DAILY DESIGN.

      

琵琶湖

2007-01-31 | Weblog
久々の琵琶湖はやっぱり広かった。

友人の車で駅まで送ってもらう途中に湖岸を撮った一枚パチリ、

琵琶湖周辺に住めるってとても羨ましいなあと思った一日でした。
昔住んでたのにほとんど行かなかったな…もったいない!


話は変わるけど、たしか昨日ニュースでやっていたんだけど、
02年から05年までの間に、南極の氷が1年で平均して
琵琶湖5.5個ぶんずつ溶けてるらしいです。

あのでかい琵琶湖が5個以上も溶けてるとなると、
本当に何十年後かには日本なんて沈没してしまいそうだ、と。

かっこつけて言うわけじゃないけど、
何か自分が出来る事からやっていかないと、
本当に取り返しのつかない事になってしまうかもね。

Gustavsberg BIRKA

2007-01-28 | Weblog

Stig Lindberg作の珈琲カップです。

カップ部分、取っ手、ソーサーの受け部分の造形等の
形状のあらゆるディテールに丸いモチーフを持たせて、
全体的にとてもやわらかい雰囲気を持っています。

カップやソーサーのふちは大きいアールをしているので
口当たりもとてもやわらかいです。

素材はカイフランクのティーマのようなつめたい白じゃなくて、
クリーム色のような白に、細かい粒々が入っています。

そんなやわらかい印象ばっかりで全体がだらだらっとしそうな所を
藍色の太さを変えた複数のラインでカチッと抑えています。
(写真では黒or茶色に見えます)


でもやっぱりどこから見てもやさしいデザインです。
大きさも、コーヒー飲むには、ばっちりの大きさです。


Lindbergの仕事は造形にしても彩色にしても、
一貫して高いセンスを感じます。

その感覚はあまりに自然で、例えばカップを手に取ったときに
もうその色や形に納得してしまう感じ。
昔から持っていて、ずっと使っているような感じ。

シトロエンSM

2007-01-26 | Weblog

トミカから昔発売された事のある外国車シリーズの一台。

発売は僕が生まれる2年前と裏に表記されてます。
子供の頃に親父に買ってもらった記憶があって、
子供の頃すごい大事にしてた一品だったと覚えているのです。

あまりにも好き過ぎて、いつでも持ち歩いてました。
子供の時分なんで、そりゃもう落としたりテーブルでぶーぶーしながら
床に転落させたり外のアスファルトを走らせたりで、
覚えてる子供の頃のこのミニカーは塗装が天井まで取れてました。
んでいつの間にか母親が捨てていました。

うちの母親は捨てるの得意です。


そうこうして数十年経った去年、
ヤフオクをふらふらっと見てたらこいつを発見です。

もう迷うことなく落札。
そして手元にやってきたのです。

何十年ぶりかに対面したこいつは…こんなデザインやったっけな??
何か疑問が残るけど、とにかくかっこいいシトロエンのデザイン。

今もだけど、シトロエンのどこか他社とは一味違うこだわりが好きです。
最近のプジョーはドイツ車気質を感じてそうでもないけど、
ルノーといいフランスは何かいつも新しい感性を求めてる気がする。

それにしても昔はシトロエンてメジャーな車だったのか?
トミカがシトロエンを商品に選んだのがすごいな~と。
最近のトミカではありえないです。

もうメジャーな車ばっかりだからね~。

トミカさん、また外国者シリーズ復活させてください!
ベンツとかポルシェとかばっかじゃなく、
フィアットとかアルファロメオとかシトロエンとかも。。。

ビリボー知ってる?

2007-01-24 | Weblog

正月に大学の友人と行ったボーリング場にありました。
名前のとおり、ビリヤードとボーリングが合体した遊びです。

長々説明するよりも、写真を見てもらえれば一目瞭然ですが、
細長ーいレーンの先に小さいピンが10本立ってて、
それにめがけてビリヤードの要領で玉を突いて倒します。

ボーリングと同じく10ゲーム?あります。
もちろんストライク、スペアー、ガーターあり。

…やってみた感想として、やっぱり変な遊びでした。
何か違和感ありです。でもそれなりに楽しめましたけどね。

よくこんなん思いついたな~とは思うけど、
最良ではないかな…おしい!

もしアミューズメントパークに行ってあったら一回はトライです!

※ググッて見たら一応HPらしきものがあった。
http://www.c-dic.co.jp/billibow.html

安藤雅信さんのコーヒーカップ

2007-01-23 | Weblog

お気に入りの陶芸家・安藤雅信さんのコーヒーカップです。
飾り気のない素朴な形の中に、とても美しい表情を持ってます。

薄くていびつなカップ形状にお洒落な取っ手のデザイン、
全てを合わせて、このデザインが完成している気がする。
どれか一つが狂うとまたこの雰囲気は出ない気がするのです。

このバランス感覚はなかなか難しいんじゃないかな~。
確信的にやろうとしても僕は出来る自信がないです。
もう結構長い間使ってるけど、ずっと飽きないデザインですよ。


ところでこのカップ、こうやって見てるだんにはいいんだけど、
使うと結構心配事があります。

一番の心配事は器の内側。
写真を見てもらってもわかると思うけど、
貫入(かんにゅう)がたくさん入ってます。

貫入とはいわゆるヒビみたいなものだけど、
使用には別段問題はありません。

ただ、これだけ器部分の薄さが目立つ食器だと、
なんとなく不安が残るんですよね~。
あと、貫入自体もとても目立つので何か気分的によろしくない。

特に最近、一気に増えてきた気がするもので…。
使い込んだ味だと思えばいいけど、何か心配。。

ほかの安藤さんの食器はそうでもないんだけどね~

LINN MIMIK,LK-140,Marantz#7

2007-01-21 | Weblog
音楽が生活にどうしても必要です。
家で飯を食うとき、車に乗ってる時、仕事をしてる時、寝る時。
何をする時にも音楽を聴いています。

