南九州採集記

えびの市を中心に昆虫採集、きのこ採集、野鳥撮影な日記

ヤマブシタケ 食菌記録

2017-12-10 21:16:18 | きのこ
照葉樹林内、道なき道を歩いていたら、
立派なヤマブシタケと出会ってしまった・・・



これはもう

食べてあげなくては

ヤマブシタケに失礼だ




撮影したり、発生環境を確認した後に手でもいでみた。
けっこうしっかりと部分枯れ部分にくっついていて採りにくい。
基部は少々部分枯れに残ってしまう形になった。

初冬にあたる時期ということもあり、気温が低く虫には全く食べられていない状況だったため、軽く土を洗うくらいですぐに食材に。


さて、、、

どう料理してやろうかと悩むところだ。

実は普段から栽培ものは「道の駅えびの」にて購入し、鍋に投入して食しているのだ。



しかし、せっかくの天然もの。
いつもと同じ食べ方ではなんだかな~。

と、思いながらPCの画面をスクロールしていくうちに「卵とじ」というキーワードが目に入ってきた。



というわけで




卵焼きにヤマブシタケを投入



味付けに多めの醤油がヤマブシタケに染み込み、美味かった!
ヤマブシタケ自体の味というのは、栽培ものと同じくあまりないような気がする。
食感を楽しむ&他の食材を引き立てるきのこという位置づけになりそうだ。



しかし
このヤマブシタケ。
類似種もないし、発生時期が寒いため虫食いも少ない、ひとつあればかなりの量採れる。

食材として利用価値は高いかもしれない。





発生初期

このように生きている木の部分枯れから発生することが多いようだ。


初冬のきのこヤマブシタケ。

独特の形態で、
見て、撮って、愛でて、いじくりまわし、最後には食べれて、、、、

照葉樹林帯の素晴らしいきのこだと実感した。
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ハタケシメジ 【食菌記録】

2017-11-26 21:49:41 | きのこ
10日以上前の話だが、大量のハタケシメジの発生を確認してしまった。

周りから見れば(たぶん)冷静に見えただろうが、内心は半端じゃなくテンション上がり、もう踊りだしたいほどだった。



おそらくこの周辺で本種を食べる風習がないのだろう。
朽ちているものも大量に見つかった。

地中に埋もれた木材から発生するきのこ。
たしかに造成地であり、一時木材を積んでおいたりするのにも良さそうな環境であった。



一株根元から掬い取ってみた。



もうこれだけでも今晩の食材としては満足♪


とりあえず冷凍する分&家族の分も考慮し、この3杯分程をかごに入れてお持ち帰り。
基本「食べきれる量」採集を心掛け。



採集当日は時間がなかったことも含め、クリーニングだけして冷凍庫へ。。。。




ワックワク~♪の翌日の夕方。

とりあえずホイルにバター、香りづけに少量のオリーブオイル、醤油を入れて蒸し焼きにしてみた。


数分後ドキドキしながらグリルから取り出してみると。


むわっっっ~~~~・・・・


と香りが放たれた。



ふおおぉぉぉ・・・・



なんて贅沢な瞬間だろうか・・・

この香り

たまら~~~んっ!!



で、肝心のお味のほうだが、


美味い。

が、、、なんか足らない。


もうこれは、

素材が良いのに味を引き出せていないというのが素人ながらにしてわかった。

ようするに「腕」がないのだ。

普段料理をしないやつが素材だけ渡されてもいい料理を作れるわけがない。




と、

いうわけで、翌日。




妻の腕により鍋の具材に



家族みんなでハタケシメジ鍋。
やはり美味かった♪



それでもまだハタケシメジは少量残っていたので、様々な考察を踏まえて3日目、再びホイル焼きにしたところそれなりに満足のいく味を出すことができた。
(なんかホッとした・・・)


きのこ
なんて悩ましい存在なんだろうか。
一つの種類をとっても料理の方法はさまざま。

普段料理しない私でも、わくわく感にかられ料理をしてしまうほどの魔力を秘めている。
(なんかこの文章書いてて変だな。だいぶ頭に菌糸がまわっているようだ。)


結局行きつく先は、

きのこの世界は奥が深い・・・・





ハタケシメジは発生場所を抑えておけば何年か楽しめる

来年も採りにいこ♪


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初キマダラカメムシ

2017-11-14 21:48:55 | 半翅目
先日、阿蘇に行った際に建物のガラスに盛んにぶち当たる虫がいたので見てみた。



????


