リッスン・トゥ・ハー

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相変わらず僕は何とか大丈夫です

2006-07-24 | リッスン・トゥ・ハー
東京の街に出てきました。右も左もわかりません。四方を囲む山も見えません。この街には終わりがないのです。JR東京駅の広すぎる構内で私は途方に暮れます。人の動きは基本倍速なので、私はモノを尋ねるタイミングと言うものがつかめないまま、やはり途方に暮れます。どうしようもなく、意識は遠のきます。私はこの東京の街に、何のためにやってきたのでしょうか。知りません。それが解らないまま、ただ立ち尽くしています。それほど東京は得体の知れぬ匂いが漂っていたんです。なんとなく、背から下ろしたリュックの中のお財布をぎゅうと握る。なんか確認したくなったのです。そうしているうちにだんだん落ち着いてきて、そうです思い出しました、ロックフェスと言う奴ですか。この街のどこかで行われると言うロックフェスと言う奴ですか、それに参加するのでした。


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2 コメント

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君と上手く話せないこと (アクエリアス)
2006-07-25 04:56:02
くるりのことはあんまり分からないのですが「東京」だけは好きです。昔よく聞いていたラジオ番組のエンディングになったことがあって、それで。

というかこれ書き出しの部分は「東京」からの引用ってことでいいんですよね?
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君が素敵だったこと (なゆら)
2006-07-25 11:10:53
その通りで御座いますよアクエリアスさんありがとうございます。あの粗削りさが逆に強い印象を残す、な一曲ですね。



ところでティッシュペーパー、読んでいると何か絶妙な錯乱具合とか、絶妙の甘酸っぱさとかでああもう、ていつも思わず溜息が洩れてしまうのでした。
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