DAILY DESIGN.

      

本当にうつくしいもの。

2007-02-28 | Weblog

以前行った岡山・倉敷の商店街にある回転焼きのお店。
美観地区に向かう途中で良い匂いに誘われたくさんの人が並んでました。
僕らもまよわず並んでました。。

お店は写真のお父さんと奥さんの二人で切り盛りしてるようです。

焼きたて美味しそうだな~としか最初は思ってなったんだけど、
それよりも並んで待ってる間に気になったのが二人の所作の美しさ。

鉄板を拭いてタネを流して餡を入れて回転させて包んでおつりを渡す…
その二人の行為に全くの無駄がなくて、本当に綺麗でした。

ここまでくるともう二人が一つの美しい道具みたい。
美しいものはその所作にもでてくるもんなんですね。。

やっと並んで食べた味は…ん?
あつあつで美味しいけど、中が…ちょっと生?あれ~?
…まあまあ、忙しいもんね。お父さん!!


そういえば、日本中で回転焼きってたくさんあるけど、
名前が地域でかな~り違うよね。

今川焼き、回転焼き、御座候などなど…

一般的にメジャーなのはやっぱり「今川焼き」かな?

でも僕が昔からなじみがある名前は「御座候」ですね。
これって周りの人に言っても「?」な顔をされることが多いけど。

調べてみると姫路のその名も「御座候」って会社の主力製品らしいです。
今ではチェーン展開してて全国に広く親しまれてるらしいよ。

一般的だったみたいでよかったよかった。

ring*ring カップとソーサー

2007-02-27 | Weblog

今アップルに勤めているデザイナー西堀晋さんのデザインしたコーヒーカップ。

名前のとおり、リング状のモチーフが全体的に用いられている食器シリーズです。

コーヒーカップは写真のとおり取っ手部分のリング形状が特徴的で、
液体が入るカップの部分まで侵食しています。

通常のコーヒーカップと違って、
取っ手部分が分厚くて、安定して持つことが出来ます。
飲み口も厚く、ここは賛否両論分かれそう。


スタイリッシュとかおしゃれとかいう言葉よりも、
ほっと安心感を感じるデザインが使っていても心地いいです。

これからも長く使っていけそうだな~。


空想生活 COMPACT IH

2007-02-27 | Weblog
実家にある空想生活のCOMPACT IH。
今市場にでているIH機ではダントツに「かっこいい」デザインです。

いや、かっこいいというよりも、無駄がない、
なんていうか基本的なデザイン、本当のベーシックって感じかな?


無機質なだけといってしまえばそれまでだけど、
僕はIHに過飾的なデザインは必要ないと思います。
特にIHは形状からして縁の下の力持ち的な存在だと思うしね。


でもそれって「白物家電」全般にいえるかも。

巷で出ているIH(に限らず白物の多く)は使いやすくて
美味しくできるものかもしれないけど、何ていうか、
生活で見せたくない部分の「生活臭」が見え隠れするのが気になります。
個人的に「美しさ」を感じないんですね。欲しくない~と。

使えばたしかに便利なんですけどね。


人は誰しもおしゃれな服で自分を着飾りたいと思うじゃないですか?
その感情と同じような欲求
ー「リアルな生活観」に「理想とする生活観」を飾れる存在ー

それがもしかしたら空想生活だったり、メタフィスだったり
プラスマイナスゼロであったりするのかもしれないですね。

やっぱりそれだけだったら素っ気ない存在だけど、
生活に溶け込ませるとおしゃれですもん。


白物系って企業からすれば何のメリットもなくなってきているけど、
企画面でも機能面でも、もちろんデザイン面でも、
できる事がまだまだたくさんある分野だと思うんですけどね…


そうそう、使い心地で気になることが!
それは通電時のファンの音。すご~いうるさい。。
シンプルで音も出なそうなデザインなのに。

綺麗で優雅な食事空間がファンの「ブオーン」て音でぶち壊れてしまいます。

コンセントを内側に収納したり、コンパクトな形状をキープするために
大きいファンは使えなかったのかもしれないけれど、

もう少し何とかならんものかなあ。おしいなあ…

Hertha Bengtsson KOKA クリーマー

2007-02-22 | Weblog

Rorstrand KOKAです。

KOKAの特徴はなんと言っても葉のモチーフ。
でもBERSAみたいな若々しい葉というより、
落ち着いた葉を使った(あくまで主観)配列とカラーリングが特徴。

カラーは二種類。ブラウンとブルーです。
両カラーともかなり深いカラーになっていて、
それがまたBERSAなんかとは違う雰囲気を持っています。

カップ&ソーサーも含めてシリーズ化していますが、
写真のはその中でもクリーマー。京都のお店で購入です。
買ったときは買い付けのまんまだったみたいで、中は少し汚れていました。

