潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

初夏の味「きびなご」

2005年07月03日 | 
 

 今日は鹿児島の庶民の味「きびなご」のことを、『キビナゴは体側に美しい銀色と青の帯をもつ小さな魚で、産卵期である春先に多く獲れたことから、昔は肥料やカツオ・タイの一本釣り用の餌として、利用されていた。しかし、キビナゴはDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含むことから、近年は健康食品としての人気が高く、特に産地である鹿児島では人気が高い。産卵が近づくと群をなして海岸にやってくる。春先から初夏の産卵前が旬である。』と記されている。

 この時期の「きびなご」は「獲れたてを刺身にして食べるのが一番美味しく、薬味は生姜。」鹿児島では手開きにして、菊の花をかたどって並べた刺身「菊花造り」が有名です。九州旅行の時にも、近くのスパ-で買って食べました、味は最高です。種子島から、先日、一夜干しが送られてきましたので、種子島での味を少し思い出しながら、軽くあぶり「酒の肴」にして一杯やりました。