なんだこのカメムシは?
クサギカメムシを一回り大きくしたような雰囲気だが、、、、

多くの疑問を残しつつ帰宅後調べてみると、どうやら

「キマダラカメムシ」

らしい。

大陸からの外来生物。
長崎・九州を中心に分布を広げているようだ。
私自身、ここ数年東日本にいたわけだから、どうりで初めてみるカメムシなわけだ。

「キマダラ」とつく生物にはかっこいい種類が多い(気がする→主観)。

キマダラミヤマカミキリ、キマダララセセリ、キマダラチズガメ・・・など

やはりこのカメムシもなにやらかっこいい斑紋。
「キマダラ」がつくにはふさわしいカメムシだな~と、改めて思った。


ん・・・・・・・っ!?



あああぁぁっ!!???




帰宅後気づいたのだが、

なんてことだ・・・





採集するの

忘れてた・・・・・

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ミノタケかな

2017-11-06 22:01:28 | きのこ
仕事中に訪れたある場所で、

「ちょうど良かった~~~!」

と言われ、渡されたのがこれ。




手のひらサイズのきのこ


このきのこはナニモノなのか教えて欲しいとのこと。
ちなみに栗の木から発生。

その場ではわからなかったので、後ほど連絡しま~す。
と安請け合い。



で、仕事を終え帰宅した後いろいろ調べてみた。

ひっくり返してヒダの部分を観てみる。


・・・・・・・・


これは・・・

すごい特徴的だ!




きのこ、と言うと最もポピュラーなのがシイタケの類。
シイタケは放射線状にヒダが発生する。
他にもスポンジのように穴がたくさん空いているイグチという仲間もある。
しかし、このきのこはなにやら迷路状になっているではないか。

これはすぐになんのきのこかわかるかも~!

と・・・



思いきや、

迷宮入りした・・・・w




しかし、なんとかかんとか思いつく所を調べていくうちにあるきのこに行きあたる。

「ミノタケ」

傘の表皮にけっこうな毛が生えているところ、ヒダがしばしば迷路状になる点、他の子実体と癒着する点で本種ではないかと。



と言っても「であろう」程度の同定しかできないため、クライアントには、
「ミノタケか、もしくは近縁種かと」
というようにお伝えした。



あああぁぁ・・・

きのこ

まじで

わからないことだらけだ・・・
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マスタケ 食菌記録

2017-11-03 20:11:04 | きのこ
ミズナラ林をさまよっていたら


マスタケを見つけた

葉が落ち、寒々しい林内でこのオレンジ色の物体はとてもよく目立っていた。

そして・・・・発生しはじめ、つまり食べごろである。


ナイフを持っていなかったため、手でもぎ取ってみた。
以外にもきれ~に朽木からはがれてくれた。

その場でにおいをかいでみると、ふわっ・・・・ときのこの良い香りが!!
帰宅途中、料理するのが楽しみで楽しみでたまらなくなる・・・・・

いろいろ調べてみたが、どうやら揚げるのが一般的らしいが、けっこうなんでもいけそうなので、
キノコ料理の定番であるバター炒めにすることにした(楽だしね♪)。


適度な大きさにスライスする。
この際もとても良い香りが漂う・・・・


わくわくしながら、フライパンにGO!!


誤算だったのが、かなりの勢いでバターをマスタケが吸い込んだことだ。
フライパンが焼き付くのを恐れて慌ててバターの追加とオリーブオイルを少々入れた。



醤油で味付けして




できあがり



バターときのこの香りが混ざりかなり良い香りがする・・・
早速食べてみた。

う・・・
うまいっ!!

予想以上でも、以下でもなく、とにかく美味しい。

微妙な表現をしたが、というのもおそらく料理する人の腕によってさらに美味しくなるのではないかと。
普段料理をあまりしない私が作ってこれだけの味であれば、おそらく他の人が扱えばかなりレベルの高い味となりそうだ。


さらに食感だが、きのこの外側の部分はかなり柔らかく良い感じであった。
しかし、中心に近いほど食感はボソボソ感が強くなった。
これは好みや料理の仕方かもしれないが、贅沢だが思い切って中心部分を除いて料理してもよいのかもしれない。


いや~~~しかしこのマスタケ、
総じて美味しいきのこであり、今後出会うのがまた楽しみなきのこだ。
いろいろ料理方法を試してみたい。
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ジムグリ

2017-10-27 22:17:45 | 爬虫類

ジムグリ(幼蛇)

本土産のヘビの中ではかなりおとなしく、かわいらしいヘビだと思う。
幼蛇のうちは赤と黒の色彩が美しい。(この個体はだいぶ色あせてきていた)
そして動きも緩慢なため、捕まえてしばらく手の上でもてあそぶことができる。
(総排出口からくさいニオイを出す&あまり長時間だと疲れてくるのでほどほどに)

成蛇(大人)になるとこの鮮やかな赤と黒の色彩がなくなり、太くなり、地味なヘビになってしまうのは個人的にはちょっと残念である。
しかし、なぜ幼い時派手なんだろうか・・・?