洗ったら取れましたが、
何か向こうの汚れが食器と一緒に海を渡ってきたって考えてたら、
少しためらいました…もったいないというか、なんていうか。。

使用感はとてもよくて何より「普通に綺麗」。

KOKAシリーズは全体でその「普通な綺麗さ」を持っていて、
カップなんかもそんなにすごい良い訳じゃないけど、
でも使ってて飽きない、毎日使えるデザインです。


とか何か毎日使っててもう文句なし、みたいな文章になってるけど、
実のところこのクリーマー、あんまり「使わない」アイテムになってます。

いや、初めはコーヒーのクリーマーとしてちゃんと使おうと思ってたけど、
コーヒーには(ほとんど)ミルクを入れないし、
ソース入れにしよう、と思ってもそのまんま瓶から使ってることがおおい。

何が原因か考えると、その大きさな気がします。
結構大きくて、一人暮らしにはもてあますくらいです。
人がたくさん来たときは良さそうだけど。


んまー置いておいて、
将来結婚して子供が生まれた頃くらいに引っ張り出すかな~。

置いておくだけでも絵になるしね。。


箱入り○○

2007-02-20 | Weblog

きれいに体を折りたたんで箱に入っている。
近くによっても全然逃げない。。。
死んで…ないよな?

多分この犬君はよっぽどこの箱がすきなんだね。
その気持ち何となくよく分かるな~と。

僕も「きをつけ」して布団を体にぐるぐる巻きつけて寝るのが大好きです。
外から見たら芋虫みたいって言われます。


芋虫な自分の姿を想像したらとても気持ち悪いけど、
落ち着くので止められない。。あったかいんです。


落ち着くとこってそういうとこなんですよ、きっと。

SONY MOUSE "SMU-C1" "SMU-C3"

2007-02-14 | Weblog

ソニーのいわゆるエントリークラスのマウス2種。
黄色いほうが最初に出たCシリーズの初代(品番でいうとそう思われる)で、
右側のひらぺったいものが3代目。

初代はたしか5年ほど前だっけな?に出たんだけど、
その時にネットで見て即買いしました。

形といい、大きさといい、カラーといい、
ソニーらしいおしゃれでかっこいいのに惹かれました。

使い心地はというと、これもグッドで、
とても手になじんでクリックもホイールもほどよく滑らかで、
そうそう文句はなく最近まで使用してきました。


ただ、写真を見てもらえればわかるんだけど、
塗装膜にだんだんと異変が。。

表面のつや消しの部分が剥がれて来ました…
会社の知り合いのマウスはもう着材もはがれて、
下の生地色があらわに!

う~ん、もう一人ソニーマウス使っている先輩がいるけれど、
その人のマウスも塗装が剥がれていたような…
ソニーはそういうつめがいつも甘いような気がする。

こういうトコ結構大事ですぜ!ソニーさんよお!

でもやっぱりかっこいいから買ってしまうんだよな~


そんなこんなで?もう一つのひらぺったいモノを購入。
購入というかそんなに買う気なかったけど、
Edyが少し余っていたので&やっぱり触ってみたかったので購入。

このシリーズは光沢とマットのツートンでカラーと質感を分けているんだけど、
今回カラーは主張の少ないホワイトとニュートラルなグレーをセレクト。

使い心地は、持った時のフィット感は思ったよりもよしだけど、
何か軽くて安っぽかったり、ホイール幅が太いけどその弊害でか、
時々どこかに擦れるような貧乏くさ~い「ギコーギコー」って音がする…

あと、ふちに成型時のバリ(とげとげみたいな)が残っていて、
痛いので、やすりで滑らかに。ちょっとは違和感なくなったかな?

