下北の名所 むつ市恐山で「夏の大祭」が7月20日(水)から24日(日)まで開催されています。この時期は県内外からの参拝者や観光客で、閑散としていた駐車場も満杯になり観光地ならではの様相になります。
恐山は、比叡山、高野山と並び日本三大霊場に数えられ、硫黄のにおいが立ち込める荒涼とした霊場は、祖先の霊を供養したり、家内安全などを祈願したりする多くの参拝者であふれます。
総門と山門をくぐり、本尊安置地蔵堂でお参りした後、石ころを積んだ供養石の間を地獄めぐり。恐山の開祖とされる慈覚大師堂や水子地蔵に花や風車を供え、そっと手を合わせて故人の霊を慰めます。また、総門前ではあの世から故人の霊を呼び寄せるという「イタコの口寄せ」も行われています。
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