不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

ようやく修理・・・。


 おそらく10年は経っているとは思われる、茶の間のシーリングファン。2、3年前から蛍光灯側のスイッチが故障して、何度か修理してだましだまし使っていたのですが、先日またもや故障してしまいました。前回直したとき「今度壊れたら、もう直せないからそれまでにどうにかしないと」とは言っておいたのですが、なにも対策することもなく現在に至ったわけでして。
 そのときの修理方法はスイッチ自体を分解し、引っ張るひもを定位置に戻すためのバネが破損してしまっていたため、そのバネを強引に加工したのです。本当ならば、このロータリースイッチ(とでも言うのか?)自体単品で手に入ればすぐ直るのですけどね。電気パーツ店に行って捜してみたけどそんな物は売っていなかったし、折れたバネと同じような物を捜してみたけどこれまた無かったんですよね。

 故障して2週間位は仕方がないので点灯している電球(型蛍光灯)をソケットゆるめて消灯しておりましたが、昨日東急ハンズでスタンドとかライトとか、ひもを引っ張るタイプのスイッチがついた照明器具の組み立てキットとかないか?と物色していると丁度「朝日電器株式会社(ELPA)」で販売している「2灯用蛍光灯スイッチ(B-54H)」なる部品を発見!ひもで引っ張るタイプのロータリースイッチです。
 故障した製品内の部品とは形状は全く違いますが、中で固定さえ出来れば、使えそう!早速買って帰りました。

 そして今日昼から作業開始。パッケージに描いている配線図を元に、接続方法を検討。そして取り付け・加工し故障前とほぼ見た目変わらない状態に組み込むことが出来ました。
 元の部品は引っ張るひもが出ている穴に直接ねじ込み式金具で固定するのですが、今回のスイッチはそんな仕様にはなっていません。でも組み込むケース内にたくさんコードが収まっているのでその間にうまく設置すれば特に問題はなさそうです。ただ外から見えていた固定用ねじ込み金具がついていないのはかっこわるいので、壊れたスイッチのケースとねじ込み金具だけダミーで取り付け、その穴から引っ張るひもを通して見ました。

 オリジナルと異なってナイロン製のひもが見えるのは仕方がないですけどね。ひもを1回引くと、4つすべて点灯、2回、3回目でそれぞれ対角線上の2個が点灯、4回目ですべて消灯となるように配線しました。

 新品でシーリングファンを買うと安い製品で7千円位するので、今回の修理ではスイッチとひもチェーンだけの441円(税込み)で済みましたので非常に経済的でしたよ。自分でやれば工賃かからないしね。これでしばらく大丈夫だと思われます。良かった良かった。

 さて、明日は1人出張でいないので忙しいです。また終電かな・・・。

コメント一覧

neko
>crowさん

コメントありがとうございます。

この記事がcrowさんのお役に立てれば幸いです。

他にもキャノピースイッチという名称で照明器具に組み込むスイッチはありますが、2灯用のスイッチとしてはこれが売っていたので使いました。

ちょっと大きめですが、照明器具の中に収まりさえすれば、使えますよね。

残念ながらこの記事で使用した照明はサーキュレーター部のスイッチも壊れてしまい、流石に2個もこのSWを組み込むだけの余裕も無かったので、別の照明になってしまいました。

私の場合記事にすると、中には「当然電気工事の免許持っていて作業しているのですよね」というようなご指摘をされる方もいますので、予防線として「安心してください、免許持ってます」と記載するようにしております(笑)
crow
私もこの部品、購入してみます。
私の家にも、1台プルスイッチのおかしくなった器具が。引っ張っても紐が定位に戻らず引っ張りっぱなし・・・
いや、ありました。最近それが2台に増えました。前者は部屋に壁スイッチもあるので500回くらい引っ張って偶然点灯状態になったのでそのまま壁スイッチで使用。しかし今朝のは壁スイッチはない。
そこで修理を思い立ちましたが、いい部品があるではありませんか!ヨドバシでも売ってるので早速注文!
ホントは配線直結の照明器具修理なので電気工事士免許がいるんでしょうが、まあ家庭内のことだし突然目の調子が悪くなって見えなかったということで(笑)
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