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ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

【年末特別企画】気がつけば長き、コミケット参加歴

2011-12-25 09:08:30 | 制作日記
気がつけば、今度のコミケット81でコミケット参加回数が(おおよそ)70回となる。

初参加がコミケット12なので、単純計算でそうなる。

途中、仕事で海外に住んでいたので6、7回抜けてるし、都合で参加できなかった回もあったので
計10回くらいは不参加だが、それでも60回だ。
無論、サークル抽選に落ちて一般参加した回もたくさんある。

印象深い初参加のコミケット12は浅草の都立産業会館台東館。
ボヤ出ししたため一回で追放された伝説の会場だ。

残念ながらボヤの現場は見ていないが、かの故芦田豊雄先生が
面白おかしく揶揄していた黒づくめのワンレン、ふくよかなお姉さま軍団が
そろって気だるくカレーを食されていた光景は目にした。

異様な光景だった(笑)。

コミケは恐ろしい所だと最初に刷り込まれた。
これが当日の配置図。
今のコミケと比べるべくもない、こじんまりとしたもの。
7ブロックにある「ぐるーぷあじゃばば」というのが
当時やっていた同人、少年向け創作だ。

太田、多摩、平和島、晴海と会場が変わり、規模もだんだん大きくなる。
幕張メッセは一回も行ったことがない。

ちょうどそのころ海外に行っていたからだ。
メッセから追放されたあと、コミケに復帰した。
有明に移ってからはほぼ皆勤だと思う。

この70回、ずっと付き合ってくれたのが朋友のA氏。
A氏の方が小生のような中抜けがない分、参加回数が多い。

A氏との有明同行は盆暮れの年中行事になっているんで、
ほとんど事前の連絡が不要なほどデフォの行動パターンが決まっている。
朝の待ち合わせ場所、時間、会場に入ってからの動き
(A氏も自分のサークルを主宰しているので、開会中は基本的に別行動)
閉会してからの待ち合わせ、打ち上げ。

ルーティン化している感じだ。

この行動パターンは仲間内ではオープンなので、うちらを捕まえようと思えば
どこかで捕まえられる。

自慢と言うほどではないが、自慢は(?)一回も壁際に配置されたことがないことか。
一回は配置されてみたい気がするが、壁に配置された後普通の島中に戻ると
落ちぶれた感じがしてイヤ気がさしたりするのではないか、と思う。
ちなみに拙「ねこらい堂」は、今度のコミケット81の配置も普通に島中。

60回も続けていると動き方くらいは慣れてくるが、相変わらず直前の期待感、
会場に向かう際の高揚感、開場アナウンス時の「キター!」感は変わらない。
毎回ドキドキである。

このドキドキのために、いい歳こいてもコミケを止められないんだろうと思う。
小生とA氏の他にも、かっては同年代のご同類は山ほどいたのだが
かなり減ってしまった。

寂しい限りである。

【年末特別企画】自分への完結記念雑文、「マリン暗殺計画」に寄せて

2011-12-23 12:02:34 | 制作日記
誰が褒めてくれる訳ではないので、自分で自分を褒める。
まあ、お手盛りというやつだ。
自分でいうのも何だが、10、11月の鬼のような忙しさの中
よくやったと思う。

元来自分、長編作品が苦手だった。

「絵が描きたい」気持ちが先行するあまり
シナリオやネームをきっちり練り上げずに描き始めて
中途で放擲してしまうことが多々あった。
中途で放り投げて未完の漫画作品は沢山ある。

今回は既存アニメ作品の二次創作だが、一応オリジナル話。

目標は生涯最長の作品を書くこと。
約200ページ

きっちりシナリオを作りこんで、伏線も引いて
ネームもきっちり作って製作した。

なので、途中でお話が破綻したりすることなく
なんとか「終」の文字まで辿り着いた。

本作品のテーマである
「よかれと思ってベストを尽くしても、報われないこともある」
はしっかり書いたつもり。

「宇宙戦士バルディオス」という作品が持っていた終末感、
閉塞感、悲劇性を前面に出したかったというのがまずやりたかったこと。

あとは、シリーズ中の悲劇のエピソードである「アフロディアに花束を」で
主要なキャラクターが魂の救済を得るということは、
その前にとてもやるせないエピソードがあったはず、
という拘りからお話を作ってみた次第。

まあ、そんな大上段に構えたものでもなく
基本的に狙ったのは「東映まんがまつり6本立て」の中の一本のイメージ。

尺も25分。

頭に東映の「波濤に三角文字」が出て、TVサイズのOPが流れて
終わりもTVサイズのED。

劇場用新作なんだけど、TVシリーズの流れの中の一本で
ただこの作品を見なくても、本編シリーズには響かないという構成。

裏設定としては第31.5話の位置づけ。

お話の基本フォーマットも敵ロボットが出て、危機に陥るも
バルディオスで撃退する、というテンプレートどおり。
この巨大ロボット物番組の基本フォーマットは絶対に崩さない。
その、いわば子供っぽいプロットの中で
いかに大人の鑑賞に堪えるお話を作りこめるかが拘りどころ。

スパイスとして、少しよそ行きのお飾りをさせる。
オールスター顔見世興行の風情だ。
ハーマン指令や、エミー・ラティン、果ては死んだ筈のデグラスが
重要な役どころで再登場。
ちらりとだがバード国王やエミリーも出る。

敵方も一回は倒した筈の龍型メカ・ベムロイドに加え
かってバルディオスを苦しめたメカの亡霊が大挙出てくる(これは今回の最終章でご確認を)