その時々で聞く音楽は全く違うけれど、
やっぱり音楽っていうのは心を動かす何かがあるのかもしれない。

今家で聞いている音がとても綺麗です。
ずっと気になっていたオーディオブランド「LINN」を導入してからです。
初めはCDプレイヤー、次にパワーアンプ。そして今回スピーカー。
ようやく一通り揃いました。

音はとても自然でクリアーな音を出します。
聞く曲によってはスピーカーの存在が消えてしまうくらい。
音の解像度もかなり高くて「こんな音入ってた?」と思う事もしばしば。

また、音のさることながらデザインも大好きです。
日本の製品にあるような高い素材と表面処理を施した「高級感」という
表現ではなく、とてもシンプルでクールなデザインです。
でもぜんぜん安っぽくない。インテリアにもとても合わせやすい。
この辺がデザインする中でとても難しい所だと思います。
素材でそのデザインの高級感とか品質が決まるって言うのは
(極端にいえば)無いと思ってますから。
でも一つ苦言を言うなら、
CDのトレイ(CD入れるトコ)の色が本体とかな~り違うのがマイナス点。

細かいデザインのディテールでは、
ボタンやスイッチも音に悪影響を与えないように(と聞いた事がある)
出来るだけ少なくなっています。とても潔いデザインで飽きないですね。

最近プリアンプが壊れて親父のマランツ借りてます。
これはこれで名機なのでずっと借りていたいけど、
早く返したい(壊したら怖い)という複雑な気分。
出来るだけ早く新しいのを探さねば~

全く人間の欲望は底抜けです。欲しいものが次から次へと湧いてくる。

でもでも、デザイナーはやっぱり自分の生活スタイルを持てないと、
人が驚いたり感動してくれるような良いモノを創れないと思ってます。
色んな事して色んなもの見ないとね。よし、オッケー!

…何か自分で書いてて半分言い訳みたいやな~と。
写真、変な写真になってもた…

Gustavsberg COQ C&S

2007-01-20 | Weblog

お気に入りのコーヒーカップの一つです。
デザイナーはStig Lindbergというスウェーデンのデザイナーです。
現在の日本の北欧ブームの火付け役になった人だと思います。
※有名なのが葉っぱの模様で有名な「BERSA」シリーズ。

このCOQというシリーズはBERSAほど人気はなかったけど、
全てにおいてレベルの高いデザインです。
中でも個人的にはポットとこのコーヒーカップがお気に入り。
でもポットはオークションでも値段が結構高く、買うに至らずです…

カップがデザインされたのが60年代から80年代半ばごろまで。
これはおそらく最後のほうかな?と思います。
この頃の食器は工業製品にもかかわらず、一つとして同じ表情のものがないのが特徴的です。
表情というのは釉薬の「乗り」だったり、表面にぽつぽつがついているけど、
その辺の表情だったり、カップ底面の高台?の形だったり、
選ぶだけで結構楽しいものです。

僕の買ったものは釉薬が濃くなく、でも薄すぎない、
ぽつぽつは結構多めについているものです。
裏のCOQシリーズを現すニワトリマークもくっきりです。

それにしても本当にこの形は綺麗だな~。
取っ手の形からカップの口当たりまで文句なし!
もうこの時点で一つの完成されたデザインをしていますね。

こんなデザインをしたいな~!


似てると言われてます

2007-01-15 | Weblog

新薬師寺に行ってきました。
今回が2回目だったんだけど、
有名な十二神将の姿と有難いお言葉を頂いて来ます。

帰りにいつも「パシャ」と撮るこのカエル。
目の離れ具合がよく似てると言われてます。よく考えればひどいよね?
でもいつもこのカエルを見て何故か和みます。
仲間意識というか何か共感するところがあるんかも…


ということで、年に一回くらいお寺・神社も良いものです。
みなさんはどこか行かれました?

雑煮

2007-01-13 | Weblog

うちは両親の出身が関西と九州なので、
正月はいつも二種類の雑煮を食べます。

九州はアゴダシでブリの入ったすまし系雑煮。餅は丸型。
関西はアナゴが入った白味噌系雑煮。餅は同じく丸型。

どちらもとても美味しいけど、
個人的にはすまし系の九州のが大好きです。
見た目も関西風は何かねちゃこいからお正月という、
華やかなイメージが湧きにくくてどうもしっくりこない。
工夫を凝らした具材が見えなくなるのも個人的にマイナスポイントなのかも。
いや、白味噌も大好きなんですけどね。

それにしても、親の出身や今住んでる所によって
雑煮の中身が全然違うっていうのはなかなか面白いね。

方言にしてもそうだけど、日本って狭い国なのに、
ちょっと場所が変わるだけで風土性がころっと変わる。
またそのそれぞれの違いが結構個性を持っていて、
しっかりと「違い」を感じるところが面白い。

でもクルマで移動してる時には新しい街に着いても、
全然そんな気にさせてくれないのは何故だろう?
もっと各地域の風土性を活かした街づくりを、
各自治体の人には考えてもらいたいものです。