名前のとおり、地面に、潜る。
その際、口の中に土が入りにくくするために、上あごが下あごを覆うような形態になっているんだとか。

来年は、無事繁殖に成功し、たくさんのかわいらしい幼蛇をフィールドに送り出してほしいものだ。
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今季初認ジョウビタキ

2017-10-26 21:36:37 | 
昨日の朝、マイペースにお着替えをする息子の面倒を見ていたら、
懐かしさを感じる声が聴こえた。

「ヒッ・・ヒッ・・ヒッ・・・」

聴こえた瞬間スイッチが入る。


望遠レンズを急いでセットし、庭を覗いてみた。


どこだどこだ!!?
あっ!いたっ!!!!


っていうか



近すぎる・・・



私との距離2~3mの庭のモノホシにとまっていた。
ガラス越しなので警戒していないようだった。


今季初のジョウビタキ、そして初冬鳥。
もうそんな季節なんだな~と実感。

しかし、今日はアブラゼミの鳴き声も聞いているという複雑な自然環境だ。
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ヌメリイグチ 食菌記録

2017-10-25 21:20:44 | きのこ
この時期松林を代表するきのこ「ヌメリイグチ」。


アカマツの菌根菌であることを主張しまくっている


湿度が高い状態であれば、和名のとおりヌメっていることが多い



以前から何度もこのきのこは食しているが、改めて書いてみようと思う。

食菌としてはそこまでランクが高くないこのきのこ。
で、あるが素人でも見分けが付きやすい上、松林に行けばかなり目につきやすいきのこではある。

管孔の部分が消化に良く無いらしいから多量に食べるのは避けたほうが良いかもしれないが、個人が晩御飯の一品とするくらいなら支障はないと感じている。


我が家の場合、味噌汁の具材には何度かした試しがある。
それ以外はいろいろなきのことのごっちゃ炒めで活躍。


今回はニンニク、ショウガ、トマト、ピーマンの炒め物の主役となってもらった。


けっこううまくできた・・・

実際子ども達にも人気で晩御飯の時間で完食!!
これはうれしい。


で、翌日も少量採集したので、

今度は卵焼きに混ぜてみた

味は、まあまあかな。
卵に埋もれてきのこの主張がうすくなってしまったかなと。



という具合にヌメリイグチ料理を楽しんだ。
やはり今のところは味噌汁での活躍が一番の気がするが、今後も楽しみながら思いつくままいろいろな料理への投入を試してみたいと思う。
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ヤママユガ

2017-10-23 21:17:05 | 

秋の訪れを感じさせてくれるガ

ヤママユガ



このガを見ると、美しい紅葉・木の実や、朝の冷え込みなどとともに「秋」を感じる。




しかし、このアンテナ状に発達した触覚・・・

すごいね。

重くて(?)垂れ下がっているではないか。


口を退化させ無くしてしまって、他の器官にその余力を持っていったのだろうが、

触覚
メスのフェロモンを探知するのにそれほど大切な器官なのだろう。



こんなぼんぼりに騙されて来ている場合じゃないぜ!!(笑)








(私もだ!!!(笑))
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ブローチ

2017-10-17 22:03:25 | 甲虫
登山道にブローチが落ちていた・・・






では

なかった。


この金属光沢、何度見ても美しいと思う。


オオセンチコガネ、動物の糞を食べる。
シカの個体数が増加している霧島、というか日本中。
各地でこのコガネムシが見られるが、地域によって光沢の色彩が異なるのが魅力の一つだろう。

霧島山系のは緑色が多いように思う。(あまりよく見ていないので定かではないが)
ちなみに関東産は紫色。

やはり本種が好きな虫屋なら様々な地域の個体を採集したくなる。
ということで「日本のオオセンチコガネ」なる図鑑まで作られていたりするのが驚きだ。

しかし・・・思うのだけれど、
本当にこんなアクセサリーがあったらうれしいな。

自然が作り出した造形美。
それがまた糞を食べているというギャップがまたいい。
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