goo blog サービス終了のお知らせ 

今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

いよいよケンの再訓練?

2025年04月07日 | ケン(ちびたん)
腹痛が自然に治まって来て、少しづつ家事の担当復帰しています。
ダイフクの耳にサクラの検査にハチの手術。
懸案事項は山ほどあれど、目下一番気になっているのがケンの状況。
ちび太に追われレオに追われ、休まる暇がない。
そんな中、本日の事です。ケンが保護部屋で日光浴してました。
多分、今年初めての日光浴。


部屋に入るとレオが椅子の足でスリスリしていて、自分(オジン)を見ると寄って来た。
その椅子の窓側でケンが日向ぼっこしていたのです。
チキンが一緒だったとは言え、レオもケンを襲う気まではないようだ。
とは言え、ちび太&レオのケン追いは最近になって熾烈を極めてきた。
ケンが逃げ出すのを待って、追いかけるのが楽しいらしい。

2月の下旬にオバン部屋からキッチンの天空寝床に居を移したケン。
たまにチキンも合流して、しばらくは安定が続いた。
しかしそのうち動かないケンに痺れを切らして、ちび太が棚上まで上り始めた。
寝床の入口からちょっかい出されて耐えるケンがたまらず逃げ出すと、
ちび太だけじゃなく下で構えていたレオまでがすかさずケンを追い回す。

キッチンの天空寝床のケン (上はチキン)

で、2週間ほどでケンは再び居を変えました。
今度は保護部屋のケージ上にある寝床(段ボール箱)。
しかし保護部屋はココレオやモドキの出入りが多く、ハチも追い出されていた。
現在ハチのケージ(旧モドキのケージ)はココが根城化している。
ただ、ココがケージの中なのに対しケンはケージの上。2匹は共存していた。

給餌も2階にいるよりは楽だ。
問題は水飲みと用足しで、部屋にもあるのだけどケンは何故か廊下と洗面所を使う。
で、ケンが下りて来た時がレオやちび太のねらい目となる。


保護部屋には手前入り口側に2段1個、その奥と窓側に3段ケージが3個ある

保護者がいる時はまだいいのだが、問題は夜中だ。朝起きて1階に下りてびっくり。
キッチンと洗面所の棚上トイレが床に落ちて床中にペレットが散乱。
なんてことが少なからずある。追う者と追われる者、運動会の跡だ。
今月になると、レオがケージの上まで行くようになった。
もともとケージの上(空調機の前)はレオの憩いの場でした。

この3匹、最大の問題は保護者が注意しても逆効果になることです。
ちび太もレオも保護者ベタベタの子。一方ケンは保護者を怖れ逃げ回る子。
2匹がケンを狙っているときに注意すれば一応狙いを諦めて散会する。
2匹はもう慣れっこなので殆ど気にしてない様子。
しかしケンは自分が何か言われたと思って、ますます怯えてしまうのです。

これでは保護者とケンの距離が遠くなるばかり。
ちび太とレオを隔離するわけにもいかないし、やはり隔離するならケンだろう。
閉じ込められたケンのストレスがどの程度になるか、慎重に判断しようと思ってます。
取り敢えず今は1日2時間ほど、他猫を部屋から閉め出してケンの自由時間を確保中。


ケージ上の寝箱から様子を伺うケン

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケンはなぜ家庭内ノラになったのか

2025年03月04日 | ケン(ちびたん)
家猫とは言え、保護者から逃げ回りちび太からも隠れて暮らすケン。
レオやニャーからも狙われ、心底くつろぐことも日光浴もままならない。
ケンはどうして家庭内ノラになったのか。なぜ、ちび太に追われるようになったのか。
自分の猫日誌や過去記事などから調べてみました。

ケンが家裏に現れたのは2021年の9月、そのときはまだ幼い子猫でした。
ご飯を狙って家裏に住み着いてしまい、サクラやハチ(当時キジロ)が食べれなくなった。
困り果てて、嫌いだった捕獲機を借りてきて5日後に保護できた。

家裏に現れた頃のケン

当初はケージの中でシャーシャー唸り通しだった。
でも2週間ほどで保護者に馴れてきて、ひと月後にはケージから出て膝の上でゴロゴロ。
生後3ヶ月か4ヶ月くらいだろうか、その頃のケンはとてもかわいかった。

オジンの膝上で喉を鳴らす

で、お店の告知板を使って里親さん募集開始。すぐに見つかるはずだった。
お客さんの中に何人か心当たりがあったのです。ところが何と全員が既に決まった後。
結果として、ケンは思わぬ長い間わが家にいることになったのです。

保護部屋に隔離しておくのも何なのでと、家中開放したのが保護から2ヶ月後。
途端に(記憶にないのですが多分本当にすぐ)保護者から逃げ始めた。
2021年の暮れから2022年にかけての記事に、家庭内ノラに変身するケンの記述がある。
保護者からは逃げ隠れするが猫たちの間では自由奔放。
子猫のケンを攻撃する猫はいなかったが、ストレスのせいか猫社会が荒んできた。
何より困ったのは、先輩家庭内ノラのクウを中心に粗相合戦が始まってしまったのです。


