ロットン虫採り放浪記

日記、放浪記、標本紹介

 ナンキセダカ・ダイセンセダカ 羽化ラッシュ !

2017-07-10 22:35:35 | 日記

 
菌糸飼育していたナンキ幼虫が先月20日に無事に羽化しました!(^o^)

実はナンキ幼虫採集は元旦、3月下旬と2度行っていて、
計4頭の幼虫をゲットしました。

もちろんかの有名な〇塔山のナンキではありません。
(秘密の場所なので詳細は書けません、ご了承くださいませm(__)m)


2017・6・20♂羽化

驚いたのがここのナンキ、黒いです!

真正クロナンキ?かと思ってしまいました。

真っ黒とまではいきませんが、〇塔山産ナンキと比べるとかなり黒いです。

現在、残った3頭のうち、2頭が無事に蛹化、残りの1頭はまだ幼虫です。

実は菌糸カップに青カビが発生し、あまりに酷かったので交換しようとしたら
いきなり蛹室を直撃、サナギが下に敷いてあった新聞紙の上に転げ落ちてしまいました(>_<)


一瞬ヒヤっとしましたが、それほど高い所から落ちていないので
大丈夫そうです。

急いで「仮蛹室」を作って入れました。
羽化不全がちょっと心配ですが・・・

残りのサナギが無事に羽化し、全てが黒ければ
ここの個体群は黒化傾向にあると考えてよさそうです。

と思ったのですが・・・


2017・7・7♂羽化

2号が羽化しましたが、1号より黒くないですね・・・う~ん、期待しただけにちょっと残念

この個体は1号より一回り大きく体長18ミリほど。


2017・7・9♀羽化

1号、2号が♂だったのでこれでペアが揃いました(^^)

この♀は1号と2号の中間的な色合いですね。

この♀も体長18ミリほど。

全ての個体が黒ければいろんな意味でオモシロかったんですがね、
もう少し数を採って比べてみたいので、また南紀に通うことになりそうです・・・。


2017・7・6♀羽化

体長15ミリほどの大山産セダカのかわいい♀です(^^)



ナンキ(上)とダイセンの背中を比べてみたのですが、ナンキの山のような
盛り上がりがすごいです!


ナンキ幼虫があと1頭が残っているので、はたして黒くなるのか、それとも・・・

またご報告します(^^)/













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5/4~5 もう一度中国方面へ IN 鳥取・岡山・広島

2017-06-27 22:37:51 | 日記
皆さんま~たまたご無沙汰です!(^^)

更新が滞っている間に皆さんにお見せしたいカミキリが
そこそこ溜まってしまいましたが、時間ができ次第順次アップしていきますね!


もうずいぶん前ですが、GWはどこに採集に行かれましたか?

僕はしつこく中国方面に行ってきました。

ツジウスの有名産地、T台や山梨で材採なんかも
考えましたが、今回ご一緒した名古屋のM.Tさん(H・Nは春満作さん)が
まだ中国地方は未訪ということで春満作さんのご希望で2日間中国方面を巡ってきました。

(今回は長い放浪記は省略、ご報告までということでm(__)m)



初日は鳥取の大山へ・・・

過去に家族サービスを含め3度訪れてますが、いずれもお盆と秋なので
そのうち真夏に訪れて広大なブナ林を探策してみたいですね。


美しい大山。

大山は見る角度によって表情を変えます。

雲1つ無い快晴、本当に素晴らしい採集日和です!

ここでの狙いはダイセンセダカの幼虫。

僕は過去に3頭を採集、追加を求めて広大なブナ林へ入っていきます。

林床に倒れている菌糸の程よく回ったブナやサクラの倒木を探していきます。

最初は苦戦したものの、日陰の湿度の保たれた太いサクラ材やブナ材
を見つければ高確率で入っています。



多いときは、1つの倒木で6~7頭は入っていました。

幼虫を見つけた材はほぼブナとサクラで、その他の材では見つかりませんでした。

カミキリ幼虫の採集名人と言われる春満作さんは次々に見つけ出し、アッという
間に20頭超え、僕も十分な数を確保して3時間ほどで探策終了~

時間はまだ昼前、本当は1日かけて大山を探策するつもりでしたが、
セダカ幼虫が短時間で採れてしまったので、ここから一気に南下して岡山へ・・・

2時間ほどで岡山のモンクロポイントへ・・・

ここで先に来られていたツジウスさん、Hさん、そして兵庫のイケメン若手ムシ屋の
M君と久しぶりに会えたのはうれしかったですね。

すでにモンクロの飛来時間はピークを過ぎていたので
明日ゆっくり探すとして、次にみんなで広島のムモンポイントへ移動・・・

ここではM君の一人勝ち!

