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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

ソトチビ挽歌

2017年10月20日 | ソトチビ
みうの話の前に、ソトチビの周辺が急変したのでそちらを。
前回の記事(9/16)以降、ソトチビには置き餌を続けています。やはり1日に何度も来ていたようでご飯は少しづつ減り、そのうち確認する自分と時々顔が合うようになった。とにかくソトチビは静かで控えめなニャンコ。鳴き声も子猫時代に数回聞いただけです。

            
                
        9月下旬の頃、激ヤセから復活してスマートになった

先日は妻もこの町内にやって来るソトチビを見かけたそうで、そのときは真っ先にわが家の裏手に行ったようだ。やはり草原に点在するどこかのお宅の方から来ているようです。9月の下旬からは、以前のようにソトチビが朝晩顔を見せるようになった。ただ時間帯はまちまちで、その間にも何回か置き餌がなくなる。何だか食欲が増したような・・。

            
                
           今月初旬、さらにふっくら感がでてきました

そんなトチビの行動に再び変化があったのは、今月最初の週末で大雨の日。その日はソトチビは来ませんでした。まあ、大雨だったので無理もないと。それからまた姿を見せなくなったが、翌日夜には食べた跡が。でも、大好きだった牛乳は手付かずだった。

              
           またまたふっくら? 相変わらず物静かです

食欲が増したのは時期的にわかるけど、嗜好も変わった? 何か違和感を抱きながらそのまま置き餌を続けていると、先週末の深夜に、空容器の横で待っているソトチビに再び会った。それからは異様に食べるようになり、牛乳を含めていつも空に。今週の月、火に会ったときも空容器の横にいた。 ソトチビがおかわり? そして翌日の水曜日(一昨日)には、何と6回も置き餌が空になったのです。

ソトチビを見ていると確かに太ってきたので冬支度かなとは思ったのですが、ひと粒も残さない食べ方が如何にもソトチビらしくない。それは安心でもあり、他ニャンの存在を示す懸念でもあった。

              
      さらにふっくらして、昨冬の状態に似てきた今週の火曜日(10/17)

犯人(猫)判明、それは見慣れたミケだった。
昨日になって、とうとう懸念の方が当たりました。朝に空容器の横で待っていたのは、ソトチビではなくあのミケだった。7/27の記事で書いて以来、外にいるニャーの周りをウロチョロしたり、わが家の様子を伺っていたり、時折見かけていたのです。ご近所でも何度か見かけて、どこかのお宅で中外飼いを始めたニャンコだと思っていました。

店に来ているミケと同じ1才くらいか。(今は同じ名前で紛らわしいのですが。) このミケ、大きな強い声で訴えるようによく鳴きます。ビービーすごいのでソトチビセットをあげると、あっという間に5回分食べた。そして、勝手口から離れなくなった。

ミケは食べ物をもらいながら勝手口の外にいます。ドアを開けると逃げるけど、すぐに戻ってきてご飯のおねだり。折からの強い冷雨が降り続く真冬の寒さ。雨もあって、この3日間ソトチビの姿は見ません。せっかく寝床を用意したのに、今ソトチビがやって来たとしても、この状態ではそのまま帰ってしまうだろう。

はてさて、どうなることか。こんなきっかけで遠慮勝ちなソトチビとの縁が切れてはせつな過ぎる。一方ミケはミケで、保護者のいない脱走ニャンコかもしれない。2匹で共存するなんて、ボケオジンの甘い願望か。いずれにしても何か方策を考えねば。

              
     ミケちゃんです;毛並みもいいし、最近まで家猫だったのではないか


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9月は節目の月 ~ソトチビ2周年~

2017年09月16日 | ソトチビ
そうなんです。チビの一周忌が終わったばかりですが、もうすぐこのブログを始めて一周年。そしてその2日後に、最愛だったテツの一周忌を迎えます。あのメガトン級のショックからもう1年が経つのかと、感慨もひとしおです。

