森永卓郎「構造改革をどう生きるか」より
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/131/
輸入小麦が高騰して、パンの値段は上がる一方だ。だが、それに対して米の値段は相対的に非常に安くなっている。
朝食でパンを食べている人は、ご飯に変えるべきである。ご飯を炊くのが面倒ならば、パック入りのレトルトごはんにすればいい。わたしは「サトウのごはん」を愛用しているのだが、安いときには1パック80円で売っている。保存がきくので、これを買いだめしておけばいい。
一家3人の朝食で240円。あとは味噌汁とありあわせの漬物とがあれば十分。カップラーメンが1個で百数十円もして、下手をすると200円を越えるかもしれないというご時世にあって、これは非常にお得である。
かつて池田勇人総理大臣は、「貧乏人は麦を食え」と言って物議を醸した(もっとも、実際にそんな言い方をしたわけではないらしい)が、それにならって、わたしはこう言いたい。「貧乏人は米を食おう!」
ちなみに、わたしはカップヌードルが大好物なのだが、最近は同じ日清食品から発売されているスープヌードルというものをもっぱら食している。
これは、100円ショップでよく売られており、カップの外観は同じだが麺の量が少ない。手元にある製品をくらべてみると、カップヌードルが77グラム、スープヌードルは64グラムと表記されている。重量比にして約8割といったところだ。スープ感覚で食べられるという売り文句だが、小麦粉の使用量が少ないので安くできるのだろう。
最初はだまされたような気分だったが、実際に食べてみると、幸か不幸か、一食はやはり一食として満腹感を得るのだ。これはお得である。
腹が減っているときは、スープヌードルとサトウのごはんで、ラーメンライスにするというのが、わたしの昼食の献立である。これで一食180円也。実に経済的ではないか。
(引用終わり)
基本生活費をキッチリ15万円と決めている、森永卓郎さんらしい記事です(笑)
僕も、レンジでチンのご飯は常時10パック以上ストックしていますが、白米だけではなく、五目ご飯、赤飯、冷凍食品の焼おにぎりと、飽きないように色々取りそろえているので、自炊の時間のない時などは、これらはとても重宝しています。
アルバイトで生活している僕の友人は、それでも高いと感じているらしく、米をまとめて炊いて、サランラップに小分けして自分で冷凍食品を作っているようです。
みなさん日々の仕事で疲れているのでお分かりでしょうが、この時代に仕事をして、家に帰ってそれからご飯を炊いておかずを用意しようなんて、大変な労力でしょう。インスタント食品と、レンジでチンの冷凍食品は、安価な食費に合わせて貴重な休養時間を、我々は買っているワケです。
思い起こせば、これからの時代はエタノール燃料だなんて、畑に人間が食えないサトウキビやトウモロコシなんかを植えて、自動車の方におまんまを食べさせてしまえば、人間が食べる小麦の生産高が減って、高くなるのは当たり前ではないですか。
世界中で小麦価格が高騰しているので、自給率の弱いフィリピンなんてパニックになっているそうですyo。
現在は、日本の商社が頑張って調達してくれているので、どうにか小麦を手に入れることもできるのですが、商社も「金さえあれば売ってくれる時代ではなくなった」と言ってるくらいで、これからどうなるか分かりません。現に輸出規制している国もあるわけですから。
しかし、日本がもっとも供給力を弱いとされている農業自給率の問題や、エネルギー問題だけは、しっかりやらなくてはならないのに、福田ちゃんを頭にする政府はな~んにもやっていません。
唯一コメだけは高い自給率を維持してこれたのですが、皆さん、貧しさに負けずに田んぼを守ってくれた、日本のお百姓さんに感謝ですよ。
さて、森永さんじゃないけど、我が家の冷凍庫には、半額セールの時に買った冷凍食品がパンパンに詰まっています。安い時に購入したインスタントラーメンも、乾物のパスタやソバやソーメン、コメや小麦粉など、たぶん一ヶ月分はスーパーに行かなくても、何かしら食料があると思われます(笑)