辺りはだいぶ暗くなってきたのに若い眼はよく見える
ようで、ムモン入り枝を3本もゲット!

僕たち年配組は出がらしばかりであえなく撃沈(+_+)

この後、ツジウスさんとHさんは次なる目的地に向けて出発、
M君は明日も僕たちと一緒に採集することになり、3人で某道の駅に移動して
のんびりムシ談話しながら就寝・・・ZZZ


─2日目─

早朝から3人でもう一度、ムモンポイントへ・・・

必死に探すが、結局ムモン枝は見つからず

しばらくしてムシムシQさんと合流、事前に連絡したところ
今回も駆けつけてくださいました。

ここで事前にムシムシQさんが見つけておいたという
新しい伐採地に行くことになりました。

もしかするとムモンが飛んでくるかも・・・とのこと。

4人でネットを構えてしばらくねばってみましたが、ムモンは飛んできませんでした。

ここでムシムシQさんは珍なナガクチキを狙うということで一時別行動
モンクロの生態写真を撮りたい僕は昨日の岡山の伐採地へ・・・

気温もグングン上がり最高のモンクロ日和となりそうです。

そして探し始めてすぐに!


モンクロベニカミキリ
Purpuricenus (Sternoplistes) lituratus Ganglbauer,1886

この姿をどれだけ追い求めたことか、やはりモンクロはひこばえがよく似合います。

さらに探すと・・・



正にモンクロ天国!

採っても採っても次々に飛来してきます。

しまいには小さな個体はスルーする余裕まででてきました。

十分な数を採集したところで、ビオスケさんご一行も来られました。

ルドルフさん、フサヒゲさんはお初です。

ルドルフさんは現地に着くなり、いきなりここの主要3種「ムモン、モンクロ、ジュウモンジニセリンゴ」 をゲットされた!

スゴ腕という噂は聞いていましたが、やはり達人にはムシのほうから寄ってくるようです。

実はルドルフさんと僕は同世代であります。

が、オーラはまるで違います!

僕がマメ電球なら、ルドルフさんは最新LEDといったところでしょうか(笑

芸術家テイスト溢れるフサヒゲさんはとてもひょうきんな方とお見受けしました。

僕のバカ話も笑ってお付き合いしてくださいました(^^)

で、さらに調子にのった僕のバカ話があらぬ方向に・・・

あきれたビオスケさんに〇ロットンという名誉?不名誉?名前をいただいたのでした(苦笑

ここでムシムシQさんが戻ってこられました。

みんなとワイワイガヤガヤとても楽しい時間でしたが時間はもう16時、帰る時間となりました。


今回も駆けつけてくださったムシムシQさん、お忙しい中 本当にありがとうございました!


現地でお会いしたたくさんのムシ屋の方々、楽しい時間をありがとうございました!


そして長時間にわたり、運転していただいた春満作さん、本当にお疲れ様でした。

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3/4 赤きカミキリコンビを求めて2017 IN 広島・岡山

2017-05-01 23:04:07 | 日記
ずいぶん お待たせしちゃいました!(^^)


実はあれが出てくるのを首を長くして待って
いたので更新しないでおいたのですが、ようやく待ちに待ったあれが・・・

その正体は当記事の最後にね!^^

華やかだった桜も終わり、新緑の萌える季節になりましたね!

さぁGW!、僕たちムシ屋の本格的なシーズンオン!

今年もどんなムシたちと出会えるにか今から楽しみですね^_^

では本編を・・・



去年5月、初めての広島遠征で目的の
カミキリにかすりもせず大惨敗・・・

これからどう攻略しようかと悩んでいたのだが去年9月、岐阜の山奥で広島在住のムシムシQさんと
偶然の出会いがあり事は大きく動き出した(ちょっとオーバーかな笑)

きっと去年の広島遠征があまりに悲惨だったので
神様が憐れんでムシムシQさんと巡り会わせてくれたのだろう・・・
(神様アリガト!涙)

ムシムシQさんに今回の遠征にぜひご一緒してくれませんか?とお願いしたところ、
快く引き受けてくださった。

そしてもう一人、eichanさんもご一緒したいとのことをお伝えすると
こちらも承諾してくださった。(ありがとうございます!m(__)m)

早朝4時に京都在住のeichanさん宅で合流し、一路広島へ・・・

そして8時過ぎ、無事にムシムシQさんと合流。

ここでムシムシQさんからのサプライズ!

