすいな、ということ。

何故そんな気持ちになったかというと、
色んな空気が混在する雰囲気が、何かが次々と生まれてきそうな、
クリエイティブな匂いがするから。


決して綺麗で整っていないからこそある矛盾や混沌。
そこにあるたくさんの要素を拾い上げて形にしていくだけで
色んなものが作れそうな気がしたんです。

それがこの街の持つたくさんの文化要素の素なのかも、と思ったり。


下北沢は駅周辺を基点としてかなり雑然とした街なので
再開発の話が以前からあがっているらしいけれど、
その混在した雰囲気がとても魅力的に感じました。

まあ、この意見は時々しか行かないものの勝手な意見ですが。。
住んでいる人によっては住みにくいと思っている人もいるんでしょう。


ずっとは住みたくないけれど、
一度は住んでみたい街、下北沢。

梅雨入り。

2007-06-16 | ライフスタイル

ついに中国地方も梅雨入り宣言。
またうっとうしいじめじめした季節がやってきた。

鳥取・島根を「山陰」っていうけれど、まさにその通り!
ここからの季節が山陰地方の本領発揮っていう位、晴れの日が少なくなるんです。
湿気もすごいし、くせ毛な人間としてはくるくるうねうねで嫌な季節ですよ。


でも各地方の水不足がかなり深刻化しているみたいだし、
降らないと降らないで困りますね…。

できたら日中は晴れていて、深夜にざあざあ降ってくれるのがいいな。


写真は近くの神社にある龍の像?です。

全体的にはよく作られてるんだけど…何か顔がやらしいというか、デフォルメ加減が変。
口からの水の出方もなんだかな~あんまり神聖な雰囲気がないです。

空山牧場の風車

2007-06-14 | ライフスタイル

自宅から車で20分程度行ったところに、この風車はあります。
空山牧場とよばれる山の上にあるところに大きな風車が3基。


結構離れたところからでも姿を確認できます。
最近鳥取には風車の数が増えてきたけど、
風車って周りの景色を変えてしまうくらいインパクトのある建造物です。

近くで見てもこんな大きいものがくるくる回ってるのがにわか信じられないす。
そういえば、どこかで根元でぽっきり折れたとか…考えただけでも怖い話だ。
落雷もよくあるみたいだし、、


でも、限りあるエネルギーを使うよりもこういった自然のエネルギーを使うっていうのは
これからもっともっと重要視されるでしょう。

そうなれば日本の至る所に風車が立ったりするのか?
それはそれで面白いけど景観的にはだいなしだな。

総工費もすごい高そうだし、設置する環境に対してに負荷も大きそう。
そういうことを総合的に見たら本当に環境にやさしいのかあやしいです。


風車はこの空山牧場のよりも、米子に行く大栄町のとこのほうがもっと壮観です。
海岸線にそって並んでると、いつものスケール感が狂ってしまいます。
いつも運転していて写真が撮れないからそれはまた後日。


それにしても風車って遠くはもちろん近くで見ても、デザインの違いがよくわからない。
でもやっぱりそれぞれの会社のデザイナーがデザインしてるのかな?

!!
モータ?駆動部があるトコは何となくボートっぽいなあ、と今思いました。
こういうデザインってすっごい難しそうだなあ…

±0 8インチ液晶テレビ

2007-06-12 | デザイン

深澤直人さんによる±0の8インチ液晶テレビです。

シルエットは何となくブラウン管の部分だけを切り取ったような、
とても象徴的なフォルムをしています。

表面のつるっとした質感と、黒と白のコントラストある構成、
規則的に綺麗にならんだボタン、端子を隠しているお尻部分、、
シンプルだけどテレビっていうアイコンをうまく表現してると思います。

外形はブラウン管に見えるけど中身は8インチの液晶テレビということで、
とてもスリムでお尻の絞り込みがキュートです。

無印のCDプレイヤーといい、
深澤さんはコンセント部分の扱いが本当に綺麗だなあ~と感心。



ところで画質は、、結論から言うとまあまあ。

映像は離れたところから無線で飛ばして受信するので、
映像にノイズもあるし音声のタイムラグもあるしって感じ。
あとリモコンが妙に反応が悪くて、かんなりイライラします。

