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今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

エリザベスカラーのちび太

2023年06月23日 | ちび太
ちび太です
ついにナメナメ防止のエリザベスちゃん?

結構似合ってる?

いえいえ、そうじゃないんです
いくら何でもそんなひどいことはしません
話は1年ほど前に遡ります

去年の今頃のこと、わが家にノミが蔓延したのです
能天気な老夫婦は、それぞれ足を滅茶苦茶食われてようやく気付き
家中にノミ取りホイホイを仕掛け、数十匹とって愕然とした
もちろん猫たちにも駆除剤(マイフリガードα)を施し・・

1年前のちび太:毛がふさふさです

2度、3度と繰り返して
秋頃には何とか落ち着きました
その後問題なく過ごしてきたのに
今年の春になってまたボツボツ足を食われ始めた
原因は、昨年の秋に保護したサクラと思われた
通院の際ノミが確認され、駆除剤を施していたのです

しかし、今回はノミ取りホイホイに1匹もかからず
猫たちを鋤いても見当たらず(家庭内ノラ除く)
と思っていたら、いたのです

現在のちび太:まだ腰、腹、後足は短い毛のままです

ちび太でした
毛が短いので蠢くノミがよく見える
これに気づかなかったなんて、何と迂闊な・・
すかさず駆除剤施し手っ取り速いので鋤いて駆除した
しかし何故か、湧いてくるようにいつまでもノミが付き纏って
短い毛が好かれるのか、ちび太が家のノミを拾い集めているような感なんです

首にちまちま施していたのでは埒が明かない
思い切ってスプレータイプの駆除剤で一気に・・
それでエリザベスカラーと相成りました
ちび太の自損的ナメナメ、これで治まれば万々歳なんだけど

薬が乾くまで4時間ほどの辛抱です

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なかなか生えないちび太のその後

2023年05月17日 | ちび太
今回もちび太の無残な写真を載せますのであしからず。
一時は少し生えてきたような気がしたのですが、また自己ナメナメが過激になって・・。

背中と横腹は短いながら、何とか生え揃ってきました

今は当方の持病(心不全)の具合が悪く、猫たちは殆ど野放し状態。
分離不安症が懸念されたちび太ですが、最近はさほど甘えてこなくなりました。
でもケン追いは逆に激化。転嫁行動じゃなかったのかな。


下腹部は産毛が生えてきたものの、まだこんな状態

ケンを追っても怒られなくなって、ますますやりたい放題です。
で、見てると、追い詰めてもただ見てるだけで襲うわけじゃない。
ケンが逃げるのを待って追いかけたいだけのようだ。
追いついちゃって少し乗りかかったりすると、慌てて自分から離れたりする。
要はチキンやポニー、キーとクウのお遊びと同じじゃないか。

一番無残なのは後足の裏側、ナメナメが一番激しい部分

一方ケンの方は、気丈に振る舞ってはいるけど隠遁生活にも限度がある。
ケンの話は後日として、通称「舐め壊し」と言われるこのちび太の過剰グルーミング問題。
本人(猫)が元気そうだからなんて呑気なこと言ってないで、数多あるネットの情報や掛かりつけ先生の話を元に、1から対策を練り直すことにしました。


2ヶ月前のちび太、この体勢で後足の裏側をよく舐める

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ハゲハゲちび太

2023年04月12日 | ちび太
なんて揶揄してる場合じゃなかった。
果たしてストレスは緩和したのか。
毛は生えつつあるのか。

ちょっと不機嫌そうなちび太

見た目ではわかりません。
相変わらずケンを追うのにご執心。でもケンの方が大分慣れた。
追い詰めちゃっても、ただ見てるだけで接触するわけじゃないし。
ケンが動くのを待ってる感じ。

お腹はこんな感じ

ニャーにオジン部屋を譲ってもらって、甘える時間もしっかり確保。
今のちび太に不都合はないように思えます。
時折寂し気な声を発して誰もいない部屋を徘徊する。特に夜寝静まったりすると多くなる。
分離不安? 昔からのことだけど、何の合図なのかがわからない。

大股開きで腿の内側を舐めてる最中

毛の抜け方が不均一なので、やはり皮膚病ではなく舐め取ったのだと思います。
つんつるではなくて産毛はあるのだけど、それがなかなか伸びて来ない。
もともとちび太は舐めるの大好き猫。
トースターやレンジの裏は昔からかなり激しく舐めまくっていた。
それが自分の身体に向かってしまったのだろうか。