採れないときのためにと、ムモン枝2本づつ、カミキリの標本を数種、それと
生きたとあるカミキリをeichanさんと僕にそれぞれ下さったのだ!(どんな種類かはまた後日^^)

挨拶もそこそこに、ムシムシQさんの案内で先ずはムモンベニの枝採ポイントへ・・・

今回はムシムシQさんの提案で午前中がムモンベニ、午後からはモンクロベニというスケジュールである。


車でわずか2~3分、とある伐採地に到着。

ここでムシムシQさんからムモンベニ枝採のアドバイスをいただく。

ムモンの幼虫は湿度に大変弱いらしく、伐採地上部の風通しの良い
伐採枝が良いとのこと。

そしてムモンの穿孔枝はリンゴカミキリのように、
不要な枝先をスッパリ切り落とすとのこと。

と!いきなり僕がムモンの穿孔枝と思われる枝を発見!

ムシムシQさんからも「よく見つけたね」とお褒めのお言葉をいただいて
気をよくしたのもつかの間、ここからまったく続かない。

大量に積まれた枝から穿孔枝を見つけ出すのは思ったよりかなり難しいのだ。

がしかし!eichanさんはここから快進撃!

次々と穿孔枝を見つけ出し、アッという間に二桁までいってしまった!

これが僕のようなショボいムシ屋と達人の違いなのか・・・


ムシムシQさんも遠目にはまったり採集しているように見えるのだが、
枝を次々と見つけ出していく・・・達人の眼力 恐るべし!(手前のオレンジリュックはeichanさん)


必死に探してようやく2本目の穿孔枝を発見、枝を上から見てたのでは発見はほぼ不可能、
斜面を下りて枝を真正面から見なければならない。


photo by eichanさん

やや高い所が苦手が僕には斜面はやっぱり怖いのである(笑

3本目をやっと見つけ、eichanさん、ムシムシQさんの見つけた枝を
ご厚意で採らせていただいて計5本になったよころでムモン枝採は終了~

待ち合わせ場所まで戻って3人でカミキリ話で談笑しながら昼食タイム。

さて!昼からは岡山に入り、モンクロ探策だ!




ムモン枝採ポイントから車で15分ほど、岡山のとある伐採地跡に到着。

ここでムシムシQさんからモンクロ攻略のアドバイスをいただく。

原っぱの中に伐採枝が落ちており、その中から菌糸の回った湿った枝を探すというもの。

早速、草原に突入~!・・・痛!(>_<)
何の変哲もないただの原っぱに見えるかもしれないが、実は一歩踏み込むとノバラやタラノキなど
有棘植物がいたるところに生えており数メートル移動するだけでもかなり痛い思いをする。

モンクロ枝採はその痛みに耐えなければならない、正に茨の道なのだ。


上部の枝は乾燥ぎみなので、下の湿った枝を引っ張り出し、割る作業を繰り返す。


枝を調べるeichanさん。達人の眼力をもってしても、モンクロ材を見極めるのは
なかなか難しいようだ。

そしてどれほど材を探しただろうか、ようやく当たりの材を見つけた!


右側の切り口からモンクロの顔がわずかに見える・・・
慎重に取り出していくと・・・


モンクロベニカミキリ
Purpuricenus (Sternoplistes) lituratus Ganglbauer,1886

やや小振りの個体だが、上翅のシルクハット模様がなんとも言えず素晴らしい!


次に割り出したのは先ほどの個体より一回り大きな♂。

この後、しばらく当たりはなかったが、ようやく♀を割り出すことができた。


達人お二人の貴重なツーショット。
その背中からはオーラが!・・・(笑

eichanさんも前半は苦戦されたものの、後半で♂2頭、♀1頭を割り出し、
最後にムシムシQさんが割り出された大きな♀をeichanさんと僕にそれぞれ譲ってくださり
お互い2ペアとなったところでモンクロ探策は終了となった。


 
ムシムシQさんお忙しい中ムモン、モンクロのポイントを
案内してくださり、大変充実した1日となりました、本当にありがとうございました!m(__)m

またぜひ採集にこちらにお越しください!(^^)


 
eichanさん、大変お疲れ様でした!
お互い素晴らしいベニカミキリコンビを採ることができて本当に良かったですね!\(^o^)/


 
そして・・・


ムモンベニカミキリ
Amarysius sanguinipennis (Blessig,1872)
2017・4・11羽脱


ムモンベニカミキリ♀
1017・4・13羽脱





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 広島に行ってきました!

2017-03-05 16:36:19 | 日記

ムモンベニカミキリに穿孔された枝。


モンクロベニカミキリ
Purpuricenus (Sternoplistes) lituratus Ganglbauer,1886

1日だけの強行遠征でしたが、とても充実した1日でした!(^^)

ふぅ~、でもさすがに疲れたなぁ~(+_+)

広島遠征の「放浪記」はまた後日^^
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2016・9・4 思わぬ出会いと収穫 IN 岐阜

2017-03-01 22:31:10 | 日記
皆さん お元気ですか!(^^)

早いもので、今日からもう3月ですね・・・

厳しかった冬ももう終盤、春はそこまで来てますよ
もう少しの辛抱です(^_^)


元旦にナンキセダカ幼虫を採集してはや2ヶ月、家にあった
ブロッコリースプラウトの容器を利用して上の写真のように飼育していますが、ずいぶん菌糸が伸びてキノコが!

まさか菌糸に巻かれて死んでるんじゃ!?

外からでは幼虫の安否が分からないので、恐る恐るおが屑を崩してみると・・・


幼虫は無事でした・・・ホッと一安心

家の中でも1番寒い場所に置いていたので、菌糸をほとんど
食べていないですね、摂食し始めるのはもう少し暖かくなってからでしょう。

無事に育っておくれよ^^



去年暮れのご挨拶の記事でアップした樹皮下のシナノラギの写真、
このエピソードをちょこっとご紹介したいと思います。


シナノラギ第1号が無事に羽化した次の日のこと、最後の花掬いから
1ヶ月以上フィールドに出ていなかったのでそろそろストレスで禁断症状がでてくるころ

シナノラギ幼虫はまだ小さな幼虫も2頭ほどいたので
エサの樹皮が足りないと判断、ここはロングドライブも兼ねて久しぶりにフィールドに出ることにした。

車を軽快に飛ばし、3時間ちょいでポイントに到着。

せっかくここまで来たので、エサ採取の前にタニグチ―マヤサンコブエリア
を少し探策することにした。

このエリアは上部にタニグチ、そこから3キロほど下った
ところにマヤサンエリアがあり、S沢辺りが両種の分布接点とのこと。

先ずはタニグチエリアから・・・
林道を進んでいくと、奥から何やら人の声が・・・

2人のムシ屋さんと思しき方がおられたので、お声をかけると
まだタニグチは採れてないとのこと。

その中のお一人が広島から来られているとのことで、5月に広島を訪れた
ことを話すと「ロットンさんでしょ?」とあっさり正体を見破られてしまった(笑

この奥にフキの群落があることをお伝えしてお二人のお邪魔にならないように
この場を後にした。

(後日、当ブログにコメントをくださり、
広島から来られていた方があの有名なムシムシQさんと知って驚き!
あの後、無事にタニグチを手中に収められたそうで本当に良かった!)

タニグチエリアから3キロほど下って・・・


マヤサンエリアに到着。

がしかし、なぜか真面目に探す気もなく周りを適当に叩いて3~40分ほどで
終了~

まぁ、今日の本題はシナノラギのエサ取りだからね~

ここから一気に標高を上げ、今年の夏にもお世話になった
シナノラギポイントへ・・・

実はここのポイント、見つけた時は樹皮にびっしり覆われた素晴らしいトウヒ材だったが、
どこかのムシ屋さんにキレイさっぱり樹皮が捲られ、今は見るも無残な白骨材と化してしまった(T_T)

まぁ、カミキリ屋なら考えることは皆同じ、こんな良材を見逃すはずないか・・・

わずかでも樹皮が残ってないか探し、ようやく小さな樹皮を見つけ何気に捲ってみて驚き!


いきなりシナノラギ成虫が出てきた!

さらに別の残った樹皮を捲ってみると・・・


またいた!!

幼虫もわずかな樹皮に高密度でいる。おそらくわずかなエサを求めて
集中してくるのだろう。

この後、成虫は♂2、♀2と運よく2ペアになったところで打ち止め。

まだよく探せば見つかりそうだが、むやみにたくさん採るのはあまり好まないので
幼虫は大きいのだけ飼育用に少し摘まんで、小さな個体は元に戻しておいた。


 
今回はムシムシQさんという有名な方との思わぬ出会い、
そして幼虫のエサ取りのはずがいきなり成虫が採れるという思わぬ収穫があり大変充実した1日となった。


以上、シナノラギのエピソードでした(^^)

今週末は今年最初のマイイベントな遠征が待っているのですよ!

今からワクワクしています!

え、どこへ行くかって・・・それはまた後日^^
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