今回だけのオリジナル・キャラであるフロイス君も
「本編シリーズには響かない」という基本方針ゆえご退場願う。
ただ、この退場のさせ方が「アフロディアに花束を・前編」のアフロディアの心の動きに
影を落とす、という小ざかしい拘りを織り込んでいる。

まあ、それでさえファンが希少種となっている「宇宙戦士バルディオス」。
これくらいの拘りがあっても、バチは当たらないだろうという次第。

「30年前に終わった作品に、今時こーんなに拘った番外作品書くなんて
 ばっかじゃない?頭、少しいかれてんんじゃないの?」

こんな皆様からの褒め言葉(笑)を楽しみにしている。

コミックマーケット81 12/30(2日目) 東地区ヤ-57b

2011-12-04 12:17:57 | 制作日記
コミケットカタログ81が発売されました。

さーて、忙しさにかまけて潜行モードでしたが
そろそろ浮上しましょうか。

拙ねこらい堂の新刊は、カタログのサークルカットにも
ありますように

「バルディオスエース」

であります。

サークルカットのみのシャレではなく、本気で出します。

こんな感じです。


北欧グルメ紀行

2011-12-02 23:50:11 | 制作日記
少し前に、仕事で北欧に行った。

行ったのはデンマークを中心に、スウェーデンなどなど。

サラリーマンが行く海外出張は
時差ぼけにハードな会議の罰ゲームという感じで、
イヤな汗が出て、吐き気がするぐらい疲れます。


そんな時でも、フラフラになっても晩御飯は現地の
美味い物を食う!
これが何とか乗り切る秘訣です。


さて、NEKOのグルメ紀行、北欧料理編・・・

さて・・・。



スカンジナビア地方は、あまり美味しい料理はありません
チーン!終了!!



となってしまうと身も蓋もないので、あえて探すと2つ。

北海で採れる生サーモンやニシンの料理と
レインディアのステーキですか。

まず前者。

スカンジナビアで地元料理屋に入ると
スモークサーモンやら、ニシンの酢漬けやら、
ニシンのマスタードソース和えやらを、バイキング風に取らせます。

基本的に生サカナばっかりで、ライ麦パンやらと一緒に食します。

意外と単調で質素な感じです。
まあ、これが所謂「バイキング料理」の原型のようです。

日本でおなじみの「バイキング」とは異なり、コールドプレートだけで
サカナとパンが中心です。

最初は美味しいですが、二回目からは厭きます。
暖かい肉物が食べたくなります。

ということで、
「じゃあレインディアでも食べにいくか?」
ということになります。

ディアは「ディア・ハンター」のディアですから鹿とわかるのですが
レインが分からない。

「レインディアってなあに?」と聞くと
「サンタクロースのそりを引く動物だ」とのこと。

reindeer  【名詞】トナカイ 大きな枝角をもつ北極地方産の動物

「・・・・」

折角なので頂く。
正直、あまり美味しいものではありませんね。

好きな漫画作品をのべよ、もっと!

2011-11-28 23:33:25 | 制作日記
「好きな漫画作品をのべよ」もっと!

好きな漫画家がいるだろう!
作品名を思い出せなくてもいいから、述べよ!

作品名を言わなくていいならば、


ええと・・・・

内田善美、森川久美、

リリカルな絵柄では、千明初美、清原なつの

元気いっぱいの粉味・・・・。


いっぱいだぁ。

粉味先生は好きだったんだけど、最近とんとうわさを聞かない。

どうされたのかと思えば、「ちばこなみ」と改名されて
同人の楽書館に寄稿されておられるのを確認・・・。

同人といえば上手い作家さんがいた。

篝ひつぎ氏。

北海道を中心とした「苦離絵以諸夢」という創作サークルに
所属されておられた。

はっきり言って、この方の画力は
そのサークルさんの中でも一段飛びぬけていて
ものすごく上手だった。

すこしマイナーな描線なのだが、
絵の個性がすごい!

真似しようと思ったのだけど、全然ダメ。
この方の消息は不明だ・・・。

どなたかご存知ないか?


マカロニ友人のYoshiさん、スペインの荒野を行く

2011-09-08 00:10:05 | 制作日記
スペインのアルメリアで
"The Almería Western Film Festival"が開催される。

http://www.almeriawesternfilmfestival.info/home.html

今日9月8日から9月11日の間だ。

スペインのアルメリアという土地は
マカロニ・ウェスタン者にとっては特別な地なのである。

イタリア製の偽西部劇であるマカロニ・ウェスタンは
アメリカ西部に似た荒野の風景を撮るために、
もっぱらスペイン中南部の荒野でロケを行ったのだ。

アルメリアは特に有名なロケ地で、マカロニ者の聖地みたいな場所なのだ。

日本でおそらくNo.1のマカロニ馬鹿(褒め言葉)で、
世界中のマニアの間で
「JapanにYoshiあり」
として有名な
GARRIGO"Yoshi"氏が、このお祭りに参加すべく
単身スペインに旅立った。

おとついのことだ。

イタリアのマカロニ俳優陣から
「来ないのか?」
と言われたそうなのだ。(いいなぁ!)

そこで行ってしまうのがYoshi氏の凄いところだ。

普段は芸術家肌の鞄職人さんなのだが、思いついたら地球の反対側に
行ってしまうのがスゴイ!

それも、マドリッドからアルメリアまでは電車でいくものの
会場のタベルナスまでは自転車で行って、その間は野宿だというのだから恐れ入る。

http://blog.goo.ne.jp/vendetta35/e/16d13a7d9e6ac5fcfd73da322f285288

これでお歳は、ボクより一つ上だというのだ。


凄い人もいるものだ!

これぞ、数寄者の鑑である。

負けてはいられない!
とフンドシを締め直すわたくしであった。