リッスン・トゥ・ハー

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奈良公園の鹿が激減

2009-11-20 | リッスン・トゥ・ハー
旅に出たのだ。日常ではない空間へ、移動するための足ではないか。気分を変える、そんな単純な理由で旅に出る、その自由さを幸せに思う。なぜなら俺鹿だから、ここ奈良じゃまるで神扱い、最近では乱暴な輩も増えて危険も増したけど、それでもまだまだ神として君臨する毎日。行こうと思えば行けるさどこでも、どこまでも。で旅に出たわけ、道中、いろんな鹿に出会う。旅は道づれと言うではないか、行こうよみんなで行けばわかるさ。そんなこんなでずらずら、鹿の群れ、北へ。ところで北へむかったわけだけどそれは、なんにも意味はなくて、なんとなく風上に向かいたい気分だったからたまたま吹いてた風に向かって進んだわけで、ずらずら、鹿さらに増えていくし、今止まってもどうしようもないから、進むしかないわけで、その先頭に立っていると言う快楽を感じるのだ。俺は皆を連れて北の国に向かう。かくして鹿は公園から消えた。


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