今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

試練なの? それとも天国?

2019年12月23日 | レオ(テンチビ)とココ
お店の看板猫、レオは今日も元気です。
ただ2日前のモドキの記事にあるように、夜間はレジ観葉室にお泊り(閉じ込め)となりました。猫を自由にして見守るというのは、やはり人間社会では難しいのかな。他人迷惑を回避したとしても、肝心の猫ちゃんの生活が安定しません。

最近は「たま駅長」のように、ワンニャンが看板として一役買っているケースをよく耳にします。ワンちゃんの場合はわかるけど、看板猫たちはいったいどんな暮らしをしているのでしょう。映像に出てくる看板猫はみんなフリー。それでどこにも行かないのでしょうか。店や施設が閉まった後はどうしているのでしょう。必要以上にニャンコが集まってきて、ひっちゃかめっちゃかになったりしないのかな。


専用の通り穴から外を伺うレオ
(この小穴は夜間閉め切りとなりました)

先日、店に忘れ物をして夜遅く取りに行くと、静かな店内でレオに会った。大抵は自分を見つけると寄って来るレオがそのときは一瞥しただけで走り去って、裏駐車場を駆け回っていた。何だか、いつものレオとは違っていた。

猫は本来夜行性だけど、人と暮らすようになると人に合わせて生活を変える。自由の身とはいえやはりレオも昼型の生活だった。それが専用の通り小穴ができて以来、食事以外はスタッフに依存しない正真正銘の自由となった。すると、本来の夜行性が戻ってきたのだと思います。


スタッフルームの長椅子で休むレオ
(先日はこの横のドアからモドキが顔を出した)

レオとしては最高の暮らしだったのかもしれない。でも、シン(新新新猫)との一件があった。シンはその後も毎晩来ているようだが、シン用の置き餌を店頭に移してからはシンもミセミケも見ていない。いつ出会うかわからない不安はあるにしても、一応レオの生活は落ち着いたように見えた。そこに、モドキが来た。

モドキはレオと対峙するうちに、レオ用の小穴を抜けて観葉室まで入って来た。モドキにとってもかつて知ったる観葉室だ。そうなるともう観葉室の小穴を開けておくわけにはいかない。結局、小穴もレジ床下の通路も人のいない夜間は塞ぐことになった。保護者から見ればそれでレオの生活がずっと安定したのだが、レオは夜間に外を飛び回る自由を失いました。

(左)閉店後レジ台でくつろぐレオ、(右)寝床に入るレオ

が、しかし、レジ観葉室は90㎡もあって結構広いんです。猫にとっては広すぎるくらいだ。確かに屋内は外と違って刺激がない。開放感がない。独りだと寂しいしつまらない。それだけの問題なのですが、それでも気にするところがやっぱり甘やかしすぎなのかなあ。

 
(左)観葉室からレジ室、(右)レジ室から観葉室を見る

そうして考えてみるとテンちゃんは凄かった。昼間はリード暮らし。夜は事務所にお泊り。事務所は8畳(13.5㎡)の広さでも机やラックがぎっしり並んで結構狭い。トシもトシだったし体力も落ちていたとは言え、そんな暮らしをテンちゃんは2年も続けた。しかしスタッフやお客さんの愛情を目一杯浴びていたテンちゃんにとって、とてもハッピーな2年間だったと確信するのであります。

お店の看板猫も代が変わるたびに待遇が良くなってきた。レオも、先輩たちに感謝しなくちゃいけないな。


今もで昼間は自由奔放な生活です(BYのホースで遊ぶレオ)


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