リッスン・トゥ・ハー

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上昇するエスカレーター

2007-08-22 | リッスン・トゥ・ハー
体育館の中は当然のことながらぐんぐん湿度が上がり、わたしのボーダーのティーシャツを肌にべっとりとくっつかせる。人口密度の高さが、居場所を探さないといけないような狭い体育館に似つかわしい。準備はまだ始まったばかりなのに。なにをしているのか、良く分かっていない。そこにいるほとんど誰もが分かっていないのではないかと思う。なんとなく、流れに従っているのだ。シートを引いて、パネルを立てて、ざざあと波が引くように動いて、周りを見回し同じようなことをする。立派に太ったおばちゃんである、坂田さんが私のお尻をぽんと叩く、ぼやっとしてないで、と発破をかけたのだろう。が、叩いた本人もそれほどきっちり働いていないので、なんともいえない。そして、雨は降り出した。よってさらに不快指数はぐんぐん上がる。


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