日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

素晴らしい番組情報

2009-01-29 23:59:28 | Weblog
1月31日(土)
午前 11時より 党代表代行 亀井静香が、TOKYO MX「西部邁ゼミナール~戦後タブーをけっとばせ~」に出演いたします。(再放送:2月1日《日》午前7時30分~午前8時)

2月6日(日)13:30~
読売テレビ 「たかじんのそこまで言って委員会」
丹羽春喜教授が、出演の快挙!

徳が源であり、財は結果としてもたらされるものである。

2009-01-29 12:50:21 | Weblog
「徳が源であり、財は結果としてもたらされるものである」

というのは西郷隆盛の言葉ですが、麻生自民党に景気回復ができるであろうか。

そもそも彼らに、「財」の前提である「徳」があるであろうか。

僕はずっと彼らを観てきましたし、彼らに「徳」など無いと断言できるどころか、悪事の限りを尽くしてきた人たちにしか見えないので、何にもできないような気がします。

アメリカのオバマは緑ニューディール政策から、イラク問題から、CIAの在り方から就任後わずか一週間で、次々と法案を出してしまう驚くべきスピードを記録していますが、クリントン時代には閣僚人事だけで1年もかけているので、歴代の大統領と比較しても大した人物だと言えると思います。

一方、麻生総理は解散もしないし、年内にやるといった定額給付金も年度内ですし、そんなんでも彼の所得は年に4000万円にもなります。一方のオバマは今の為替レートだと3600万円で、あれだけやっているワケです。国民に生産性を上げろといっている一方で、なんという生産性の低さでしょう。

首相が自分の利益だけを優先して、徳が無いから、国民の財となる景気対策もできないのです。第一、徳がないと、手足となって働いてもらうべき取り巻きたちも付いてこないでしょう。

以下、西郷隆盛の言葉。


徳が源であり、財は結果としてもたらされるものである。徳が盛んなれば財はおのずと足る。徳が衰えれば、それに応じて財も少なくなる。財とは、国家をうるおし、国民に安らぎを与えることにより生じるものだからだ。小人は自分を利することを目的とし、君子は民を利することを目的とする。前者は利己心により身を滅ぼし、後者は公の精神により栄える。
生き方しだいで、盛衰、貧富、興廃、生死がわかれる、慎むべきではないだろうか。
(西郷隆盛)


世人は取れば富み、与えれば失うと言う。
なんという間違いだろう。
農業にたとえよう。
けちな農夫は種を惜しんで蒔き、秋の採り入れを座して待つ。
もたらされるのは、飢餓だけである。
よい農夫はよい種を蒔き、その上、手入れを惜しまない。
五穀は百倍もの実りとなって増え、有り余るほどの収穫を得ることになる。
貯めることだけに執心する者は、収穫することを知っているだけで、植えることを知らない。
だが、仁政を行う者は植えることに精を出す。そのために収穫は、求めずとも訪れるのだ。

(西郷隆盛)