日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

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2015-03-03 06:28:14 | Weblog
ウクライナの場合、内部被曝に気をつけている人でも、時間が経過するにつれて9割以上が根負けして食べてしまうようになるというのですが、たまに外食してもそれ以外の食事を気をつけていれば被曝量が下がる可能性があります。

1000ベクレルを1回だけ摂取して長期間0ベクレルを厳守した場合などは、綺麗に体外排泄されるからです。

しかし、一日1ベクレルを摂取していても慢性被曝になるのであり、10ベクレルを摂取する人の場合は、大凡2年半で1400ベクレルの内部被曝を受けてしまいます。

10ベクレルは国の基準値から言って、相当低い数値ですが、関東平野、東北、太平洋沿岸の殆どの食物がこれを超えています。

だからアメリカでは飲料の基準値は0.1ベクレルなのであり、日本の1000分の1です。

だから、毎日の食事は大切なのであり、コメのように一日3度も体内に入れるものについては不検出のものを選定する必要があるのです。

昨日大手スーパーマーケットで宮城産のひとめぼれが、10キロ2000円で叩き売られているのを見ましたが、かつてのブランド米が売れなくなっているのは、多くの人が気を付けている証左です。

東日本の食品の多くは海外で輸入拒否されていますが、我々日本人だって、チェルノブイリ産の野菜が店頭販売されていれば、買う人は殆どいないでしょう。

原発事故被災後に日本独自にできた食べて応援文化の元になる動機は、「健康より経済」です。

被曝と健康被害の因果関係を証明しにくいことと、統計を取ってからではないと、確実なデータを得られにくいことを逆手に取ってパニックを防いでいる一面もあるのでしょうが、体調を崩すことが分かっていて、わざわざ積極的に共有されている要件を飲む必要はないのです。

逆に、放射能が不健康であるという情報が共有されてしまうと、北海道産、九州産の食べ物は一気に供給不足になるので、私がこの記事を書いているのも可笑しいのですが、不道徳は嫌いなのでやはり書いてしまいます。

日本においても、今なら、比較的安価で私でもベクレルフリーの食材を入手できるのですが、北海道米のゆめぴりかや、ほしのゆめの価格は5キロ3000円近い高い米となっており、ノルウェー産の鯖缶は、1缶200円~500円であり国産の倍以上の価格になっています。声には出さずとも、食品に気をつけている人が少しずつ増えているようにも感じられます。

包括的なデマゴギーで国民を抑えられることが判るまで、政治家でさえ、これをどう取り扱っていいのか分からなかったのですから、私達が、わざわざそれに付き合う必要はないのです。

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