こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

アカヘリサシガメ

2024年01月31日 | ■カメムシ目


アカヘリサシガメ Rhynocoris rubromarginatus (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] チョウやガの幼虫などの小昆虫など
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約12㎜~16㎜前後でカメムシ目サシガメ科モンシロサシガメ亜科に属する。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く生息し個体数は普通。
成虫は日中に植物の葉上などで見られる。
体は光沢のある黒色で、胸部と腹部の外縁が赤く縁取られている。



北海道で見られたアカヘリサシガメ


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スジモクメシャチホコ飼育 <採 卵~羽 化>

2024年01月30日 | 飼育日記


スジモクメシャチホコ
日本各地に分布する蛾の仲間で、開張は46㎜~52㎜前後。
幼虫のホストはハルニレ・オヒョウなど。





2022年11月 採卵
ハルニレの細い枝に一卵づつ産卵された卵を採集、翌春まで屋外で保管しました



2023年3月 屋外から冷蔵庫へ
孵化を調整する為、屋外から冷蔵庫へ移動します。
タッパに湿らせたティッシュを敷き、その上に卵を置き蓋を閉めて保管



2023年4月 加温
4月、ハルニレの芽吹きのタイミングに合わせて加温します



2023年4月 孵化
加温から2日後に孵化しました、早速ハルニレの芽吹いたばかりの葉の上に乗せます
うまく喰いつてくれれば良いのですが・・・



2023年4月 幼虫8㎜
孵化から5日目、うまく喰いついてくれたようです



2023年4月 幼虫10㎜
孵化から9日目、幼虫は順調に育ってくれてハルニレの葉のエサ替えが楽しくなってきました
この頃になると幼虫の容姿にも特徴が出てきました、背中に何個かの突起が見られるようになりました





2023年5月 幼虫14㎜
孵化から20日目、だいぶ大きくなりました
突起も赤く染まり食欲も旺盛になります



2023年5月 幼虫32㎜
孵化から33日目、終齢です
体もでっぷりしてきました



2023年5月 幼虫14㎜
孵化から38日目、ケースの底に這うようになってきたので土を入れて見るとみんな潜っていきました



2023年5月 蛹化
土を入れてから2日目で蛹化しました、左の子はまだ前蛹の状態です
その後外で保管する事にしました



2023年6月 羽化
孵化から59日目の事でした、今回はなんの蛾が分からなかったので
種類が分かってよかったです、ハルニレの大きな卵を見つけるとスジモクメシャチホコだと直ぐわかる様になりました。


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生ノースマン

2024年01月29日 | 雑談日記


2024年1月 千秋庵 生ノースマン
ジャーーーン!!
やりました!
ずっと食べて見たかった生ノースマンをGETしました



先日、会社からもらった生ノースマン。
帰宅して早速家族5人で切り分けて食べましたよ~!
ようやく生ノースマンデヴューを果たしただんちょうです。
いつも閲覧している獅子丸さんのブログで紹介されていたので、食べたくて食べたくて
今度必ず買いに行くって思っていたんですよぉ。



子供たちは2切れづつ、僕と嫁さんは1切れづつ頂きました。
ノースマンでさえ美味しいのに、これに生クリームたっぷり
入って、こし餡と生クリームの相性が抜群でした、今度は一人1個食べてみたいなぁ
千秋庵のHPはこちら


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ヒメカメノコハムシ

2024年01月28日 |  ●ハムシ科


ヒメカメノコハムシ Cassida piperata (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アカザ・シロザ・ハマアカザ・イヌビユ・テンサイ・フダンソウ・ヒユ・イノコヅチなど
[時 期] 4月~10月
※ 体長は約5㎜~5.5㎜前後のハムシ科カメノコハムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~山地まで広く見られ個体数は多い。
成虫は日中にホスト植物の葉の上で見られる。
上翅は黄褐色の半透明の翅で、中央に黒い模様があります。
また後方の左右の端に黒紋が見られる。
近似種のイノコヅチカメノコハムシ(ホスト:イノコヅチ類)と似ているが、本種は上翅後方の両側に黒紋があるのに対し、
イノコヅチカメノコハムシでは黒紋がないことで区別する事ができる。
他にもキイロカメノコハムシ・チャイロカメノコハムシ・スジミドリカメノコハムシなどに似る。











2022年7月 北海道 ヒメカメノコハムシ(イノコヅチと思われる葉で複数の本種が見られた)


[ヒメカメノコハムシの見られる環境]

 


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ルリハムシ

2024年01月27日 |  ●ハムシ科


ルリハムシ  Plagiosterna aenea (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ハンノキ・ケヤマハンノキなど
[時 期] 5月~8月
※ 体長は約6.8㎜~8.5㎜前後のハムシ科ハムシ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布し、平地~低山地まで幅広く見られ個体数は普通。
成虫は日中にホストの葉上などで見られる。
体は光沢の強い瑠璃色~緑色・銅色で色彩には変異が多く大変美しいハムシです。
割と大型で、体は丸みをおびる。









北海道で見られたルリハムシ



虹色に輝く美しいルリハムシ


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ブドウサルハムシ

2024年01月26日 |  ●ハムシ科


ブドウサルハムシ  Bromius obscurus (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] ブドウ・ヤナギラン・ハコヤナギ・フキなど
[時 期] 5月~9月
※ 体長は約5㎜~5.5㎜前後のハムシ科サルハムシ亜科に属する甲虫。

