雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺のいちびり俳句「二番目天神」

2016-02-20 | コラム
   ◇若人の 絵馬累々と 梅の春

   ◇東風吹きて 柏手(かしわで)若き 祈願かな

   ◇水洟や じじい梅花の アレルギー

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 差し歯が抜けたので、午前中に歯科クリニックへ行って来た。このクリニック、歯科医師は一人だけで、三台の治療椅子がある。この三台に患者を座らせて、コンピューターのマルチタスクよろしく、走りまわっていらっしゃる。若くて小柄で小太りの医師なので、その駆けまわる姿が敏捷くて何ともかわいい。オノマトペで表現するなら、医師に対して無礼だが、「チョコチョコ」かな?
 歯の治療というもの、歳をとっても恐くてカチカチに緊張する。あの「チー」という水ドリルの音は、数えきれない程歳をとっていても慣れることがない。そんなとき、目を瞑って先生の「チョコチョコ」を想像していると多少緊張が和らげるとは、失礼な患者だ。

 今日は買い物にも行きたかったが、雨降が降り出したので止めた。雨が降ったら外へも行けないなんて、猫爺、お前はトイレット・ペーパーか。


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