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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

追い役と追われ役

2021年04月30日 | (故)シロキ(白黄)
ニャーが温和に戻ってから、わが家の猫社会に辛辣な喧嘩はなくなった。
それでもやっぱりネコだから、追いかけっこは日常茶飯事。
追ったり追われたりする相手も決まってます。

その中で、一方的に追われてばかりなのがシロキ。
あの逃げ隠れ専門のリン一家(リン、クウ、キー)にまで追われる始末。
さぞかし困り果てているかと思えば、本人(猫)はあっけからん。
しかも自分から追うことはまったくしない。

「他猫は避けても怖れず」がシロキのモットー?

わが家の猫社会ヒエラルキーのトップに君臨するのがニャーなら、
シロキは間違いなく一番下です。
でも、ことによると一番強いのはシロキじゃないかと思うときがある。
寛大なる平和主義者。
相手が追うのに飽きると、いつの間にか並んで寝ている。

うたた寝オバンには必ず寄り添う

実際、家に迎える前のシロキは強かった。
家裏餌取り合戦で、ハリーをはじめ他の一見さんを駆逐しまくった。
シロキはやっぱり大物だ。そして優しい。
最近は保護者への甘え方も板についてきた。

エイズキャリアでも、みんなと一緒に暮らせる秘訣がここにあり。

家裏時代のシロキ

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怖くても頑張ると・・

2021年03月08日 | (故)シロキ(白黄)
今日は朝起きた途端に本降りの雨。
昨夜の段階では午後少雨の予想だったので花苗も外のまま。
みんなで早めに出勤してずぶ濡れになってしまい込んだ。
雨は結局閉店時刻まで続き、ココレオの出番もなかったとか。
当地の「営業妨害の雨」は健在です。

そんなことどこ吹く風の当家。
いつもと同じ光景が繰り返されています。
ちょっと肌寒かったので人気のストーブの前。
トシのせいか一番寒がりなのがシロキ。

ちび太と一緒にストーブの暖をとるシロキ

と、そこにニャーが来た。
ニャーもストーブ前の常連です。
シロキは・・・、

「やば、何かされそう」

怖がるものの、決して逃げないのがシロキのすごいところ。
ふてぶてしいのか単なるおニブか。
でも、ニャーもこれまでのニャーとは違います。

シロキを一瞥しただけで知らん顔。
かつてのように襲ったり眼つけしたりはしません。
シロキも何食わぬ顔で、少しづつ普段の体勢に戻りました。
2匹が仲良くなる日も近そうです。

遠近の関係でシロキが小さく見えるけど実際にはニャーの方が小さい

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ありのままを撮るには・・

2021年02月16日 | (故)シロキ(白黄)
手間要らずの人畜無害
好き嫌いなく何でも食べる

わが家の最長老、シロキです

誘われれば少しお相手
愚痴も嘆きも口に出さず
不器用だけどしらけない

目だたぬようにはしゃがぬように
似合わぬことには無理をしない

知らぬ間にみんなに溶け込む

おやつの順番も一番最後
自分のことは後にする

ねたまぬようにあせらぬように
飾った世界に流されない

顔に似合わず、甘える姿がかわいらしい

そう、BUSAIKUではあるけれど
河島英五さんの歌そのままに生きる
シロキという猫をどうやって映し出すか
それが目下の自分の大命題なのです

あっ、これ! せっかく褒めてんのに

※引用した歌は「時代遅れ」でした

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もしもシロキが

2020年12月11日 | (故)シロキ(白黄)
じゃーん、シロキです

(後ろはちび太)

ごはん待ちのひととき
みんなの後ろで遠慮がちにちょこんと座って待っている
その顔を見て
オバンが時々吹きだす
「それにしてもブサイクだねえ」

(マットの下はニャー)

デブでブサイクでおニブのシロキ

もしも、シロキがブリーダーの家に生まれていたら
もしも、シロキがペットショップの檻にいたら
もしも、シロキが譲渡会に参加してたら

シロキにもらい手はあっただろうか


もしも、シロキがわが家に来ないでノラを続けていたら

怖がりなのに甘えん坊で
繊細なのに鷹揚で
気が小さいのに泰然自若
いるだけで周囲を安心させる

そんなシロキに、誰かが気付くことがあっただろうか


オジンの膝の上が大好きです

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正しく恐れる

2020年09月24日 | (故)シロキ(白黄)
と言っても新型コロナの話じゃなくて、猫エイズのことです。
この病気の恐いところは、保護者の過剰な反応と行動なのかもしれません。

先日、ちび太のエイズ検査をしました。
ちび太は店時代にテンちゃんを相手に狩りの練習して育った。
わが家に来てからは最近シロキとも仲よくなって、よく舐め合っています。
何かとエイズキャリア猫と関わりのあるちび太。
検査の結果は、陰性でした。

ちび太(手前)とシロキは同部屋(オジン部屋)のよしみで大の仲良しに

そう、猫エイズはそんなに簡単にはうつらない。
猫エイズウィルスの感染力は弱く、血液や体液が混ざらなければ大丈夫だそうだ。

シロキは現在わが家で唯一のエイズキャリア。
でも他の猫たちと分け隔てない生活を送っています。
ただひとつだけ、気を遣うのは他の猫と食べ物を共有しないこと。
そして飲み水は頻繁に換える。

食事はみなと一緒のシロキ(右から2番目)

本来なら食べ物や水は共有しても大丈夫なんです。
ただ、もし双方の口の中に傷があった場合はうつらないとも限らない。
だから念のための予防処置です。

然るに、巷には猫エイズキャリアと言えば隔離すべしと主張するノウハウ記事が溢れている。
"隔離"とは、ケージの中で暮らさせるのか一部屋を専用にするのか。
当家でも初めてのエイズキャリア猫ハリー(旧灰白くん)を隔離したときは、ハリーにとっても他の猫にとっても保護者にとっても大変なストレスだった。
結局1週間足らずで止めました。

「隔離生活なんて考えられないよ」

簡単に「隔離」と言うが、それが如何に非人間的(非猫的?)なことか。
この病気の恐さに憑りつかれて、本来の「幸せにする」という目的を忘れていた。
しっかり勉強し、正しく恐れることが肝要だとつくづく思いました。
もっとも、争いを何より嫌い他猫に譲ることを知るシロキだからこその話ですが。
血気盛んなやんちゃくんの場合は、ほんわか手法でニャーのように変わってくれればいいのだけど。


泰然自若かただのオニブか、とっても寂しがり屋の甘えん坊

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