9月はそれだけじゃない。お店にポンが、家裏にはソトチビが定着したのが2年前の9月。それをきっかけに、自分とノラたちとの付き合いが始まりました。2匹ともまだ子猫で、暑い夏の盛りからたまに目撃され、人懐こいポンは直ぐにスタッフの人気者に、ソトチビは食べないテツの残りを消化するようになりました。

ともに"通い"のスタイルでポンは日中だけ、ソトチビは朝晩定期的にやって来た。しかしポンは、1ヵ月後に現れたニャーを追い出そうとしたがニャーの方が居着いて、逆に自分の足が遠のくことに。 ニャーに争う気はなかったけど、結局ポンは翌年の2月に消息不明となった。(でもあの人懐こさは、きっとどこかで拾われて幸せに暮らしていると思います。)

ソトチビはひと月ほどして、おかあさん(今のみう)とおにいさんを連れて来た。(注:名前は勝手な命名で、もちろん本当に連れて来たのかどうかは不明。) おにいさんは直ぐに姿を消したが、みうは家裏に住み着いた。そしてソトチビは、来たり来なかったりの気まぐれ生活を続けています。

              
           みうとともに家裏で迎えた冬(一昨年の12月)

自分のような接し方では、少なくとも住民票の発行(首輪装着)まではノラ本人(猫)の方にイニシアチヴがあります。だから、この状態で2年も続くなんてすごいことじゃない? もうすぐ2年になるダイフクもそうだけど、ノラとしての生活がよほど安定しているんだな。

もっとも過去記事で推察したように、ソトチビはご近所の旧農家さんの外飼いニャンコの可能性もあるし、当家以外にも"義理"を果たさなきゃならないところがあるのは確か。

ところで、今回はこのソトチビの記事が書けるかどうか、実はつい最近まで微妙でした。
ソトチビの前回記事は8/4ですが、その後の9/2のノラ記事で書いたように、それまで1ヶ月ほど皆勤賞だったソトチビが8/25から再び来なくなったのです。朝晩だったのが朝だけになって時間もまちまちと、前兆はありました。

              
            先月のソトチビ、この頃は随分痩せていた

来なくなってから2週間ほどして思い出したのは、やはりしばらく見なかった昨年暮れのことです。当時家裏で生活していたみうの食事が何者かに荒らされ始め、やがてそれがソトチビだと判明した。(「懐かしい訪問者」「夜の訪問者」) そこで、試しに置き餌を始めてみたのです。

反応は3日目にありました。誰かが食べている。ただ、その食べ方は夜に数回、たまに早朝と、少しづつ頻繁に消化していく。どうにもソトチビらしくないのです。そのうち、7/27の記事で書いた新顔の子ニャンをまた見かけたりして、やっぱり違うのかな、と思い始めた頃でした。

早朝に勝手口を開けたら偶然ソトチビに出会った。待っていたという感じゃなくて、「今日はないのか」みたいに物色していた。そして夜にも出会った。どうやらソトチビは、夜から朝にかけて何回も家裏の様子を見にやって来ていたようでした。

              
        相変わらず静かだけど、体調はひところよりよさそうだ

ソトチビの都合、そして悩み。
まあ、ニャンコが悩んだりはしないのですが、そんな事情が見えてきた。わが家の場合、みうが家に入ってからはソトチビ以外に勝手口を開ける理由が殆どない。手が空いてない限り開ける頻度も減って時間帯も限られる。そもそも、ニャンコが一番活動的な深夜にはこっちが寝てるし。ソトチビは、人はいるのに気づかれないという空振りが相当あったに違いない。一時は待機するようになったけど、それにも限界があったのだろう。

てなことで、ソトチビは今も置き餌を食べています。姿は見えなくてもかつて知ったるソトチビの好みや食べ方。何とか気心だけは通じているかな?