とにかく何か不満が残ります。


でも、やっぱりデザイン的には他社のものよりもかっこいいので、
どうしても買ってしまうソニー。


この思考をなんとかせねば。
ソニー信者の悲しき性ですな~

奈義の龍安寺(奈義町現代美術館)

2007-02-13 | Weblog

養老天命反転地で有名な荒川修作+マドリン・ギンズが
10年ほど前に作った作品です。

場所は養老のと同じく辺鄙な場所で(といったら失礼だけど)、
岡山県の奈義町にある「奈義町現代美術館」の作品の一つです。

今鳥取県に住んでいるんですが、
鳥取からでも1時間ちょっとあれば着きます。
結構気軽にホイッといける距離で、年に何回か訪れます。


作品は円柱の筒形状をしていて、
その内部にとても違和感のある空間が創られてます。

タイトルにある、京都「龍安寺」を模した石庭が、
筒の中にぐるっと存在しています。

筒の水平方向でミラーリングしたように写真の鉄棒や、
シーソーも頭上にあります。

形状が円筒形で空間の横軸の境界がないので、
その頭上まで歩いていけそうな気がしたりもします。

とにかく平衡感覚を保てない夢の中のような非現実的な空間で、
楽しいというよりも、何か感覚に訴えかけられているようです。


養老も行った時に感じた、作品自体は未完な完成度だけど
ぶっ飛んだ表現の作品がもつメッセージ性というか、
「伝えたい」!という作者の熱意を感じる気がする作品です。





Ernest Hemingway Bank (E.H BANK)

2007-02-09 | Weblog

神戸三宮の海岸通沿いにあるカフェです。
もともと銀行だった建物を改装して、カフェにしています。

だから建物の至るところに銀行だった面影が残っています。
金庫の扉とか幾何学的な造形の高い天井などなど…。

天井がとても高く開放的なので、
とても落ち着きそうなんだけど、椅子の配置が何か変で、
向かい?隣の席がちょっと気になった覚えがあります。


まあ店舗全体としては、お洒落な雰囲気を持っていて、
ある意味とても神戸らしいカフェだな~と思いました。


食べ物・メニューは……よく覚えてないなあ。
確かランチを食べたんだけど…カレーだったけな?


うん、美味しかったよ。たしか…


六本木 ル・コック

2007-02-06 | Weblog
東京に行った際に何度か訪れた、
ローストチキン?の専門店です。


ここは基本的にはお店はカウンターは席の数が少なく、
デリバリー?宅配などがメインらしいです。。

お店の場所はちょっとわかりにくくて、
何回か行ったけど、行く度に迷ってしまいます。


お店は本当にこじんまりとしていて、
マスターとの距離がとても近く、マスターもフレンドリーな良いおじさん。


主役のチキンの味は…かな~り、うまいです!
香ばしいしやわらかいし、骨の髄まで食べられるしね。


メニューはワインとサラダとチキンのセットで終了。
とてもシンプルだけど、純粋にワインと鶏肉が楽しめて、
逆にこれ以上はいらないと感じます。

でも実は隠しメニューもありです。


さらに運がよければ、ロースターが可動してますよ。
真っ赤になって動いてます~


安藤雅信さんのパン皿他

2007-02-04 | Weblog
昨日は一日中風邪でダウンしてしまって、
変な時間に起きたり寝たりで最悪でした…

今日こそはちゃんと休日を過ごすぞ!っと朝から気合入れて、
洗濯・掃除・料理もこなしました。


写真は朝飯…というには遅くなったので、ブランチの。
その器が以前紹介した安藤さんのお皿です。

パンが乗っかってるのは、その名もまんまな「オランダパン皿」。
なぜオランダ?と思うけど、まあとりあえず。

普通の皿と比べて、ふちが薄くデザインされていて、
ぱっと見ただけでも個性を感じさせてくれます。

以前紹介したカップ同様、いびつに感じる形状も
全体で見ると整ってる訳じゃないけど、
とても自然な佇まいを見せてくれます。

パンを置くと、またしっくりきます。

釉薬はカップ同様薄くて貫入が結構目立ちそうです。


もう一つの残り物で作った野菜スープが入っている器は、
これまた安藤さんの作品。

これは名前が…たしか「イタリアボウル」。
何でイタリアなのか、これもまあとりあえず。

パスタでも入れるのが安藤さんのイメージなのかな?

これは結構新しい作品なのか、
釉薬も結構厚めに塗られていて貫入は入りにくそうです。
あと、カップやオランダパン皿よりも肉厚でぽってりした印象を持ちます。

ちょっと他のシリーズとは印象が違ってますが、
しかしサイズ感なんかは本当に使いやすいですよ~

カレーにスープにパスタに。
何でも使えるオールラウンドプレイヤーっていう感じ。


僕は安藤さんの作品は、神戸三宮の海岸ビルヂング2Fの
器のセレクトショップ「草灯舎」さんで買います。

ここは、安藤さんの食器以外にも魅力的な器がいっぱいですよ~
是非是非。