SC裏遊歩道の桜が満開になったと連絡を受けて
見に行って来ました 一昨日の事です
朝は晴れていたのに例によって昼前には曇天強風
あいにくの天候になってしまったけど、桜は堪能できました

まだ蕾もあって満開初期といったところ
遊歩道が見事な桜のトンネルになって、なかなかの名所だと思うのですが
人の集まりまったくなし 郊外なんてこんなもの
桜は見に行くものじゃなくて生活の中にあるんです
ゆっくりと桜に見入っているうちに思い出に浸ってしまった
また年寄りの思い出話です

店舗(の跡地)から眺める桜並木
かつてこの桜並木の下で、多くの猫たちと遊びました
自分が保護活動を意識し始めて最初に店の子になったポン
初代看板猫となったニャー、チビ、シャッポ
期間的には先輩のニャーが1年、チビとシャッポが半年の短さだった
その時のノラが悪役だったダイフク、それからカブキ、ミセミケ
劇的な救出劇が今も記憶に新しいチビは、その後に事故死
ポン、シャッポ、カブキは行方不明になった

バス通りから公園丘陵方向 (手前の大きな木がチビを2度目の落下事故から救った)
2代目の看板猫は老練のテンちゃん
夜はお泊り、昼間はロングリードの生活だった
2年間の看板猫生活で、テンちゃんも多くのドラマを演じてくれました
勇猛な反面、子猫に好かれたテンちゃんはちび太やテリーの親代わりも務めた
その時のノラが若きモドキ、そしてダイフクにミセミケ
汚名返上したダイフクは途中で姿を消し、紅一点だったミセミケも消息を絶った
テンちゃんは晩年慢性腎不全でわが家に移り、半年後に亡くなった
テンちゃんが旅立つとき、傍から離れなかったのが幼猫だったチキンです

バス通りより遊歩道の桜トンネル (左手にSCの擁壁)
テンちゃんから看板猫を受け継いだのがレオ(当時テンチビ)
1年後には子猫のココが仲間入り
2匹は広い観葉室とギフト室に居住し、昼間は外にも開放
破格の待遇でした
その時のノラは常連だったモドキの他にシン、ミケチビ
店に捨てられたのか幼猫チキンとキリン、それにコミケを保護したのもこの頃
最後の年になるとダイフクが5年ぶりに現れ、ハル、サビ、クロ、ヒョウと賑やかに
結局レオは4年半、ココは3年半の看板猫生活で店をたたむことになった
ミケチビはレオに煽られた形で姿を消したけど、他はみんな保護するつもりでした
ところが店じまいを決めて以降シン、サビ、クロは現れなかった
保護できなかった連中がいまだに心残りなのです (ハルはMさん宅に保護された)

遊歩道の桜 (バス通りの向こう側)
残してきた猫たちはどうなったのだろう
シャッポ、カブキ、ミセミケ、ミケチビ、シン、サビ、クロ・・・
他にもたくさんいます
捜索願いが出ていたのに見限られたコン、そしてミー、他にも多くの子猫たち
みんな保護できずに生き別れとなってしまった
実はポンの前にも何匹か出会って、里親さんを見つけたのは1匹だけ
捕獲機を嫌い、お友達になって保護するという悠長な方法では仕方ないか
生き別れた猫たちが達者でいるかどうか気になって
一昨日は街並みも少し歩いてみたけど、誰にも会わず仕舞いでした
(名前でブログ内検索するとそれぞれの記事があります)

満開になると同時に強風で散り始めていました
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