猫たちの間ではしっかりくつろぎ、保護者がいなければ悪戯三昧

粗相騒動で保護者がてんてこまいしてる間に、ケンは家庭内ノラ道に磨きをかけた。
そんなケンを、降って湧いたような災難が襲ったのは保護から1年ほど経った頃。
ちび太です。まさに青天の霹靂だった。
その時のいきさつが2022年11月の過去記事に記されている。
ちび太も喧嘩するわけではなく、ケンを獲物に見立てて狩りごっこをしているようだと。
ちび太のケン追いは一時のものではなく、しかも執拗にケンの自由を奪っていった。
そしてケンの、ちび太からの避難生活が始まったのです。

ちび太を避け、3代目ベッド下の住猫になった頃

ちび太がケン追いに飽きたのか、ケンが開放されたときもあった。
すると、保護者の目を盗んでケンのやりたい放題が復活する。
でもそんなケンの自由生活はひと月ももたなかった。

ベッド下が塞がると(なくなると)、ケンはオバン部屋の2ヶ所の棚上で暮らすようになった。
ちび太はそこまではいかず、大抵は下で待ち伏せする。(たまに行くこともある。)
で、それぞれの棚上に段ボール箱で寝床を設けた。
ちび太がその場を離れたときに、水飲みやトイレに下りるのです。
(食べ物は保護者が配膳。)


オバン部屋棚上のケン、たまにチキンが合流

昨年一時2階の電話台に居場所を変えたけど、ちび太のいびりがひどくなって断念。
再びオバン部屋の棚上に戻った。
かくしてケンは3年半の家猫生活の殆どで避難生活を続け、お遊びも日光浴も諦める羽目になったのです。
ケンを家中開放した時に保護者の長期的ケアが足りなかったこと。
ちび太から逃げ回ることで生活に余裕がなくなった。
あれだけ懐いたケンが家庭内ノラになるにはやはりそれなりの理由があったのです。

なぜケンは狙われるのか。
それはかつてリンとクウがニャーに狙われたのと似ているような気がする。
他猫を強く意識する(警戒する)と、相手もそれを感じて意識するようになる。
今やレオやニャーまでがケンを意識するようになったのも恐らくそのせいだ。
ケンは、クウと同じ道を歩んでいるのだと思います。
家庭内ノラの解消。自分の病気(腹痛)が治ったら取り組みたい案件の一つです。

そうこうするうちに、今年に入ってケンはかつてのリンたちの根城、キッチンの天空寝床に居住を移しました。
その話はケンの次回記事にて。


天空寝床でご飯をもらってご満悦のケン

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

負けるなケン

2025年01月24日 | ケン(ちびたん)
ちび太にリビングから追い出され、2階の電話台に居を構えたケン。
しかし、さすがに廊下にある電話台ではちび太の"餌食"だった。
しかも保護者の目の届かない場所なのでちび太のやりたい放題。
頼みの兄貴分チキンは気まぐれで、ケンの援護も長続きはしなかった。
ちび太にいいようにちょっかい出されて、時折「ギャッ、ギャッ」と奇声が響く。
1階から怒鳴るとちび太はすぐに止めるけど、ケンは落ち着いたもんじゃない。
たまらずに再び居場所を変えました。

朝起きてリビングに下りると、ケンがいる理由は・・

ケンが居場所を移した先は古巣のオバン部屋ラックの上。
かつてここはちび太やレオに狙われて諦めた場所だ。
でも今のオバン部屋は主にモドキ、ヒョウ、ココが午前中を中心に過ごしています。
ちび太やレオも来るけど、以前のように露骨な悪さはしなくなった。
ただ問題は夜、保護者が床に就いてから。
モドキたちは保護者がいなくなったリビングに移ります。
ちび太はオジンベッドで寝るからいいけど、レオがオバンベッドで寝る。

レオはちび太ほどじゃないがたまに深夜にケンの奇声が上がる。
さらに困ったことに、ちび太がオバン部屋に寝場所を変えた。
オバンベッドで寝るわけじゃない。ラック上のケンを見張っているのです。
ちび太とレオに見張られ、ケンは水を飲むこともトイレに行くこともできなくなった。

深夜1階のトイレ前、ケンのこんなにくつろいだ姿は・・

ところでちび太もレオも、ケンを追い詰めるけど襲ったりはしないようだ。
手を出すくらいで、実際に飛び掛かるところは見たことがない。
しかしケンは本気で応戦、相手を返り討ちに合わせる。
ちび太には顔面の傷が絶えないし、レオにもたまに。
一方ケンの方はだいたい無傷。

放っておいてもよさそうなもんだけど、一計を案じました。
夜自分が寝るときにちび太を抱いて寝る。部屋に水とトイレを用意して朝まで閉じ込め。
実際にやってみると、ちび太は喜んで一緒に寝るので問題なし。
レオはオバンベッドでぐっすり寝るようになった。
かくしてケンは、夜保護者が寝た後は家中を自由に行動できるようになったのです。

