選挙フェスは、未来の選挙

統一地方選挙立候補者の皆様お疲れ様でした。笹岡ゆうこさんの選挙最終日は、私にとっても初の選挙フェス体験でした。ああいうラップのノリが、今後、選挙に行かない有権者の得票を集める手法なのかも知れません。山田正彦先生は年下の私たち以上に頭が柔らかいので、ああいった若者たちの選挙に付いていけるのです。

三宅洋平さんは炉端政治塾で夜通しで朝まで話したことがありますが、大変な読書家で、反ＴＰＰ、脱原発、反消費増税、反戦など、まったく方向性は間違っていません。そういう感性をラップの歌詞にのせて、DELIさん、三宅洋平さんが歌っていました。山田正彦先生も、真剣にTPPの話をマイクで訴えていました。

若者が選挙に関心がないと文句を言いながら、あのやり方が気に食わないと言っているようでは時代遅れです。その古い感性が、選挙に無関心な層を大量生産させているのです。

ママデモの主催者の方々も、プラカードを持ち続けるというつらい仕事を最後まで責任を持ってやっていました。彼女たちは、ママデモをきっかけとして、現在反ＴＰＰ活動にも参加しています。政治参加には、きっかけが必要なのです。そして、政治に無関心だった層が、もの凄い行動力に出ることがあるのです。あの選挙の仕掛け人、斎藤まさしさんも来ていましたが、彼もかつては政治に無関心だったそうです。

吉祥寺は駅前に人通りの多い街で、若者の多い街だと感じました。

選挙フェスが終わって駅へ向かう途中、吉祥寺駅にいた自民党候補者には、ほとんど話を聞きに来ている人はいませんでした。若者をどんどん貧困に追いやっている自民党が、若者に顔向けなどできるわけがないのです。