こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

[北海道編] 初夏の針葉樹の土場

2016年07月31日 | 探索日記(生物)
2016年6月 

高地の針葉樹の土場で、採集したカミキリムシ2種の紹介です 

ウルフルズ - サムライソウル

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ハイイロハナカミキリ Rhagium japonicum
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道カミキリハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
初夏、針葉樹の土場に集まる代表的なカミキリムシの一つ。
個体数も多く、平地~山地まで広く分布するハイイロハナカミキリ





エゾハイイロハナカミキリ Rhagium heyrovskyi
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★★★☆☆です
ハイイロハナカミキリよりも個体数は少なく局地的な印象を受けるエゾハイイロハナカミキリ。
ハイイロハナカミキリよりも、高地性だが同じ場所で見られる事も多い。相性が悪いのか、なかなかまとまて見る事がない。

上記2種の区別はコチラを参照下さい。

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[北海道編] LHさんと一緒に夜間パトロール②

2016年07月30日 | 外灯回り
2016年6月 

本日も外灯回りの記事。
友達のLHさんと一緒に行った、夜間パトロールの記事です。
全部は掲載出来ませんので一部のみ簡単な蛾のみを掲載致します 

拝啓いつかの君へ 歌詞付き

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コエビガラスズメ Sphinx constricta
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★★★★☆です
久しぶりにスズメガの初物に出会いました、大きくて格好良いコエビガラスズメでした



ちなみにこちらはそっくりなエゾコエビガラスズメちゃん
展翅して比べると分かりやすいので今度時間がある時にでも2種の標本を掲載したいと思います



エゾヨツメ Aglia japonica
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
またまた割と綺麗なエゾヨツメ♂、まだまだ行けますね



エゾアカガエル Rana pirica
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
外灯回りでたまに見かけるエゾアカガエル君、大きなお目々が可愛らしいっす。



シロスジシャチホコ Nerice davidi
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
下のナカスジシャチホコに似ている蛾。



ナカスジシャチホコ Nerice bipartita
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
上のシロスジシャチホコにそっくりなナカスジシャチホコ。



カエデシャチホコ Semidonta biloba
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
これもなかなか好きなシャチホコの1種。





オサムシ2種・・・



ヒメトラガ Asteropetes noctuina
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
マイコトラガ・ヒメトラガは良く見かけるけど、いつかベニモントラガやトビイロトラガなども撮影して見たいものです。

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[北海道編] LHさんと一緒に夜間パトロール①

2016年07月29日 | 外灯回り
2016年5月 

久しぶりの外灯回りの記事。
友達のLHさんと一緒に数回程、夜間パトロールを行ったのでまとめて記事に
させて頂きます、全部は掲載出来ませんので一部のみ簡単な蛾のみを掲載致します 

拝啓いつかの君へ 歌詞付き

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ミスジツマキリエダシャク Xerodes rufescentarius
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
数も多く見られる本腫は斑紋の変異があり、割と好き蛾です



マツキリガ Panolis japonica
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★★★☆☆です
今年も順調にマツキリガがわんさか見られました。いい蛾です。



イボタガ Brahmaea japonica
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
5月はイボタガの最盛期でございます!!



オナガミズアオ Actias gnoma
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★★☆☆☆です
いるところには結構まとまっているんですが、いない場所には全く見られません。美しい蛾です。



ホシボシトガリバ Demopsestis punctigera
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
大好きなトガリバの仲間、春に出てくる蛾です。





ウスベニキリガ Orthosia cedermarki
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★★☆☆☆です
局地的なウスベニキリガ。今年も間に合った(汗



ダイミョウガガンボ Pedicia gifuensis
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
とても大きくて綺麗なガガンボ。



ホソスガ Euhyponomeutoides trachydeltus
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
ちっこい、枝に擬態しているかのようなホソスガ。







エゾヨツメ Aglia japonica
手持ちの『 だんちょう的 ★ 北海道蛾類ハンドブック 』での、観察難易度は★☆☆☆☆です
今年はたいした数は見れなかったけど、マイスターさんに送る分はなんとかパクっとしておいた。

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クロエンマムシ

2016年07月28日 |  ●その他科

クロエンマムシ Hister concolor
2010年8月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[7-9月] 体長[6-8㎜]
ホスト[小昆虫の幼虫など]
写真の個体は流木上で見つけたクロエンマムシを撮影。

エンマムシ科に属するずんぐりむっくりとして甲虫。
見つけた時に印象は[大きいなあ]と感じた、体長は8㎜-9㎜ほどはあった。
平地から山地の牛・馬の糞に集まる様です。
本種の特徴は上翅の第1~3背条が完全、第4~6は基半部を欠くことである。



2010年6月 北海道 クロエンマムシ Hister concolor



2010年6月 北海道 クロエンマムシ Hister concolor



2011年7月 北海道北 クロエンマムシ Hister concolor


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ニッコウシャチホコ

2016年07月27日 |  ●シャチホコガ科

ニッコウシャチホコ Shachia circumscripta
2012年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[36-40㎜]
ホスト[クルミ科:オニグルミ・サワグルミなど]
写真の個体は夜間自動販売機にいたニッコウシャチホコを撮影。

日本各地に生息するシャチホコガ科に属する蛾の仲間。
平地~山地にかけて分布し、個体数はあまり多いものではない。
触角は櫛歯状で、成虫の口吻は退化している。年1回発生。
上翅は灰色で、深い緑色や白・黒の模様が見られる。
シャチホコガのグループの中では小型な部類に入る。



2012年7月 北海道 ニッコウシャチホコ Shachia circumscripta
夜間低山地に外灯付近の葉の上にいたニッコウシャチホコを撮影。


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ヒナシャチホコ

2016年07月26日 |  ●シャチホコガ科

ヒナシャチホコ Micromelalopha troglodyta
2014年8月 北海道

分布[北海道・本州・四国] 時期[5-9月] 開張[15-20㎜]
ホスト[ヤナギ科:ヤマナラシ・ポプラなど]
写真の個体は夜間山地のトイレ内にいたヒナシャチホコを撮影。

北海道・本州・四国に生息するシャチホコガ科[ツマアカシャチホコ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布しているが個体数は少ない。
シャチホコガの中でも最も小さくて可愛らしい容姿のヒナシャチホコ。
大阪ではレッドデータブックに記載されている希少のシャチホコガ。
触角は雌雄共に櫛歯状で♂の鬚は長い、♂の尾毛は二股になる。



2014年8月 北海道 ヒナシャチホコ Micromelalopha troglodyta
1枚目の画像と同じ個体、指と比較するとその小ささが良く分かる。ヒナシャチホコは本当に小さいシャチホコなのだ。



2014年5月 北海道 ヒナシャチホコ Micromelalopha troglodyta
夜間外灯の近くの工場の壁にいたヒナシャチホコらしき蛾を撮影。



2012年6月 北海道 ヒナシャチホコ Micromelalopha troglodyta
いつもの外灯で見つけたヒナシャチホコ、あまりたくさんの出会いがないけど、こうして身近なポイントで出会うと嬉しい。


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モモスズメ

2016年07月25日 |  ●スズメガ科

モモスズメ Marumba gaschkewitschii
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-8月] 開張[70-90㎜]
ホスト[バラ科:ウメ・モモ・サクラ・アンズ・スモモ・リンゴ・ナシ 他:ヤアブキ・ニシキギ・ツゲなど]
写真の個体は日中に山地のハルニレの葉上にいたモモスズメを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ウチスズメ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し個体数は普通。
成虫は5月~8月の間に2回発生する、上翅は茶褐色でまだら模様。後翅は綺麗な桃色をしている。
和名の由来は後翅の[桃色]からの説と、幼虫の食草が[バラ科のもも]などを食べる事からの2つの説がある。
モモスズメは色彩により2型のタイプ(以下)が見られる。

第一型:頭部はやや細長い三角形で緑色、黄白色縦条がある。胴部は黄緑色~緑色で黄白色の小顆粒を有する。
胸部亜背線と腹部の7斜線は黄白色で顆粒が並列する。胸脚淡紅色、気門は白色に褐色環。尾角は細長で長さ約10ミリ、腹部と同色である。

第二型:体黄色で側面は橙色を帯び、斜線の前縁気門上に略倒三角形の赤褐色斑を有する。
※ 参考文献[保育社 原色日本蛾類図鑑]



2014年6月 北海道 モモスズメ Marumba gaschkewitschii
夜間平地の外灯付近の壁に静止するモモスズメを撮影。



2010年7月 北海道 モモスズメ Marumba gaschkewitschii
夜間低山地の外灯に飛来したモモスズメを撮影。



2011年6月 北海道 モモスズメ Marumba gaschkewitschii
夕刻に林道脇の小屋の壁にいたモモスズメの交尾ペアを撮影。上がメスで下がオス。


[モモスズメの標本画像と幼虫画像]

 
■ モモスズメの標本                       ■ モモスズメの幼虫


[手乗りモモスズメ]

 
■2010年7月上旬 北海道 手乗りモモスズメ。o@(^-^)@o。ニコッ♪ 


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ヒサゴスズメ

2016年07月24日 |  ●スズメガ科

ヒサゴスズメ Mimas christophi
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-7月] 開張[60-85㎜]
ホスト[カバノキ科:ヤシャブシ・ウダイカンバ・ヤマハンノキなど]
写真の個体は夜間低山地の外灯付近の道路にいたヒサゴスズメを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[ウチスズメガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで幅広く見られ、個体数も多い。
上翅は明るい褐色で外縁付近が茶褐色になり、翅頂付近は白い斑紋が見られる。
また中央付近には横に太い独特の斑紋が見られる。
この茶褐色の斑紋は個体変異があり、様々な模様のヒサゴスズメが見られる。



2011年5月 北海道 ヒサゴスズメ Mimas christophi
低山地の外灯付近を飛翔するヒサゴスズメをネットで捕獲して撮影。



2012年7月 北海道 ヒサゴスズメ Mimas christophi
低山地の灯火に飛来したヒサゴスズメを撮影。


[ヒサゴスズメの標本画像]


標本にするとメリハリの利いた色彩がぼやけてしまうので、やはり写真で残す方が美しい。


[色んなタイプの斑紋のヒサゴスズメ]

  

  


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サザナミスズメ

2016年07月23日 |  ●スズメガ科

サザナミスズメ Dolbina tancrei
2011年7月 北海道

分布[日本各地] 時期[5-6月・7-9月] 開張[50-80㎜]
ホスト[モクセイ科:モクセイ・イボタノキ・トネリコ・ネズミモチ・ヒイラギ・ヤチダモなど]
写真の個体は夜間に外灯付近の葉に捕まるサザナミスズメを撮影。

日本各地に生息するスズメガ科[スズメガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は多く各地で普通に見る事が出来る。
成虫は5-6月と7-9月の年2回発生。
幼虫はホストであるモクセイ・イボタノキなどを食べて成長し終齢になると土の中に潜り蛹で越冬する。
近似種にはヒメサザナミスズメいるが、外見状では大きさが明らかに違い区別する事が出来る。
また腹部腹面の色彩も両種とも異なっており、ヒメサザナミスズメの腹面は一様に灰色をしているのに対し
サザナミスズメの腹面は白く、左右端が灰色・中央には黒紋の列が縦に見られる。



2011年7月 北海道 サザナミスズメ Dolbina tancrei
夜間外灯付近にいたサザナミスズメ、腹部腹面は白く、左右端は灰色、中央には黒色紋の列が見られる。
ヒメサザナミスズメでは、この腹面が全体的に灰色になっている。



2011年8月 北海道 サザナミスズメ Dolbina tancrei
夜間外灯付近の壁に静止しているサザナミスズメを撮影。



2014年6月 北海道 サザナミスズメ Dolbina tancrei
夜間灯火付近にいたサザナミスズメを撮影。



2012年7月 北海道 サザナミスズメ Dolbina tancrei
夜間外灯付近の鉄柵に張り付いていたサザナミスズメを撮影。


[サザナミスズメの標本とヒメサザナミスズメとの大きさの比較画像]


※ 画像をクリックすると拡大します。
サザナミスズメの標本画像



※ 画像をクリックすると拡大します。
左:サザナミスズメ
右:ヒメサザナミスズメ



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エゾコエビガラスズメ

2016年07月22日 |  ●スズメガ科

エゾコエビガラスズメ Sphinx ligustri
2012年7月 北海道

分布[北海道] 時期[6-7月] 開張[46-60㎜]
ホスト[バラ科:シジミバナ・ユキヤナギ・ホザキシモツケ モチノキ科:アオハダ・イヌツゲ スイカズラ科:タニウツギなど]
写真の個体は夜間外灯に飛来したエゾコエビガラスズメを捕獲して撮影。

日本では北海道のみに生息するスズメガ科[スズメガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~丘陵地にかけて産すると思われ、産地は局地的で個体数も多いものではない。
近似種のコエビガラスズメに似ており、区別は下記の標本画像を参照。
エゾコエビガラスズメの後翅は2本の黒帯が細く、下の黒帯は外縁に接する事がない。
本種はもともとコエビガラスズメとして図鑑などで掲載されていたが1987年に分離独立種となる。
また、北海道南部にはコエビガラスズメが分布している。


[エゾコエビガラスズメとコエビガラスズメの標本]


上:エゾコエビガラスズメ Sphinx ligustri 2012年7月中旬 採集 北海道産
[前翅前縁部は白色鱗が広がり、明るい印象を受ける・前後翅の白色帯は明瞭。全体的にピンク色が濃い]

下:コエビガラスズメ Sphinx constricta 2016年6月上旬 採集 北海道産
[前翅前縁は淡い褐色みが強く、エゾコエビガラスズメよりも暗い印象を受ける]


 
左:エゾコエビガラスズメ Sphinx ligustri 2012年7月中旬 採集 北海道産
[全体的に明るい褐色色で、白色帯が特に目立ちます]

右:コエビガラスズメ Sphinx constricta 2016年6月上旬 採集 北海道産 
[全体的に暗い褐色で、白色帯はくすんだ茶色っぽい色をしています]


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