心強いことに、チキン兄貴もまた戻って来ました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケンの新しい居場所は・・

2024年12月11日 | ケン(ちびたん)
もともとはオバン部屋の棚上にある寝箱を根城にしていたケンでした。
昨年わが家に合流したレオが保護部屋を卒業して、最初に目を付けたのがオバン部屋。
レオが落ち着けばココも付き合う。
そのうちレオはケンを"邪魔者"として扱い始め、ココは寝箱を占領し始めた。
こうしてオバン部屋はケンにとって安住の場所ではなくなり、ケンの放浪が始まった。

オバン部屋の住(猫)とは言え、ちび太の目を盗んで1階にいる時間も結構あった。
ココレオにオバン部屋を追われた後は、殆どの時間を1階で過ごした。
保護部屋には入れないが、リビングをはじめ1階には隠れ場所がたくさんある。
いざとなれば2階のサクラ部屋やオジン部屋の押し入れもある。
ちび太や保護者から逃げ隠れしながら、それなりにのんびり過ごす時間もあった。
やがてちび太のケン追いにも慣れたのか、必死に逃げまくることをしなくなった。

今年の春、隠れながらも伸び伸びと日光浴

すると、ケンを目の敵にしていたちび太が少しづつ変わってきた。
リビングなどで、ちび太とケンが同じ視界にいることが多くなってきたのです。
家中どこでも自由自在になったレオも、まるで飽きたかのようにケンを気にしなくなった。
で、ケンは晴れて安泰かというと、そうでもない。
何といっても家庭内ノラ。相変わらず人間は怖いし攻撃の対象なのです。
まったく毎日ご飯やトイレも世話になっておきながら、いい気なもんだ。

思えばケンの家猫化再訓練の方針も手つかずのままだった。
1年半前、保護団体に相談して「ケージの中から」やり直すことをアドバイスされた。
しかしその後はココレオはじめ次々と家に迎え、家の環境が大きく変わる事態に。
そんな中で最近までケンの話を失念していました。
ハチを保護する前にケンを、とも思ったのですが結局ハチを優先したし。
もう家の中完全自由になったハチだけど、今はまだケージを卒業できてない。
ハチのケージ完全卒業を待って、ケンの再訓練を始める予定です。

1階で”普通に”暮らせるようになった

なんて考えているうちにケンの周辺で変化が。
10月になって夜温が下がると、ちび太がまた根城をオジンベッドに変えた。
ちび太がいなくなって、ケンは少し破目を外し過ぎたのかもしれません。
ちび太が再びケンを意識し始めたのです。
それがだんだんエスカレートして、以前のように辛辣ではないが追うようになってきた。
ケンはついに2階に避難しました。
ただオバン部屋でもオジン部屋押し入でもサクラ部屋でもなく、選んだのは廊下の電話台。

近場で水飲んでトイレ済ませて、移動と言えばそれくらいのもん。
オバンはたまにあるらしいが、自分はケンが電話台から動いたのをみたことがない。
しかしこの場所はちび太や人間が行き交う場所。
ちび太に至近距離から睨まれたケンのギャッ、ギャッという叫び声が。
だけど不思議と勃発(取っ組み合い)はしない。
当初はそのたびに2階まで行ってちび太を追い払っていたけど、今はもう止めました。
ちび太もわかっているので、今ではリビングから声をかけるだけで大丈夫。


2階電話台の住猫となったケン

そのうち、ケンには頼もしい存在ができた。兄貴分のチキンです。
普段はリビングの中心にいるが、ケンの叫び声を聞くと疾風の如く駆け付ける。
仲のいいちび太とやり合うわけではないが、ちび太の気を紛らわす役目をする。
そのうちチキンは、深夜を中心に時間の半分を電話台のケンと過ごすようになった。
最近は寒くなってきたので、オジン部屋を暖めてケンたちに温もりを送っています。
あとは日光浴だ。
ケンはおそらく、もうひと月半くらいは日の光に当たっていません。
日光はすぐ近くに溢れているのだけど、動けないのか要らないのか。
今の時期、他猫たちは日光を求めて移動しているので、ケンだってほしいはず。
でも、こればかりは移動を強制するわけにもいかないし。
過保護がアダにならないようにと、ただ見守るばかりです。

チキン兄貴がいるから安心

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かっこいいケン

2024年09月08日 | ケン(ちびたん)

家庭内ノラのケンです
お腹に猫特有のたるみがなくて
チータのように切れ上がってます
頭が小さくて精悍な野生児そのもの


最近はちび太に追われなくなったので
リビングで過ごすことが多くなりました
すると、少しづつ人にも慣れてきたような・・
他の猫たちとの親和性は大丈夫そう

腕にハゲができました (外傷ではないです)

今のところまだ野生の目をしていますが
遅ればせながらの家猫修行に入れそうです
なんだかんだ言ってケンももう3才
ヒョウと並んで、里親さん探しを始めたい
でも、人馴れ訓練は焦らず騒がず
あくまでも本人(猫)のペースを尊重します

後ろにクウとリン

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする