DAILY DESIGN.

      

PEUGEOT RCZ

2010-05-24 | デザイン

先日プジョーがスポーツクーペ「RCZ」の予約受付を開始しました。

RCZは2007年のフランクフルトショーにて発表したコンセプトカー「308RCZ」を
具現化したモデルで、プジョーとしては初の数字での車種表示をしていないモデルになるのじゃないかな?
このRCZ、大きな特徴になるのがそのスタイリング。



まず最も目を引くのが「ダブルバブルルーフ」ではないでしょうか。
これはルーフからリアウィンドウにかけてガラスにふくらみを持たせた処理。
通常退屈になりがちな天井面に抑揚をつけるだけでなく、
もしかしたら空気抵抗や騒音対策なんてのも考えているのでしょうかね。。

というのも国産車やその他クルマでも、
結構天井面に抑揚を持たせてるクルマもあるんですよね。
例えば新型のプリウスもルーフ部分はうねったような処理になっています。

でもここまでダイナミックに造形した量産車は無いと思います。
その抑揚感がクルマ全体のスタイリングの良さを際立たせているように思います。


あと個人的にサイドシルエットの美しさが好きです。
ピラー部分のメリハリの利いたアルミ素材のすーっと流れるライン、
前後のボリューム感あるフェンダーの張り出し部分も綺麗!
TT初代の時に感じた一体感あるスタイリングを進化させたような、
どこから見てもかっこいいなあ。。


さてそんなRCZ、お値段は結構します。
いや、ガチンコでライバルであるシロッコやTTと比較すると、
逆にリーズナブルかも!

日本市場に導入されるモデルは6段AT(右H)と6段MT(左H)で、
ATモデルが399.0万円、6MTモデルが423.0万円。

おお~結構安いな!
ちょっと検討してみようかな(嘘)


荒川修作さん死去

2010-05-21 | デザイン
※古い写真ですが、遍在の場・奈義の龍安寺

前衛美術の旗手として活躍した荒川修作さんが亡くなられたとの事。
73歳。う~ん、まだ若いのに何と残念な事だ。

荒川さんといえば、世に様々な表現で作品を残しているけど、
個人的に思い入れのある作品はと言われれば、
岐阜県の養老町にある、養老天命反転地、
そして岡山県の奈義にある遍在の場・奈義の龍安寺でしょうか。


特に鳥取からもクルマで1時間とかからない奈義の龍安寺は、
何度行った事だろう、と思うくらい行きました。

荒川さん以外の展示されている一つ一つの作品も見ていて興味深いけどその中でも、
順路の最後に現れる荒川さんの作品は、
精神的にも身体的にも訴えかけてくる作品でした。

とても緻密に考えられている作品の構成や空気感の為か、
現実よりもリアリティのある空間体験、でも夢のような非現実的な構成に、
何とも言葉にしづらいけど、あの場所には何度でも味わいたいと思わせる、
「特殊な感覚」があるように思います。
そして、いつもとても考えさせられる、考えたくなる。

そういう作家ってなかなか少ないんじゃないかな。
ジェームス・タレルさんにも似た感覚を感じるかな。
いや、でもあんなに洗練されていない。もっと人間臭い表現で、
それでいて濃密なメッセージが込められている大きく濃い作品群。

岡山のへんぴな場所にあるけど、たくさんの人に見てもらいたいです。

荒川さんのご冥福を御祈りします。

万博バンザイ、万博バンザイ

2010-05-20 | Photo(old)

大阪万博記念公園にて。
あまり撮らないカットで撮ってみた。

岡本太郎作のあの有名な塔、太陽の塔の(背中)
太陽の塔には3つの顔があって、過去・現在・未来を表す3つの顔を持っている。
ちなみに写真の背中の顔は、過去を表すらしいですよー。

それぞれ印象的な表情をしてるけど、
この悪そうな黒い顔も結構好きですね、太陽の塔。

でも太陽の塔って、同世代の人間には万博というより、
20世紀少年のインパクトが強いですけどね。

出雲大社前駅

2010-05-17 | デザイン

出雲大社のすぐ近くにある、その名も「出雲大社前駅」
う~ん、まんまやん。昔は大社神門駅という名前だったらしい。

昭和5年に開業した一畑電車大社線の駅なんだけど、
出雲大社という日本の古代の神殿の最寄り駅とは思えないくらい
近代西洋を思わせる不思議なデザインをしている。

変わってるのは外観だけでなくて、中も相当凝っている。



意外と凝ったインテリアは、教会のようなピンとした空気感と、
銭湯のようなほっとする感じ、そしてやっぱり駅の持つ流れのある空間、
色んな表情を持っているような雰囲気を感じた。
個人的に好きなのは時刻表。



ちょっとステンドガラスの光りが映りこんでしまったけど、
手書きのフォントとロール状に回転する時間表示部、
木で出来てるっぽい枠を含めてどこかほっこりとした気分になった。
駅舎のデザインともよくマッチしてると思います。

改札の奥に見えるのは、映画「RAILWAYS」の上映にあわせて展示してある、
日本最古級車両「デハ二50形」じゃないですか。
適度にコンパクトでおしゃれなデザイン!



ここ出雲大社前駅は平成8年に国の登録有形文化財建造物に登録されたの事。
出雲大社も良いけれど、ここ出雲大社前駅も話のネタに一度見てみてください。

ついでにクラシカルな香りもするマイカーを駅前に止めてぱしゃり。


何となくマッチングが良い…ような?

sony NEX-5/NEX-3

2010-05-12 | デザイン

ペプシじゃないですよ~あんまりいい品名じゃないなあ。
先日ソニーから世界最小のレンズ交換式デジタルカメラ、
「NEX-5」「NEX-3」が発表されました。

マウントは従来のαマウントでなく、新設計のEマウント(!)
また新マウント!?という気にもなってしまいますね。
マイクロフォーサーズもそうだけど小型化の為とはいえ、
規格が増えすぎるのも考えものだよな、とぽつり。

ちなみにEマウントの「E」はフランジバックが18mmらしく、
18mmの「Eighteen」から来てるらしいです。


さてトピックはその大きさでしょうか。
APS-Cサイズ相当の撮像素子を持つにも関わらず、
パナソニックやオリンパスのMフォーサーズよりもコンパクトなのが驚き。
ノイズ、画質的な観点からもMフォーサーズよりも有利なんじゃないでしょうか。

NEX-5/NEX-3とも基本スペックは同じで1,420万画素のCMOSセンサー。
大きく違うのはムービー撮影のスペックで、NEX-5はフルHDに対応との事。


デザインは両方とも非常にコンパクトに見えます。特に上部です。
天面のエッジを大きく絞り込んだ処理が結構効いていると思います。


細かく見ていくと両者のデザインの方向性が結構違うと思いました。
NEX-3は角のグリップの緩やかな面形状や角アールも大きくデザインしてるので、
若干柔らかい印象で、従来のカメラらしい表情をもっているかな。

NEX-3

対してNEX-5のほうはアールも小さめで、形状で絞れる部分は極力絞り、
無駄の無いスタイリッシュな印象です。
特にレンズ周りはNEX-3よりも上下を絞りこんであり、
レンズのマウント径のほうが大きくなってます。

NEX-5

こういう処理は今までのデジタル一眼レフではなかったようなデザインかな。
むしろコンデジで見られたデザインかもしれないですね。
今までの同じようなデザインばかりだった一眼デジカメでは、
かなり新鮮ではないでしょうかね?


液晶は3型ワイド92万ドットの「Xtra Fine」液晶モニターを採用しており、
α550と同様のチルト機構も備えているとのこと。
このコンパクトさでチルトできるのは使用シーンが広がるのでは。


そしてレンズも同時に3本が発表されました。
レンズの描写なんかは分らないですけど、仕上げはかなり良さそう。
銅鏡はアルミで(写真を見る限りでは)かなり輝度感ある仕上がり。
また縦めのローレット加工も非常に細かくて他社製のレンズよりも
精密感あって魅力的です。


個人的にはもう少し標準画角のレンズ希望ですね~
実際に触ってみないと分りませんが、デジタル一眼も各社から
魅力的な商品が出そろい、悩みがつきません!

sony NEX-5/NEX3

floresta ダージリンドーナツ

2010-05-11 | グルメ

大阪で自転車散歩の途中に寄ったドーナツ「floresta」
そこで注文したのがホットミルクとダージリン紅茶を使用したドーナツ。

フロレスタは素材の自然な味を生かすため、
出来るだけ余計なものを使用しない自然派ドーナツ店。
素朴な味わいだけど、どことなく懐かしさを感じる風味です。

最近は百貨店にも入っていますが、本店は奈良にあるのだそう。
僕はちょこちょこ散歩の途中に寄ってます。
ひそかにマイブームなドーナツ屋です。

ドーナツのフロレスタ