他のノラはともかく、サクラ耳になったりと他にも保護者がいるであろうソトチビ。みうのように家に入れるという考えは今のところありません。でも首輪をつければ、他に保護者がいても連絡をとることができる。そのためにはもう少し密なスキンシップを・・、と思うのですが、夜の置き餌じゃまずいよなぁ。

何はともあれ、お付き合いを始めて2周年になったソトチビ。これからもお互い頑張るニャン。

               
              みうとのツーショットもよろしくな

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ノラたちの夏 ~ソトチビの巻~

2017年08月04日 | ソトチビ
うれしいソトチビの再登場です。
前回ソトチビを書いた日(7/7)以来久しく姿を見せず、そのことをみうの記事(7/17)で書いたところ、その2日後の夜に現れました。真っ先に気づいたのはニャー。夜は見難いソトチビ、勝手口のドアを開けると暗闇の中からおもむろに現れた。ということは、それまでは見逃したこともあったかも。

で、その日からはほぼ毎日朝晩やって来ます。以前のように勝手口のドア下にいるのではなくその周辺、主にお隣さんの室外機の上で待機している。先日の記事(7/27)でちょっと紹介した新顔の子ニャンが、時折勝手口にも来るようなので用心しているのかもしれません。

             
              お隣の室外機の上で待機中

あるいはソトチビ自身で少し工夫した? みうを家の中に迎えてから勝手口を開ける機会はぐっと減って(1時間おきくらい)、ソトチビとしては空振りもあっただろう。長く待機するようになれば、気づかれる可能性もぐっと増えて大きな改善です。

今は少し凌ぎやすくなったけど当時は酷暑の最中、店のニャンコたちと同じでソトチビの生活も夏モードに変わったのだと思います。というのも夜は来る時間帯が随分遅くなった。深夜に来ることも度々です。朝は遅いと日が当たるので最近はまた早くなって7時頃。

気になる瞬膜は正常に戻って、上から見ると少しふっくらしたかな。(横から見るとお腹が切れ上がって相変わらずガリガリ。)それに、前にもまして一段と物静かになったような・・。

             
             目もぱっちり(ちょっと怖くなった?)

最近はご飯のときになるべく触っています。背中を撫でるくらいなら気にしなくなったソトチビ。でも頭に触ると「シャーッ。」 顔のすぐ前で上げ下げする人の手を目で追って、そのうち前足が浮いてきます。給餌に夢中でそれでも手を動かし続けていると、ついにソトチビが手を出した。 「危ないっ!」と思ったときはすでに自分の手に衝撃が。

             
                 少しふっくらした?

やられた!
後悔先に立たず。さすがにちょっとやりすぎた。 が、しかし、痛みがない。それによく見ると傷もない・・。 そうなんです。ソトチビは爪を出していませんでした。「そうか、お前なりに注意したんだな。」 何事もなかったように食べ始めたソトチビに、ひとしおの愛しさを覚えたもんでした。

物静かなソトチビ。出会った頃の強面は影を潜め、穏やかな雰囲気が漂いつつもその顔は一段と精悍さを増しました。今は相変わらず"通い"だけど、当家という食事場を確保していろいろ経験したし、もし本当に♀なら落ち着き場としてこの家裏を考えてみてほしいもんです。

             
                穏やかさの中にも精悍な顔

みうは、食事するソトチビを時折覗いて見てます。お互い気づいているとは思うけど特に動きはありません。ドアがなかったらどうなるのか、見てみたい気もします。まずはソトチビに住民票を発行して(首輪の装着)、もしみうのように家裏に居着けば、ツーショットの再現もそう遠くないのです。

             
              このツーショットをまた見たい
     ※この写真再掲ではないです。かつてはこんな光景がよく見られた


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みうとソトチビ

2017年07月07日 | ソトチビ
2週間振りのソトチビ登場です。
年を取ると時間なんて早いもので、2週間なんてあっという間です。前回は具合の悪そうなソトチビを心配しておりました。それから、3日ほどは来なかった。いよいよ気になり始めた4日目の夜遅くにひょこんと現れて、殆ど食べずに帰って行った。