これからの家計防衛術は、貯金ではなく、食料の家庭内備蓄かも知れませんね。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/131/
輸入小麦が高騰して、パンの値段は上がる一方だ。だが、それに対して米の値段は相対的に非常に安くなっている。
朝食でパンを食べている人は、ご飯に変えるべきである。ご飯を炊くのが面倒ならば、パック入りのレトルトごはんにすればいい。わたしは「サトウのごはん」を愛用しているのだが、安いときには1パック80円で売っている。保存がきくので、これを買いだめしておけばいい。
一家3人の朝食で240円。あとは味噌汁とありあわせの漬物とがあれば十分。カップラーメンが1個で百数十円もして、下手をすると200円を越えるかもしれないというご時世にあって、これは非常にお得である。
かつて池田勇人総理大臣は、「貧乏人は麦を食え」と言って物議を醸した(もっとも、実際にそんな言い方をしたわけではないらしい)が、それにならって、わたしはこう言いたい。「貧乏人は米を食おう!」
ちなみに、わたしはカップヌードルが大好物なのだが、最近は同じ日清食品から発売されているスープヌードルというものをもっぱら食している。
これは、100円ショップでよく売られており、カップの外観は同じだが麺の量が少ない。手元にある製品をくらべてみると、カップヌードルが77グラム、スープヌードルは64グラムと表記されている。重量比にして約8割といったところだ。スープ感覚で食べられるという売り文句だが、小麦粉の使用量が少ないので安くできるのだろう。
最初はだまされたような気分だったが、実際に食べてみると、幸か不幸か、一食はやはり一食として満腹感を得るのだ。これはお得である。
腹が減っているときは、スープヌードルとサトウのごはんで、ラーメンライスにするというのが、わたしの昼食の献立である。これで一食180円也。実に経済的ではないか。
(引用終わり)
基本生活費をキッチリ15万円と決めている、森永卓郎さんらしい記事です(笑)
僕も、レンジでチンのご飯は常時10パック以上ストックしていますが、白米だけではなく、五目ご飯、赤飯、冷凍食品の焼おにぎりと、飽きないように色々取りそろえているので、自炊の時間のない時などは、これらはとても重宝しています。
アルバイトで生活している僕の友人は、それでも高いと感じているらしく、米をまとめて炊いて、サランラップに小分けして自分で冷凍食品を作っているようです。
みなさん日々の仕事で疲れているのでお分かりでしょうが、この時代に仕事をして、家に帰ってそれからご飯を炊いておかずを用意しようなんて、大変な労力でしょう。インスタント食品と、レンジでチンの冷凍食品は、安価な食費に合わせて貴重な休養時間を、我々は買っているワケです。
思い起こせば、これからの時代はエタノール燃料だなんて、畑に人間が食えないサトウキビやトウモロコシなんかを植えて、自動車の方におまんまを食べさせてしまえば、人間が食べる小麦の生産高が減って、高くなるのは当たり前ではないですか。
世界中で小麦価格が高騰しているので、自給率の弱いフィリピンなんてパニックになっているそうですyo。
現在は、日本の商社が頑張って調達してくれているので、どうにか小麦を手に入れることもできるのですが、商社も「金さえあれば売ってくれる時代ではなくなった」と言ってるくらいで、これからどうなるか分かりません。現に輸出規制している国もあるわけですから。
しかし、日本がもっとも供給力を弱いとされている農業自給率の問題や、エネルギー問題だけは、しっかりやらなくてはならないのに、福田ちゃんを頭にする政府はな~んにもやっていません。
唯一コメだけは高い自給率を維持してこれたのですが、皆さん、貧しさに負けずに田んぼを守ってくれた、日本のお百姓さんに感謝ですよ。
さて、森永さんじゃないけど、我が家の冷凍庫には、半額セールの時に買った冷凍食品がパンパンに詰まっています。安い時に購入したインスタントラーメンも、乾物のパスタやソバやソーメン、コメや小麦粉など、たぶん一ヶ月分はスーパーに行かなくても、何かしら食料があると思われます(笑)
これからの家計防衛術は、貯金ではなく、食料の家庭内備蓄かも知れませんね。