リッスン・トゥ・ハー

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ハイファイ新書/相対性理論

2011-01-25 | 若者的図鑑
てめえ、勝手にロックにカテゴライズすんじゃねえよ。

と頭を殴り跳ばされてしまいましたね。見事にポップじゃない。いやあ、たまらん。
総合音楽的なバンドとしてその姿を示された気がします。
気分次第、なんにでもなれるってことよ。そう高らかに、しかしおしとやかにやくしまるさんは叫んでいます。
たぶん、詞をそれっぽくして上質なアイドルポップソングとして永遠の地位を得るでしょう。
あえてそうせん反骨精神は立派です。カッコいいです。

地獄先生でのてててててててギターフレーズがすごく印象。このててててててて、多すぎるんですよね、締まりが悪い。もう少しまとめようと思えばまとめられるはずです。しかしまとめない、うまいよ。さうんどぷろじゅーすよ。

裏返りそうで決して裏返らないボーカルも見事。心をとらえて話しませんね。

で、同じく地獄先生の詩、見事な部分とものすごい足りない部分、えらいぞんざいに扱ってきたものだ、と思えるほどの足りない部分。フルネームで呼ばないで、は完璧。その次、下の名前で読んで、余っている、ものすごいあまっとるし、もっと良い言い回しあったやろうに。と感じたのですけれど、それはこうだったから、良かったのかもしれないとも思う。やることなすこと正解、と言いたくなってきます。
先生の連呼の間に挟まれる「てば」とか「ああ」「ねえ」など、ささいなことですが、ほんの少し加えるだけでこれまで表情が豊かになるなんて。まったく。

もういいですよ、そのままでいいですよ。完璧ですよ。

しかし思いのほかグッドミュージックやなあ。パフュームぐらいひねりがなくてグッドミュージック。
パフュームはほんまに近い気がしますね。相違点はと言えば、歌詞の変態性。
それがたまらんという人も多いのでしょうが、機械的に歌うボーカルが同じような印象を与えるのでしょうか。

カラオケなどで安易に歌ってはえらい目にあいますよ。きっと、きっとね。変な目で見られる可能性があります。

くりかえしますがどきつい中毒性があります。


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