北海道・本州に分布し、平地~低山地まで幅広く見られ個体数は普通。
成虫は日中にホストの葉上などで見られる。
体背面は細い剛毛を密生し、粗大な点刻を密に装う。
体背面の色彩は変異があり全体黒色の個体なども見られる、前胸背板および小楯板は黒色。
別名:フキサルハムシ



北海道で見られたブドウサルハムシ





ブドウサルハムシが見られた植物(ヤナギの幼木っぽい感じでした)


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ウストビモンナミシャク

2024年01月25日 |  ・ナミシャク亜科


ウストビモンナミシャク Eulithis ledereri (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] アジサイ・イワガラミ・ブドウ・ヤマブドウ・ツタなど
[時 期] 6月~7月・9月~10月
※ 開張は約30㎜~40㎜前後のシャクガ科ナミシャク亜科に属する蛾の仲間。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は多い。
成虫は夜間灯火に飛来する。
前翅は淡い茶褐色で翅頂付近に小豆色の紋が見られる。
壁などに静止する際に腹部を反り返らせ独特のポーズをとる。







北海道のウストビモンナミシャク
通常は止まった瞬間にお尻を持ち上げて壁に静止する


[ウストビモンナミシャクの飼育記録]

 
左:7月12日 アジサイの葉で見つけた蛹を採集
右:7月13日 羽化


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雪あかり 減量のお話・・・

2024年01月24日 | 雑談日記


2024年1月 自宅で雪あかり
庭のちょっとした空間の除雪を行って小さく丸く、くり抜いた部分に
雪あかりを作りました、室内の窓から見える位置に作ってみた。




玄関前の四角い雪あかり(はやちゃん作)




はやちゃんが作った雪あかり顔マーク


それでは本題です。
正月からたくさん食べて、たくさん飲んで体重がどんどん増えていくのが
さすがに自分でもわかる。
忘年会や新年会、コロナが終わって虫仲間との飲み会や学生時代友達との飲み会
仕事関係の飲み会などがあり自分への躾も甘々になっている今日この頃。
最近体重が気になって恐る恐る体重計に乗って見たら、なんと80キロ!?

おぉ!!!

ついに80キロになってしまった、人生初の体重にショックを受けて
一応本日より減量をすることにしました、身長が175cmなので72~70キロくらいが良いかなと
思いますので、8~10キロ減目指して頑張ります
余裕があれば60キロ台後半まで行きたい所、さてさてどうなるかなぁ。
途中報告はまた様子を見てしたいと思いま~す


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ルイヨウマダラテントウ

2024年01月23日 |  ●その他科


ルイヨウマダラテントウ Henosepilachna yasutomii (北海道)

[分 布] 北海道・本州
[食 樹] ルイヨウボタン・クコ・イヌホオズキ・ハシリドコロ・トチバニンジンなど
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約6.5㎜~7㎜前後のテントウムシ科テントウムシ亜科に属する甲虫。

北海道・本州に分布し、平地~山地まで幅広く見られ個体数は普通。
成虫は日中に、ルイヨウボタンなどの葉上で見られる。
オレンジ色の上翅にたくさんの黒紋がある大型のテントウムシ。
近似種にヤマトアザミテントウ・エゾアザミテントウ・オオニジュウヤホシテントウなどがいる。
北海道ではオオニジュウヤホシテントウ(上翅基部の大型の黒紋が左右で離れている点で区別できる)と
エゾアザミテントウ(上翅基部の大型の黒紋が左右でつながっている)が札幌近郊でも普通に見られる。
南部ではルイヨウマダラテントウ・ヤマトアザミテントウの2種がみられるが見た目はそっくりで同定には注意が必要。
エゾアザミテントウ・・・(北海道での分布は南部・東部を除く、ホストは主にアザミ類・ルイヨウボタンなど)
ヤマトアザミテントウ・・・(北海道では南部に分布、ホストは主にアザミ類、上翅先端の張り出しあり)
ルイヨウマダラテントウ・・・(北海道では南部に分布、ホストは主にルイヨウボタンなど、上翅先端の張り出しなし)


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ハネビロハナカミキリ

2024年01月22日 |  ●カミキリムシ科


ハネビロハナカミキリ Leptura latipennis (北海道)

[分 布] 日本各地
[食 樹] ホオノキ・センノキ・オニグルミ・シラカシ・カンバ類・ヤナギ類・ブナ科などの広葉樹各種
[時 期] 6月~8月
※ 体長は約15㎜~21㎜前後のカミキリムシ科ハナカミキリ亜科に属する甲虫。

日本各地に分布しており、平地~山地に生息し個体数は普通。
成虫は日中にノリウツギ・ガマズミなどの花に飛来するほか、伐採木などでも見られる。
頭部・胸部は暗褐色で、上翅・触角は茶褐色、脚の腿節は黒くその先は茶褐色のツートン仕様。
近似種のツマグロハナカミキリと似ており、同定には注意が必要。













広葉樹の古い伐採木に産卵に来ていたハネビロハナカミキリのメス


[採集時のハネビロハナカミキリ]

 
 


[ハネビロハナカミキリの生息地]

 
左:針葉樹・広葉樹の混ざる小規模の土場
右:広葉樹の薪置き場


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