DAILY DESIGN.

      

TRUSS PLANTER

2006-11-24 | Weblog

PULL+PUSH PRODUCTS.のTRUSS PLANTERです。
名前はそのままだけど、足元に丸見えになっている、
「トラス(三角形の連続する鉄骨構造)」構造が由来です。

素材はモルタルで窓の処理とかも凝っていて
しっかりとガラスも入っています。
う~ん、細かく作られててとても好きですね。
一見すると廃墟のビルみたいな雰囲気を持っています。

このプランターは外なんかにさらしておけば、
表面が汚れてきて、コケなんかも生えたりして、
これまたリアルになります。

うちのは生えている?植物が温室育ちなんで
雨の日とかは外に置いとけないけどね。
でも最近こいつがうねうねと色んな方向に曲がりくねって育っている。
主人に似てひねくれてるのか?いや、僕のほうがまだマシな筈!

という事で上記のようにとてもとても気に入っているけど、
一つ不満を挙げるとすれば「大きさ」かな?
ちょっとお金をケチって安いものにしたら本当に小さいものが。
そうです、自業自得なんですが…。
もう少し大きかったら満点あげるのになあ。

丸福珈琲店 in AKIBA

2006-11-22 | Weblog

珈琲がとりあえず好きです。
休みの日は一日で5杯は飲んでます。

外に出かけても絶対に一杯は飲んでるくらい。
特に美味しいのは早朝の一杯。
朝はいつも実家の両親が淹れてくれるんですが、
うちの親は二人とも珈琲の事となるとセミプロ級です。
そんな両親が淹れてくれるネルドリップの珈琲は、
珈琲の液体が血液に溶け込んでくのが分かるくらい
じわじわって染み渡っていくんです。
それがとっても気持ちいいんだよね。まあ本当には溶け込まないけど。

一人で家でも珈琲をいつも淹れるんだけど、そこまで美味しくは入らない。
何故か研究する(といっても試して珈琲を飲みまくること)と、
お湯の温度とか、ドリッパーの形状とかネルのほうが良いとかいろいろ発見するんですが、でも何よりも大きく味に関係するのは「豆」だ、ということに辿り着きました。

豆が焙煎してからすぐだったりすると、それだけでも全然違う珈琲が入ります。
もし常時珈琲を焙煎してくれるようなお店があれば是非焙煎したてを買ってみて下さい。きっと味が全然違うはず!

さて写真は大阪に本店のある「丸福珈琲店」の支店。
大阪が本店でここ最近までは大阪が何店舗かと
(よくわからんが何故か)鳥取に一店舗あるだけだったのに、
いきなり東京に進出です。場所はこれまた何故か秋葉原。

といってもメイドさんなんかはいません。場所はヨドバシカメラの中ですから。
大阪にある丸福はとても古いお店で、
きたなーい印象の店舗ばっかりなんだけどここは違いました。
↑大阪のそごう?の中の丸福は出来たばかりで綺麗でした…

店舗も内装もおしゃれーな空間になってます。
でも壁面にローマ字で関西弁ちっくな言葉が書いてあって意味不明です。
何か外人が無理やり覚えた日本語をしゃべってるような関西弁が…

丸福の珈琲の味は一言でいうと「めちゃ濃い」です。
さすが関西というくらい醤油みたいに濃いけど、
飲んでいくうちに濃いけどすっきりしている事に気づく。

すると、濃いっていう印象がなくなってくるから不思議です。
後味のすっきり感が結構心地よいです。
それから飲み終わった後にはとても満足感があります。

ここの珈琲はその初対面の印象によって好き嫌いが分かれそう。
もちろん僕は大好きですが。

その濃い珈琲には横のお皿に乗っている自家製の「ラスク」が絶品ですよ~
是非おためしあれ。。。

Google Earthみたい。

2006-11-20 | Weblog
相方のお姉さんからのいただきものです。
いっつも旅先で面白いものを見つけてはお土産にくれるんだけど、
これ最高!やられました!

