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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

子ニャンとテンちゃん

2017年10月06日 | ちび太
子ニャンと言ってもコンでもなければミケでもない。またまた新顔です。しかも足取りよちよちの、子ニャンと言うよりは幼ニャン?

まだ名前がないのでとりあえず「ちび太」とします。ちび太の騒動は一昨日に始まったようで、スタッフルームの床下でビービーと子ニャンの鳴き声が聞こえた。やっと探し出してレトルトをあげると自分で食べた。そして、かつてのチビのようにビービー鳴きながらひたすらテンちゃんにくっつき始めたとか。日が暮れるとダイフクやミケちゃんもやって来て、てんやわんやだったらしい。

昨日の朝は、自分が店に着いたときはダイフクがいました。テンちゃんを離れたところに出してまずダイフクの食事。ダイフクが帰ると、それまで息を殺していたのかちび太がビービーと出てきました。そしてさっそくテンちゃんを追い始めた。テンちゃんはかなり辟易した様子。一昨日はあまり関心を示さなかったというテンちゃん、昨日はうるさいと言わんばかりに「シャーッ」の連発でした。でも、手を上げても叩かない。

ニャンコは力の差が歴然としているときは争わない、というのは本当だった。あの喧嘩っ早いテンちゃんでさえ敵愾心をまったく見せない。ただ、何処に行ってもひたすらに追ってくるちび太にテンちゃんのイライラは募るばかり。今日あたりは脅したり追い払ったり、でもちび太は何をされても、ひたすらテンちゃんにくっついていました。

果たしてこの2匹、これからどうなるのか。とりあえずはこの2日間のいきさつを写真で紹介します。(怒涛の12連発)

              
            まだよちよち歩きの幼ニャンです(男の子)

              
       床下から出てきてお腹を満たすと、商品鉢の中でウトウト

              
         こんな子がどうやって店に来たのかが不思議です

              
              テンちゃんのストーカーになりました

              
        齢2,3ヶ月、本来ならまだ親離れする前と思われます

              
            テンちゃんにくっつきたくて仕方のないちび太

              
      人間が近寄るとさっと逃げる、でもテンちゃんがいれば事務所の中も・・

              
          テンちゃんのシッポにじゃれるちび太、天真爛漫です
            ※テンちゃんはちび太のご飯を食べてます
            ※その横にあるのはちび太の防寒用寝床
             (テンちゃんの寝床を拝借して入り口を小さくした)

              
                テンちゃんの水のみ場で

              
           事務所の中にも(少しだけど)慣れてきました

              
       かつてニャー、チビ、シャッポがくつろいだスタッフ控室の前で

              
         今日は寒かった、さっそく急造寝床の中でおやすみ
          (テンちゃんが入口から「シャーッ」と脅かす場面も)

テンちゃんに脅かされた直後に気になって箱の中を覗いてみると、ちび太は恐怖の度が過ぎたようで、大口をパッカーンと開けたまま固まってました。 まあ、何事も経験かと・・。

さて、ちび太のことはこれからです。いずれにしても、まだ独り立ちは無理なので保護は必至。保護者探しも始めなくちゃ。


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急展開? ~ニャーとみうの物語~

2017年10月04日 | (故)みう(おかあさん)
寒くなってきて、みうが超寒がりだということがわかりました。20℃を割った今日はほぼ1日中、例の寝床の中で過ごしています。この2回ほど家裏で過ごした冬、せっせと入れてあげたホッカイロはさぞかし役に立ったんだろうなあと思う次第です。

              
             まだ遠慮勝ちのくっつき方だったのが・・

今朝はリビングに下りてきた途端に人にくっつき放し。寒がりが功を奏して、保護者との距離がぐっと縮まりました。で、ソファに座った自分の膝にみうがいるとき、ちょっと離れていじけていたニャーを呼んでみるといつものようにソファに飛び乗って来た。

それでニャーを抱えてみうに近づけたところ、ついに保護者念願の鼻ツンツン。そしてニャーはそのまま、自分とみうの横でリラックス。

              
         記念すべき鼻ツンツンの写真撮れなかったのが残念

自分がその場を離れても、2匹のいい雰囲気は続きました。

            
                
                いいねえ、このツーショット
              (みうは練習でリードつけてます)

前兆は昨日あたりからありまして、みうがあまりニャーを怖がらなくなったのです。ニャーが外から戻ってきても逃げるどころかお出迎えの雰囲気だったし、今朝はニャーが例の眼付け(背伸びして顔を左右にかしげながら近づく)をやっても慌てず騒がず、さりげなくやり過ごす余裕も。

