キレンゲ日記

山もいいけど、
おいしいご飯が食べたいな~

2011年9月11~15日 薬師岳、鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳 (その4)

2011年09月18日 | 北アルプス
【5日目】 9月15日(木)

 黒部五郎小舎→黒部五郎岳→北ノ俣岳→太郎平小屋→折立


今日は黒部五郎小舎から黒部五郎岳に登ってから、太郎平小屋、折立へと下山する予定です。


疲れの溜まった状態で、テント装備を背負って約10時間の行程です。
最後まで歩けるかどうか自信がありません。
昨日から背中が痛いし・・。
もしかしたら、あと1泊追加になるかもしれません。


早朝の黒部五郎小舎   


テント場から見た笠ヶ岳


AM5:30、黒部五郎岳に向けて出発しました。


朝日に染まった黒部五郎


カールと私の影


カールの中にあった水場です。
写真だとわかりませんが、ジャバジャバ流れてました。
でも、先月よりは水量が減っていたかもしれません。


キツイ斜面を登る。


稜線に出た。


カールを見下ろす。


黒部五郎の肩から見上げた山頂


もうすこしで山頂です。


カールの向こうの雲ノ平が良く見える。
一昨日は、向こうからこっちを見ていました。
なるほど、こちらから見ると雲ノ平が楽園に見えます。


黒部五郎岳の山頂


三俣蓮華岳とカール
中央の鞍部には黒部五郎小舎がありますが、写真では小さすぎて良くわかりませんね。
ちょうど、ヘリコプターが小屋から荷物(たぶんゴミ)を持ち去っていくところでした・・。


少し休んで下山です。


黒部五郎の肩に戻った後は、北ノ俣岳に進みます。


薬師岳がきれい


下った鞍部から黒部五郎を振り返ります。
ここを登るのは、かなりツライだろうな~。 急斜面が長く続きます。


P2578から見た赤木岳(左)と北ノ俣岳(右)


P2578を下った中俣乗越しから、P2578(左)と黒部五郎岳(右)を振り返ります。


赤木岳へのキツイ登りです。

先月も登ったはずですが、このときはガスの中で先が見えなかった。
今日は先の先までバッチリ見えるので、ゴールは遠いぞ・・と思うと、キツさも倍増です。


そして、赤木岳に到着。


少しでも荷物を軽くしようと、濡れていたテントを干しながら休憩しました。

でも、あまり効果なかったかも・・。

それにしても、いい景色です。


黒部五郎(中央)と赤木岳(右下)


北ノ俣岳に到着。


眼下には有峰湖


太郎平小屋を目指して、どんどん下ります。
この稜線が、飽きるほど長かったな~。


北ノ俣岳を振り返ります。 でかいな~。


さっきから背中が痛くて、もうこの辺りで限界に達してしまいました。
息をするのも少しツライ。
すこし歩いては荷物を下ろす・・を繰り返しながら、ゆっくり前進しました。
背中が痛くて歩けないなんて、やはり年のせいでしょうか・・。
そういえば、昨日の最後も背中が痛かった。


そして、やっと太郎平小屋に到着です。


今日もそうですが、快晴な日でも午後になると急に雲が湧いてきます。
そして夕方になると、また雲が取れます。



太郎平小屋前の広場で大休止。

食欲があまりなかったので、ラーメンは止めて
小屋の売店でCCレモン、ウイダーinゼリー、フルーツ缶詰を買って食べました。

その後、背中を伸ばす体操を何度もして、何とか背筋の痛みを抑えて歩ける状態になりました。
折立までは、休憩&ストレッチ体操を何度も繰り替えして下山しました。

途中、体調を悪くした方が、私と同じように何度も立ち止まって休憩してました。
きっと向こうも、私を同じように見ていた事でしょう。


下山した折立のキャンプ場では、石川県の高校生達が大勢でテントを張って夕食の準備中でした。
インターハイの予選で来ているそうです。
明日から2日間の行程で薬師岳まで登るそうです。
競技の中には天気図を書く種目もあると、監督の方(先生?)がおっしゃってました。
頑張ってください。



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今回は晴天が続き、満足できる山歩きが出来ました。
本当に来て良かったです。
5日にも及ぶ山旅は、もう今年はできそうにありませんが、
来年もまた違うコースでこの山域を歩いて見たいです。

でも今の私の体力だと、3泊くらいの山旅が限度だと悟りました。
小屋泊まりならもう少しOKかもしれませんが、これだと財布が厳しいです。


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