もひとついうとスピーカーが後ろ向きなので、大きくしても聞こえにくいなあ、と。
ここらへんはデザイン優先に配置されたマイナス感が見え隠れしています。


とまあ色々と文句は言ったけど、
ライフスタイル的にはとてもスマートでかっこいいアイテムです。
シンプルですっきりものの置いていない部屋にちょこんと置きたいアイテムですなあ。

祭りの露店

2007-06-10 | Photo(old)

僕の近所に神社があって、そこでは毎年お祭りがある。
時期も一ヶ月ほど前で、神社には例年多数の露店がでている。


露店って子供の頃は何も考えずに大好きだった記憶がある。
特に好きだったのがくじ?みたいなやつ。

店先に人気のテレビゲーム機とかプラモとか置いてあって、
引いたらこの中からどれか当たるよ的なメッセージを匂わせている、あれだ。


たくさん置いてあるけど、一回も当たったことがなかった。
でも子供は特に目の前の魅力的なものには弱いからついやってしまう。

すごいショックだったのが、ある神社でやったくじで、
わくわくしながら引いた結構若い番号の書いた紙を渡すと、
おっちゃんが台の下から「はい、この中から好きなやつとってええよ。」

てな具合でどこで売ってるかも分からないような
安そうなものを選ばされたのを、子供心にもインパクトがあったのか、
くっきりと記憶に残っている。


他にもかわいそうな色付けしたひよことか、
うっすいタネで作るカステラ屋とか他にもたくさんある露店は、
社会の縮図的なイメージが今でも残っている。

子供はこういう環境で、
何となく不条理でゆがんでる日常を学ぶのかな?とふと思いました。

子供の夢・希望・楽しみと、大人の利益のまじった神社等の露店。
神さん仏様の御前なのに、何かとても俗世的でおもしろい。


写真は露店の一角で売っていた「イチゴ飴」。
赤い艶やかなイチゴが真っ白な砂糖の上に置かれてる色合いがとても綺麗でした。。

写真撮りたい!

2007-06-06 | Photo(old)

最近仕事がたてこんでて、全然自分の事ができない!
ブログも落ち着いて書けないので、もう流し書きッス。

最近特に何ができないかというと、写真が撮れないのです。
だって朝は早いし、夜はもう真っ暗だしで、撮る時も撮る場所もないから。


写真ってとても難しくて全然上手くはならないけれど、
とても面白くて飽きない魅力があるように思える今日この頃。

自分の視点を再確認できるっていうか、
自分のものの捉え方や意思をその中に込める感じ。

言葉と同じくらいメッセージ(想いとか気持ち?)を記せる
とても貴重な手法だと最近思うんです。

どこにピントを合わせるか、どんな明るさ加減が適切か、
綺麗に写したい、撮り逃した!とかとか…

その一挙一動が作品作りのアプローチになるから、
もうシャッター押すときは息を止めて止めて、、
切った後ははあはあ言ってます。しんど。

でもそんなにがんばってもなかなか上達しない。
上達というか、自分が「これ!」って満足する写真は撮れないのです。

まあそんなに簡単に満足したら世の中カメラマンだらけだわな。

そういえばむかし父親に、
「素人は100枚とか1000枚に1枚くらい良い写真がとれたら良いんじゃない?」
って言われたけど、たしかに写真ってそれくらい難しいものだな~と最近思います。

MAZDA DEMIO

2007-06-03 | デザイン

僕の乗っているマツダデミオに新型が発表されました。
発表といってもまだ名前も欧州使用の名前だし発売も未定。


驚いたのがそのスタイリング。
今までのボックスフォルムを捨て去って、とてもスタイリッシュになってます。
個人的には日本車にありがちなお尻少しぼってり感はあるものの、
サイドのエッジラインやらボリューム感あるフォルムは正直かっこいい。

インテリアもかなり遊んでいて、今までの雰囲気と全然ちがうみたいです。
センターパネルのとことか使いやすさは不明だけどかわいくもあり、
個性もありで、欧州車にも負けてない感じです。

ボディサイズも現行よりもやや小さくなるようで車重も100Kgくらい軽いそう。

これってかなりいいんじゃないかな?
今度乗ろうと思ってる車はもう心に決めてるけど、これ結構ほしいかも…


悩ましいです…写真はちょっとスポーティな仕様のほうを。。