その名も「立山黒部アルペンルートチョコ(勝手に今命名)」!
空から見た山脈をチョコでかたどった商品です。
う~ん、アホや(笑)

でも画一的な格子状の板チョコよりもずっと好きですね。
食べにくそうに見えながらもチョコは
山脈の形に沿って割れやすくて問題なしです。
そこまで考えてのアルペンルートの採用なんだと思います。
いや絶対違うか。

でも板形状の中にアルペン?立山黒部のランドスケープを表現して、
それをチョコレートと組み合わせるというアイデアは違和感なくて
ストレートに納得してしまいました。


話は変わるけどこういう山脈とかを見ていると、
グーグルマップとかアースをイメージしてしまうなあ。

最近のグーグルマップ知っています?
少し前から衛星写真解像度も少し精細になって、
しかも日本地名に日本語表記もされてます。
グーグルの検索欄に住所を入れるとその地図にダイレクトに移動できます。
http://maps.google.co.jp/

う~ん、便利です。
使ったことない人はぜひどうぞ。

普通の地図としてももちろん使えます。
あ、あと行ったこと無い地図を見てたら擬似旅行体験が出来るので是非。

兵庫県立美術館

2006-11-19 | Weblog
ちょっと前に兵庫県立美術館に行きました。
今もまだしているけど、ちょうど「エコール・ド・パリ展」がやっていた。
ついでに行ったのもあって、
あまり期待していなかったけどすばらしく良かったです。

20世紀前半のパリはとても華やかで、
才能のぶつかる場所だったのかな~などど勝手な想像がでてくるくらい、どの作品も個性的でよかった。

個人的な意見でなんだけれど、
今の芸術の考え方とこの時代の芸術に対しての考え方を比べて考えると、
今はとても表層的で刹那な考え方な気がした。
エコール・ド・パリ展の作品は作風や表現方法は違えど、
何となく一貫した時代の景色やら生活する人が見える気がするのに、
今の現代美術は「面白さ」「奇抜さ」とかいう、
一瞬の感情的なものしか見えない気がする。

もちろんそれが悪いとはまったく思わないし、
そういう普通に生活してる上で気づかない視点を表現するっていうのは見る人にもとても良いとは思うけれど、この展覧会みたいに100年近く経ってから作品を見た時に、見に来た人は何かを感じ取れるのかな?と疑問に思ったわけです。

デザインっていう仕事もその時代に合ったカタチ(造形やら顧客のニーズ)を作っていくけど、もっと大きな流れを感じて、ずっと美しいと思われるようなものを作っていきたいものです。
まあ会社に居るとなかなかそういうデザインは聞き入れられないけれど。

写真は兵庫県立美術館の地価駐車場へ向かう階段。
この建築はスケールが大きいんだけど、
こういうディテールには安藤さんらしい狭い狭い空間が活きています。
この階段、どってことないんだけど好きなんです。
ただ駐車場とつながるだけの階段なのにとても存在感がある。
何故だろう?

いつもここを通るたびに「何かもっと使用目的がある筈!」と思うけど何もない。
ふと思ったんだけど、建築にも美術にもデザインにも必要なのは
「ユーザーに考える余地を与える事」なのかも知れませんねえ。

cafe-neeにて

2006-11-17 | Weblog
最近行ってないけど、
近所にあっていつも通いたいカフェ、それが「cafe-nee」だ。

店は一階二階とあって、一階はカウンター席で、
二階はテーブル席と窓際に長細いテーブルと椅子が横にならんだカウンター席みたいなのが一つあります。

内も外も普通の古いアパート?を改装したような
素朴で飾り気のないカフェだけど、
音楽はボサノヴァが流れていて、綺麗な写真の本やらが置いてあり、
とても時間がゆっくりと流れてくれる気持ちの良いカフェです。

人も結構少なくてゆっくりできるのも良いです。
僕がいつも座る窓際の席は、ちょうど外から見える店の唯一の表情となっています。
でも基本的にはその店の存在自体が
周囲の住宅なんかに溶け込んでいて見えないんだけれど。

いつも行くのは昼時で、注文は「今日のごはんset 650円」
本日のスープと一品、サラダ、白ゴハンといったシンプルさだけど、
バランスも良くて何より安くて美味しいんです。