でもその翌日から、またちょくちょく来るようになりました。それまでのように定期的ではないけど朝晩来たかと思えば来ない日もあったり。食欲も徐々に戻ってきた。思うに、具合が悪くなってどこかで養生していたのではないか。再び来た時は、瞬膜もあまり目立たなくなっていました。

            
             瞬膜も目立たなくなってなにより

ところが最近になって、ちょっとした異変が。
それはソトチビとみうの繋がりに関係しています。もともと自分はこの2匹を引き裂きたくなかったので、みうのお迎えを延期していた。お隣のリフォーム工事がなければ、みうは今でも家裏の住人(猫)で、ソトチビとの気ままな生活を楽しんでいたに違いない。

            
           (再掲)冬の間見せてくれたツーショット

この2匹に関しては時折書いてますが、「二匹の関係」(1/15)や「夜の訪問者」(2/5)の中でいろいろ考察したけどわからなかった。そもそもソトチビが♀だというのもみうが手術済というのも、直接確認したわけじゃなく当てにならない話だ。(やはり、みうには手術跡が見られない。) ただ、それらを確認したところで2匹の関係はわからないだろうな。

それにしてもこの2匹は仲がいい。去年もソトチビは春から秋の間は来ない日が多かった。暖かくなるとどこかで食事にありつけるらしい。1週間、2週間、長いときはひと月以上来ないときもあったけど、それでも久々にやって来たときは必ずみうが傍にいた。(自由気ままなソトチビにみうの方が寄り添う感じ。)

ただ、お互い探し合っている様子はない。ニャンコ独特の勘で相手が来るとわかるのか、今にして思えば、2匹だけの落ち合う場所があるのかもしれない。

            
             昨秋、家前の道路でじゃれ合う2匹
         (ピンボケだったので没にした写真でしたが・・)

みうを家に入れてもソトチビの行動は変わらなかった。家でのみうはしばらくの間、外に出たいとビービーわめき続けたけど、少しはみうの声に反応するかと思われたソトチビは、こっちがあっけにとられるほど知らん振りでした。 ところが・・・

~異変? みうが鳴くとソトチビが消える~
先日夜にソトチビが来たとき、勝手口(の空気口)から覗いたみうがソトチビに気づいた。みうは一段と強く鳴き、空気口の網に掛かった爪を外そうと少し暴れた。で、食事の準備ができてソトチビもさぞかしみうに会いたがっているだろうと扉を開けると、ソトチビはいませんでした。

その時は帰る途中だったソトチビ、自分が扉を開けてご飯を出したのに気づくと、戻ってきて結局食べたけど、予想に反したソトチビの行動が少し気になったのです。まあ、みうが騒いだので驚いたのかと。

しかし翌朝ソトチビが来たときも食事の準備中に再びみうが扉の内側で騒ぎ、開けたときはやはりソトチビがいなかった。みうはそれから2日間鳴き続けた。初めの頃のわめき方とは違って、保護者に何か懇願するような鳴き方でした。そしてソトチビは、閉じ込められたみうの声を聞いて危険を察したのか、それから来なくなった。

            
          最新写真:一時に較べると少しふっくらした?

みうは今は静かです。たまに何か探すように鳴きますが、諦めたような観念したような、か細い声で鳴いてます。何処か行きたいところがあるようにも見える。多分、ソトチビのことを気にしているのだと思います。でも今のみうはそれより何より、保護者やニャーとの関係を少しずつ改善している大切な時期なんです。

一方ソトチビは、住民票の発行(保護者明記の首輪装着)までは何とか来てほしいと願うばかりです。

            
    これも昨秋の写真、影のような存在で勝手口以外では数少ない出会い


追伸:
何しろトシなので、一度更新すると次の更新に向けて少しづつブログを書いてます。でも途中で書きたいことが変わったり、書いているうちに事態が進展して様子が変わったりで、没になることもたびたび。今回も、実は今朝になってソトチビがやって来ました。しかも朝の5時というとんでもない時間に。(そんな時間に勝手口の外を確認する変な人は、自分ではなく古女房でした。) 何はともあれ、またソトチビのことを続けて書けそうなのでとりあえず安堵。


