ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

おやぢ マンガ制作への道 第十八章 「奇跡のガチは」

2007-10-18 23:29:51 | 制作日記
ラブ・サスペンス

恋愛の駆け引きが、すごいサスペンス(というか高いテンション)を引き出すこ
とを再発見!

齢ン十歳にして再認識である。
今まで、恋愛モノは猫跨ぎしてきて、
もっぱらドンパチアクションの作品を作ってきた。

「うる星やつら!ビューティフルドリーマー」に嵌まった時は
不条理サスペンスばかり描いてきた。

下手こいた~!!

こんなに恋愛モノが面白いんだったら
もっと、真正面から取り組んでおけばよかった~!!
言葉のやりとり、微妙なすれ違い、はにかみ、はぐらかし・・・
こういったものが、銃撃、格闘、戦闘シーンなみにサスペンスフルだったんだな
ぁ。
ねこらい堂NEKO、新境地やぁ。

描いてる本人なのに、ドキドキしてしまいますね。
なんか、アフロディアが健気に思えてきて、
不憫でならない・・・。
もし、本当に後編を描くようになったら、どうしようか・・・。

そんな感慨がふつふつと沸いてくるような
前編のクライマックスを下書き中。
アフロディアの心の動きを丹念に、丹念に追うことを心がけてます。

かなり、シャーペンに馴染んできて
線もかけるようになってきた。

ネームの時と、違った構図や動きのカットが出てくる。
キャラクターが自己主張を始め、走り出した、という感覚である。
こんな感覚は、随分久しぶりである。

吉兆だ。
頭(特に小脳)や手の先が、同人屋モードに変わりつつある。
(凶兆か?)

これが更に乗って来ると、ペン入れの際に
下書きを無視した絵を描いたりしはじめる。

四六時中マンガのことを考えじめたりもする。
さあ、どうなることやら?
真っ当なリーマンに戻れるのであろうか?