無残な後足;一部の毛がみすぼらしく残ってます

ひとつ救いなのは、これから暑くなってくること。
換毛期を経て夏用の毛は、もう要らない?
あっ、冗談です。
どうも保護者の真剣味が足りないのが最大の原因だったりして。
なんて言いたくなるくらい、当のちび太は元気です。


1年前のちび太の雄姿 (再掲)

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心因性脱毛症

2023年03月22日 | ちび太
正式にはそんな呼称らしいですが、要はストレスハゲのことです。
ちび太は2度通院して、結局原因はストレスということになった。
精神安定剤も試したが効果なく、ストレスの元を改善するしかないという状況です。

そうは言っても、その要因を突き止めるのはたやすいことじゃない。
・ケンを追い始めたのはどうやら転化行動のようだ。
・オジンに怒られ続けたことは直接の要因じゃなさそう。
・”空腹ストレス”なんてのもあるらしいが、都度与えてみても改善しなかった。
・過度のグルーミングは一向に治まらず、ハゲはますます広がっている。
・診察した先生が言うように、やはり多頭化と関係がありそうだ。
今回は、ある「心当たり」について書き留めておこうと思います。

ちび太のケン追いは気分次第だが、最近は執拗になってきた
(左からケン、チキン、ちび太、シロキ;まだちび太のケン追いが始まる前)

昔、ハナテツくもの3匹時代、ハナは後から来た子猫たちの面倒をよく見た。
ハナはオジン部屋が大好きで、そこからベランダに出て日光浴するのが日課だった。
しかしくもが大人になるとオジン部屋を根城にし、ハナの出入りを拒むようになった。
結果、ハナはオジン部屋もベランダでの日光浴も諦めることとなり、
夜はオバンベッドでテツと一緒にオバンの両腕の中で寝ることになった。
でもくもは、オジン部屋以外ではいつもハナを慕っていた。

ちび太は超甘えん坊。だけどはにかみ屋で、他の猫がいると甘えてこない。
オジン部屋はもともとニャーの領域だったけど、いつしかちび太と共有するようになった。
ちび太がテリトリー意識に目覚め、ニャーを追い出すようになったのは昨年の夏頃から。
今では、ニャーはかつてのハナのようにオジン部屋を諦めました。
しかしその頃はもう1匹オジン部屋を共有する子がいて、それが滅法諦めが悪い。
チキンです。

かつてのオジンベッドは和気藹々の大混雑だったけど・・
(1年前の3月:手前からチキン、シロキ、ちび太、奥にニャー)

猫たちが保護者に甘えるには一応のルールがあって、他の猫が甘えているときは邪魔しない。
ちび太はもちろん他の子もしかり。かつて頂点に君臨していたニャーでさえそうだった。
しかし、チキンは他の猫が甘えている最中でも関係なし。
平気で重なるようにくっついてくるし、気が向けばオジン部屋にも居座る。
猫社会暗黙のルール無用の、新人類ならぬ新猫類なのです。
オジン部屋でちび太がイラついてもチキンは素知らぬ顔。
結局ちび太が自分で出ていくようになってしまった。

当時のちび太の記事で、何故(ちび太が)自分の部屋と決別したのか訝しがった。
最近、ちび太が意識しているのはチキンなのではないかと思うようになったのです。
チキンは存在感をどんどん増している。
ケンが誰かに脅かされると、兄貴分として労わる行動を見せたりする。
今やオジンの一番近くにいる存在。
ニャーはべったりタイプではないのでさほどでもないが、ちび太は面白くないのではないか。
そして、ケンへの八つ当たりが始まった。

ちび太が居場所を変えた理由のひとつ
ベット下のケンを見張るためだった(オバンベットにて)

当時オジンに怒られ続けたことが拍車をかけたかもしれない。
しかし今のちび太は、前のようにオジン部屋にいることも一緒に寝ることも増えてきた。
ただしチキンがオジンベットに来ると、イラついた声をあげて出て行ってしまう。
一方チキンはあくまでもくったくがない。そして人懐っこく猫懐っこい。
遊びたいときは誰かれなく追うけど、誰とでも平気でくっついて寝る。
物心つく前から当家で育ち、保護者を親と慕いまくる。
ちび太の代名詞だった「天真爛漫」は、今やチキンの枕詞になった。

