9月17日(祝)は敬老の日。
9月に入り、街では特設コーナーが用意されるなど、「敬老の日商戦」の盛りを迎えている。
母の日のカーネーションといった定番のプレゼントがなく、何が喜ばれるか考え込んでしまう方がいらっしゃるかもしれない。
先日、手にした通信販売のパンフレットに、プレゼントをもらう方に喜ばれそうな和歌山県の特産品が掲載されていたので、紹介したい。
郵便局株式会社が企画する「敬老の日ギフト(中国)」。
中国地方版でありながら、中田食品株式会社(田辺市)と郵便局のオリジナル企画で作られ、紅白の個包装に寿の字が大きく印字された「紀州産南高梅敬老の日詰合せ」をはじめ、株式会社紀和農園プロダクツ(和歌山市)の「たねなしあんぽ柿」や「高野山ごまどうふ」などが掲載されている。
中国5県の特産品を中心とした取り扱いのなかで、敬老の日にふさわしく、お年寄りに喜ばれる和歌山県の味を提案、発信され、賞味される機会があることを頼もしく感じると同時に、和歌山県には豊富な食材、伝統のある食べ物が多く、他県の人に望まれるものが多くあることを再認識させられた。
果物を例にあげると、紀の川市の中村愼司市長の「紀の川市は、バナナとパイナップル以外はなんでもとれる」という言葉が印象的だ。
和歌山県のフルーツ王国ぶりは全国に誇れるもの。敬老の日のプレゼントから日々の贈り物まで、魅力ある地域の食材を活用してほしい。
(次田尚弘/広島)