みうはもともと、相手がニャンコでも人間でもとにかくくっつきたいタイプらしい。思い出すのはあの天真爛漫だったチビ。ニャーに嫌われても怒られても追っかけまくって、ついに諦めたニャーの添い寝をゲットしたあの根性。

ニャーは、まだあどけなさが残るとは言え孤高のニャンコ。 ただでさえ獲物扱いされていたみうが、お近づきになるのは大変です。でも恐怖心さえ薄まれば、チビと同じように少しづつ状況を改善していくに違いないと思えるのです。

            
                
           今朝はみうの方からニャーに近づく一幕も

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看板猫の夜の顔 ~ふたまたテンちゃん~

2017年10月02日 | (故)テン
まだ時折残暑の面影を残しながらも、すっかり秋めいてきました。
当地では夜になると15℃近くまで下がって寒くさえ感じます。近年の特徴は春と秋が短くなって、よく荒れる。「五月晴れ」や「天高く馬肥ゆる秋」を感じる日は数えるほどしかないのです。だから貴重なんですよね、今の時期。

さて、テンちゃんですが、一時はどうなるかと思った凶暴な一面が影を潜めたのは、この店が自分のテリトリーだという自信がついたからかもしれない。そして、あの超甘えん坊が帰ってきた。

              
           寒くなると毛布を掛けてもらう過保護ぶり

昼間は相変わらずの人気者。撫でられるとすりすりぐりぐり、そしてごろんごろん、お腹を見せて甘えます。もう、はっきり言って"プロ級"の甘え方。どんなニャンコも苦手なはずの小さいお子さんも、気力で(?)苦にしなくなりました。もっとも、リードで逃げられないので観念しているのかもしれません。

              
       ちょっと暑いときは日陰でごろごろ、風がさわやか

先日は、まだ歩けないくらいの小さいお子さんをテンちゃんに近づけているお母さんがいました。テンちゃんの咄嗟の反応で何が起こるかわからないので、とりあえず止めてもらいましたが、今後はPL法的に考えて注意書きをすることに。

ところでテンちゃん、最近はますます声が潰れて、怪獣声というよりは機械音のような鳴き方です。それでも声色は豊富で表情豊か。ただ、店のBGMにかき消されて、本人(猫)が叫んでいる(と思われる)ときでも注意してないと聞き逃しそう。一方では、どうやらその声がお客さんを安心させるらしいのです。何が幸か不幸かなんて、わからないもんだ。

              
         見晴らしのいいヤシの木の大鉢の上でくつろぐ
               (ゴジラ顔は相変わらずです)

自分が店にいるときはテンちゃんの世話係なので、テンちゃんも自分の行動を気にしています。そう、かつてシャッポが発していたあの大好きオーラに似ている。いや、テンちゃんの場合は大好きオーラというより「期待感」かな。 うーん、でもいいんです。ニャンコのこの期待顔、甘すぎると言われつつも裏切れないんですよね。

              
             こっちの作業中は何となく足元に

              
            事務所にいて出たくなると呼びに来て

              
                ドアのところで意思表示

そんなテンちゃん、日が暮れる頃になると別の顔に。やっと自分の時間になったと言わんばかりで、店内の確認に余念がない。バックヤードや資材置き場の臭いチェックは昼間のうちに行い、夜はひたすら見回りなのです。暗くなると別人(猫)のように早足になって、時には小走りで店内を駆け巡る。ニャンコに付き添ってもじっと動かないことが多いので、何の足しにもならないのが普通です。でもこの散歩だったらこっちの健康にもいいので、できる限り付き合うことにしました。

              
              資材置き場も念入りにチェック

今はダイフクと例のミケちゃんが顔を出しますが、どうやら店の何処かに潜んでいるときもあるらしい。ちょっと早く来ちゃって近くで待機するとか。先日は夕暮れに店裏の駐車場を散歩している時、テンちゃんが急に何かを探し始めた。1台1台の車の下、その後ろの草むら、念入りに探しながら時には小走りに。

              
                店裏の駐車場を散歩中
                (この後急に探し始めた)

夢中になって今まで行ったこともない遠くまで探して回り、それでもいないのでまた戻ってきて、再び夜の車の下を探し始めた。3台目、4台目・・・と、急に唸りだしたテンちゃん、車の向こうには白い影が。その影は一瞬のうちに逃げて消えたけど、多分あれはダイフクだったと思います。いやあ、おにぶとは言えこの鋭さ、テンちゃんはやっぱり猫だったんだなあ。そして何より、こんな状況でもかつてのように我を失って凶暴になったりしなくなった。

日に日に進歩し、新生ニャンコ道を極めつつあるテンちゃんなのでした。

              
             夜のテンちゃん、昼間とは別顔です


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