日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

製造業と、サービス業

2011-08-22 07:42:35 | Weblog
今の日本はサービス業が、雇用及び国内生産の70%を占められてしまったので、円高歓迎と言われています。

しかし、サービス業は日本国内だけの競争なので様々な規制に守られていると言えなくもありません。

タクシーや、床屋は国内だけで競争していればいいわけですが、海外のタクシー業者や、床屋さんが自由に商売できるようになれば、事情は変ってくるでしょう。

サービス業といっても、自由化された業界は悲惨なもので、保険業界、航空関係など、かなり食い散らかされてしまいました。

医療や介護は、まだ規制で守られているから(外国業者に事業所の許認可を与えていない)、比較的安泰です。

韓国との文化交流を自由化してしまえば、現在のようにウォン安高円では、安い韓流スターや安いドラマを大量に入れざるを得なくなるのは当たり前で、昨日デモが行われたフジテレビだけの責任ではありません。

製造業も関税が高かった時期は安泰だったわけで、結局、製造業だろうが、サービス業だろうが国が守っていこうという心意気がない限り、だめになってしまうということです。

国を守るということは、円安賛成、規制緩和反対、自由化反対というスタンスです。

製造業も、サービス業も関係ありません。

僕が働いてきた農業や、工業など、人は素朴だが労働者の学歴の低い、世の中の事情が分からない業界から、メディアに叩かれて、自由化されて、関税引き下げられて、順番にやられてきました。

有権者のみなさん、もう騙されないようにしましょう。

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