日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

消費性向が答えられない、菅財務大臣(笑)

2010-01-27 00:55:48 | Weblog
先ほどニュースを見て倒れそうになってしまったのですが、経済オンチの藤井裕久元財務大臣の後任である菅直人新財務大臣は、自民党の林芳正議員から、

「消費性向と、乗数効果の関係は?」という質問に、全く答えられない様子でした。

そこで議会は停止し、財務官僚のアンチョコを聞いてもシドロモドロ。

「おいおい、政治主導じゃなかったのか?」という野次が飛び・・・。

しまいには、林議員に「これ以上聞いたら、市場が暗くなるので止めておきます」とまで言われてしまう始末。

そういえば、財務大臣就任直後のNHKの番組では、「これからは財政を徹底的に見直す。消費税の議論もしていく」と言っていたので、まさかとは思っていたのですが、藤井裕久さんの遥かに上を行くスーパー経済オンチだったようです(オイオイ)

仙谷さんというのも癌ですが、経済のことは、亀井静香さんに全部やらせなさいって。


高橋知也『私大文系のマクロ経済学』より

<問題>限界消費性向が大きいとき、政府支出乗数の値は?

1.大きくなる 
2・小さくなる
3・変わらない

<答え> 1

(解説)政府支出乗数=1/(1-限界消費性向)ですから、限界消費性向が大きいとき→(1-限界消費性向)は小さい→1/(1-限界消費性向)は大きい、です。

分数の問題でした。