最近は週末も忙しかったから行っていなかったけど、
明日は久々行こうかな?と。

写真は料理を載せようかと思ったけど、やめて窓際のお花。
何かこのお店らしい花だな~と思って。

骨折

2006-11-14 | Weblog
タイトルは自分のことじゃなく、実家の犬ミミの話。

二ヶ月くらい前に実家から電話があって、
ミミが前足を骨折したと連絡がありました。
骨折する一ヶ月くらい前からちょっとびっこを引いたように歩いていたので、
なんかあるのかな?とは思ってたのだけど、いきなりの電話にびっくり。

しかも変な折れ方で、
レントゲンを撮って見るとどうやら「腫瘍」が出来ていて、
骨がスカスカになっていたらしい。

お医者さんの話では骨の癌らしく、肺などの臓器に転移する可能性がとても高くて
長くても3ヶ月くらいだろうという話でした。

それからは今実家から離れたトコにすんでいるんだけれど、
出来るだけ毎週帰って犬と遊んでいる。
日中は庭で過ごしているんだけど、庭に出て体を撫で回したりしてます。

彼女(メス犬)が実家に来てからまだ8年。
まだまだ若いだろーと思っていたんだけど、
犬に限らず生き物にはいつどこで何があるか分からないもんです。
もっとじっくりと世話してあげたら良かったなあと今更ながらに残念です。

でもでも、宣告から今2ヶ月が経過したけど彼女はめっちゃ元気です。
写真の包帯も食いちぎって今は生足?を出しています。
それでその折れた前あしで「お手」をしてくるのです。
それがまた可愛くて、でも何かせつなくなってくる。
痛くないのか?と思いながら手を軽く握ると
得意げに何回もお手してくる可愛いやつです。
そういうのを見てると悲しいけど、
一緒に居れる時間をミミが楽しく過ごせるようにしてあげようかなと。

毎日は会えないけど、これからも出来るだけ週末に帰って
遊んであげたいなと思う今日この頃ですた。

ミミ、がんばれよ~痛かったら無理するなよ~

東京デザイナーズウィーク

2006-11-07 | Weblog

10月31日から11月4日まで東京のデザイナーズウィークに行ってきた。
毎年この時期に行われるこのイベントは年に一回のデザインのイベントだ。

東京には一年のうちに何度が行くのだけれど、
この期間は東京の至る所でいろんな「デザイン」と出会えるのです。

純粋に、そしてストレートに様々なデザインに触れることが出来るのです。
今年も例年に劣らず各地でデザインの祭典が開かれていました。

今年は今までで一番長い期間見てきました。
まずは「疲れた」の一言。でもそれと同じくらい「充実」してました。
去年と比較して今年は何となく商業色が強いかな?と思った(当然だけど)。
コンテナのいくつかは見ても「?」な、見ても意味ないところもありました。
デザインが大衆的になっているのは歓迎するけれど、
ただの宣伝しかしないようなものまで展示するのはいかがなものかな。

そうはいってもどの商品・作品も刺激になって良かった。
特に日常仕事で携われないインテリア関係が多いのもうれしいですね。

でも今回一番楽しかったのは大学の友人と合流して会場を見たり、
話したりしながら「あーでもない、こーでもない」言ってたことでした。

デザインって、仕事としてやる時はスタイリングやコンセプトに対して色々と指示があったりしたりするけれど、
そこにはとてもじゃないけど、そこに楽しさを感じることは少ない。
いや、楽しさを感じないということじゃなくて、その指示やら話にデザインに対しての感情・気持ちがない気がする。
表面的な形状やら作られた公式に則ってのモーションじゃ楽しくないよなあ。
まあ作り上げて達成したことに対しては満足感はあるけれどね。

今回みたいに同じものを見て、
それに対して自分で気づかない視点や意見がもらえるっていうのは
やっぱり大事だな~と再確認でした。

ありがとうみんな、これからもよろしく。
来年は何かすごいものをカタチにしませう!!

写真は色々撮ったんだけど、これと絞るのもできないので建物で。
「TIME & STYLE」さんだけど、この建物大好きです。
特に一番上の階がとても気持ちいい。

道路沿いの窓からは燦々と太陽が照らして、
反対側には小さいけど開放的な庭が…ああ、こんなところに住みたいなあ。