2006/11/14(火)NHK 竜巻の予測は可能か
今朝のNHKおはよう日本で竜巻について放映していました。竜巻予測についてを掲載します。
http://nakate.nawata01.com/06TV_movies/NHK/NHK_tornado_yosoku_20061114.wmv
竜巻から1週間 住民不安続く
佐呂間町を襲った竜巻では、トンネル工事にあたっていた建設会社の仮設事務所が吹き飛ばされて、中にいた工事関係者9人が死亡、住民など26人が重軽傷を負いました。また、被害を受けた建物は、全壊した住宅12棟を含めあわせて104棟に上り、今も15人の住民が公営住宅や親戚の家で過ごしています。
現場では、壊れた住宅のがれきの撤去はほぼ終わり、今週から壊れた住宅の修理作業がようやく本格的に始まりました。しかし、修理がすべて終わるのは少なくとも2週間はかかるとみられ、その間、住民たちは屋根にシートをはるなどの応急措置でしのいでいるのが現状です。
住民からは、雪の降る時期を迎えて心配だとか、住宅の補修や建て替えなどにどのくらい補助が受けられるのかわからないといった不安や疑問の声が出ています。さらに、被災した住民の多くは高齢のため、体の不調を訴える人も出始めているということです。佐呂間町は、保健師に被災者の家を巡回訪問させ、健康状態のチェックを続けることにしています。
2006/11/14(火)NIKKEI NET
政府、突風対策で検討会・15日初会合
政府は13日、宮崎県延岡市や北海道佐呂間町などで竜巻による被害が相次いだことを受け、関係省庁による「竜巻等突風対策検討会」を設け15日に初会合を開くと発表した。検討会では過去の災害データを分析して災害の観測・予測技術や災害情報の伝達方法などを検討、政府の取り組み方針をまとめる。 (19:17)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20061113AT3S1301C13112006.html
2006/11/12(日)北海道新聞
竜巻予測10分ごと 新システム構築 09年度始動 気象庁 2006/11/12 07:25
網走管内佐呂間町や奥尻島などで竜巻災害が相次ぐ中、気象庁は二○○七年度から、竜巻の予報システムづくりに乗り出す。竜巻は短時間で発生、消滅することから予報は困難とされてきたが、国内の既存のレーダー三十二カ所を利用し、竜巻の発生源となる積乱雲の動きなどを十分ごとに予測する新技術の開発を目指す。発生の一時間前には発生の危険性が高い「警戒区域」を知らせることで、防災に役立てる考えだ。
竜巻は過去の観測データがない上、発生時間が極めて短いことを理由に予報システムがない。新技術では二十カ所の一般気象レーダーのほか、雲の中の雨や風の向き、強さなどを詳しく測定できるドップラーレーダーを利用。積乱雲を含む雨雲の風速や風向、雲の水分密度などを観測し、観測地点のデータを突き合わせることで、一時間先の雲の位置や発達具合を十分ごとに予測するシステムを構築する予定だ。 (以下中略)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061112&j=0022&k=200611115371