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静かなノラは哀しくも ~ソトチビ~

2017年06月19日 | ソトチビ
さくら耳になっても市民権を得たとは言えない、ソトチビです。
「地域猫」という考え方や呼称についてわが町会で知っている人はいませんでした。実は当家のご近所にもニャンコ苦手の方が何人かいます。でも問題が表面化しないのは、エサを無闇にばら撒く人もいないし、ノラの数が少ないからだと思います。

            
         3週間前、この頃はまだ少し肉付きがよかった

しかし町内と離れたところにある集会場では、ニャンコ(主に子猫)がよく捨てられているのを見るそうです。遠くから来て捨てて行くらしい。集会場に捨てれば誰かが拾ってくれるかもしれないという、偽善と罪悪感回避の身勝手でさもしい根性だ。ニャンコには何の罪もないのに。

家周辺でたまに見かけるニャンコは、今はさらに減って3~4匹になりました。3軒隣と町内奥、あとは保護者不明のソトチビとおにいさん。この二匹は町外れの広大な草原(休耕田)にある、旧農家さん宅の外飼いニャンだと思われています。旧農家さんのところには10匹ほどいそうですが、他のニャンコは町内ではまず見ない。

みうと違って黒くて静かなので、普段ソトチビを見る機会は殆どないです。当家での食事の後に時として奥の方に消えるので、町内を散策することもあるらしい。そんなソトチビが市民権を得るには、どうしても住民票(保護者明記の首輪)が必要なんです。しかし手を出せるまでにはもうちょっとかな。

            
         瞬膜を撮ろうとした写真、何となくもの哀し気な表情

いつもとっても静かなソトチビ。
来た頃にはご飯の催促で鳴いたことも。今は殆ど鳴きません。先日ニャーと絡んだときも聞こえたのはニャーの声だけ。ソトチビは直ぐに消え、ニャーの尻尾がそんなに太くなかったことから、挨拶程度だったのかもしれません。

このひと月ほどは、毎日朝晩定期便のようにやってきて食事してました。殆ど食べないときもあればおかわりするときも。3日前の夜中の2時頃、勝手口の外にいたときは驚いた。ご飯をあげても(その日3回目なので)殆ど食べず、目をしばしばさせてこっちを見ていた。何かを訴えているようでした。

でも、その次の日は来なかった。昨日も来なかったので気になったけど、夜になって現れた。ノラにはノラの都合があるんだな。今日はいまのところ、またお休みです。

身体がどんどん痩せて、頭が相対的に大きくなって、まるでマンガに出てくるニャンコみたいになったソトチビ。一応真菌や疥癬の飲み薬は与えたし、外観上は剥げもゴワゴワ毛もない。となると内臓系の病気かも。

            
           痩せてきて頭が(相対的に)大きくなって

ノラは、具合が悪くても誰も診てくれません。それって本当に哀しいことだよね。だけど彼らはそれで嘆くかというと、さにあらず。苦しいことにはじっと耐えて、気持ちはいつも前向きです。気弱なところを見せれば何をされるかわからない。弱肉強食が彼らの掟なんです。

だけどな、ソトチビ。君はもっと弱音を吐いて、甘えてもいいんだよ。何かしてほしいことがあれば言ってもいいんだ。確かに信頼する相手を選ぶのは簡単じゃないし、ひとつ間違えれば命取りにもなりかねない。でもな、どうだい?

このオジンは、信頼できそうだと思わないかい?

            
           オジンの臭いのついたサンダルに乗って
                (あっ、瞬膜が・・)

            
       瞳を隠すほど出ている瞬膜、やっぱり具合が悪いのかな


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