今のところ、以上は自分の仮説にすぎません。
しかしちび太の状態を見ればのんびりしてはいられない。
落ち着いてはいるけど、身体のハゲは着実に広がっている。
このままだと顔と首以外はスフィンクスという無毛の猫さながらになりそうだ。
でも保護者としては、ひとつひとつ仮説を立ててつぶしていくしかないのです。
当面は、ちび太が本来の根城(オジンベッド)で安息できるように協力してあげようと思います。

リビングでは一緒にくつろぐチキンとちび太(手前はポニー)

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分離不安という名のストレス? ~ちび太の場合~

2023年02月26日 | ちび太
ちび太の前記事(1/11)でいろいろ反省し、以後はちび太との関係回復に努めた。
感情一直線の猫のこと、信頼関係を壊さずに怒るなんて易しいことではない。
意識を他に向けさせることができればいいのだけど、それが何ともままならない。
一方関係回復と言っても、自分に対する行動が何か変わったわけではない。
寝場所をオバンベットに変えたり、かつてのべったりがなくなっただけだ。
ただ、気になることがあったのです。

サクラの部屋にお邪魔中のちび太

下腹部の毛がまるまるなくなって、皮膚がもろ出しになっていた。
昨年暮れあたりからのこと。
ちび太がケンを追い回し自分が怒る、そんなことが2カ月ほど続いた頃からだ。
ちび太のハゲはやがて両後足の内側まで広がり、背中の両側にも部分ハゲが数か所できた。
ストレスなのか菌の類か原因がわからず、2月の初めに通院しました。

診断の結果は予想に反して「ノミアレルギー」。
そういえば通院する前にハゲの部分にいたノミを2匹ほど退治した。
実はわが家では昨年夏から秋にかけてノミ大騒動があったのです。
その後一応は鎮静化したものの、根絶するはずがなかった。
フロントラインも効かずさらに2匹退治したけど、この話は別の機会に。
その時の先生の処方はステロイドと抗生物質。
サクラとは違う女医さんの病院だったけど、まったく同じ薬だった。

下腹部と後足の裏側は毛のない状態

ところが、ちび太は結構神経質でこの薬をどうしても飲まない。
食べ物に混ぜてもダメ。直接口に入れるにも最初は騙せたが、しまいにはものすごい抵抗で(保護者の)流血騒ぎにもなった。
ようやく飲み込んでも、胃液や食べ物と一緒に無理やり吐き出す始末。
かえってストレスを与えてしまう投薬は、結局途中で諦めた。
一方ちび太のハゲは胸の近くまでと尻尾の裏側まで広がり、背中のハゲも増えた。
先生の言う通り、ハゲの原因はちび太自身の執拗なグルーミングだった。

そのころはもう、ハゲの原因はストレスだと確信していました。
でもこんなに過激なストレスなんて初めて見るし、どのように対処すればいいのか。
普通の獣医さんでいいのかあるいは動物メンタルクリニック?
で、わからなくなってもう一度先生のところに行ったのです。

背中のハゲは数が増えて大きくなってきた

ハゲのところにあるアザはよほど強く舐めた跡らしい。
ブツブツと湿疹のように膨れ上がった部分もあった。
「すごいね、これ。」 とりあえずロングライフ抗生物質を注射。
さらに犬用の精神安定剤(のような薬)を出してもらった。
だが言うまでもなく、ストレスの原因を除くことが第一だ。
自分のこれまでの状況説明(告白)を聞いて先生は言ったのです。
「怒られたことなんて(ちび太は)もう忘れてんじゃない? (猫は)そんなことで気持が変わったりしないから。」
と、先生はまず保護者を慰めた。そしてある推測を話してくれた。

ハゲの中には点々とアザが

分離不安症
人間の幼児にはよくある、母親が見えなくなると癇癪起こして泣きわめく子。
その点猫のおかあさんはうまく親離れさせる。
しかし販売目的や何らかの理由で早々に人間の手に渡り、保護者の寵愛を受けすぎると、
やはり保護者が見えなくなると問題行動を起こすようになったりする。
落ち着きがなく鳴き喚いたり、典型的なストレス症状(グルーミングや転嫁行動)だったり。
通常は子猫の時期に起こるのだけど、ちび太のような甘えん坊は大人になってもあるという。

先生は断定せずに判断を保護者(自分)に任せた。
ケンとの関係はもう少し様子を見た方がいいと。
それで、今はもらった薬を試しながら、シャイなちび太の様子を見ながらかまってます。
落ち着きなく鳴き喚く行動は影を潜めたように見えるのですが・・。

生活ぶりは以前と変わらないのですが・・

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