今日は少し前の記録です。
年末年始にかけて寒波が襲来し、近畿北部では記録的な大雪になりました。
私の住む宇治でも、時折雪が舞う寒い日になり、さすがのなつみかんもお散歩にでる勇気はなく・・・
ということは全然なく、毎日買い物にかこつけて歩いていました(笑)
そんなお散歩で撮った写真の中から、地元で見た驚きの光景をご覧くださいませ。
(誰ですか、色々な意味でこんな日にふらふら出歩いている方が驚きだって言うてはるのは)
いつもの宇治川の光景です。
空には雪雲・・・
吸い込まれそうになるオギの道・・・穂のふわふわもほとんど落ちてしまい、今はひたすら寒々した光景・・・
見ているだけで身も心も凍りそうです。
ついに雪が舞い始めました。
ところが・・・
枯葉色一色の堤防に、黄色い花が揺れていました。
セイヨウカラシナです。
ごつい根生葉はあちこちで見られましたが、花はここだけでした。
もっと驚いたことに、近くでひっそり咲いていた紫色の花は・・・
ナヨクサフジです!
驚くべきことに、この後ナヨクサフジの群落ともいうべき沢山の花を見かけました。
去年はこの時期に花は見かけなかった気がします。
さらに驚いたのは、オギの根元にちらりと見えた紫色の花。
葉や茎は寒さで赤くなっていますが、クワガタソウ属特有の花が咲いていました。
ひょっとして、オオカワヂシャ!?
特定外来生物ですが、その逞しさに脱帽です。
それだけではありません。
堤防から少し離れた植え込みの下には、定番の、アカツメクサや、セイヨウタンポポや、
道草日記でご紹介したスミレの仲間が気温4℃の中で咲いていました。
さらに路地を進むと、冬に凛と咲くニホンズイセン。
サザンカとのコラボも素敵です。
いつもの池の畔に戻ってみると、なにやら上空を旋回する大きな鳥。
そのうち、急降下して水しぶきが上がったかと思うと、すぐに飛び上がりました。
カメラで狙ったのですが、追い付かず・・・
唯一写っていた写真を見ると、なんと足でしっかり魚を掴んでいました。
(ボケボケですが)
この鳥は、ひょっとしてミサゴ?
いや~なかなか感動ものでしたよ。
池ではバシャバシャと大騒ぎするカモたち。
何事かと思ったら、またもや親子連れがパンを撒いているのでした。
見るともなしにそんな光景をみていたとき、私の横をひゅんと通り過ぎた翡翠・・・カワセミです!
ラッキーなことに、比較的近くのマルバヤナギの木に止まりました。
その内、カメラを構えている私に気づき、別の場所へ・・・
セイタカアワダチソウ越しに少しだけ。
しばらくカワセミを見ていましたが、全く動きなし。
凍えてきたので、根負けして帰ることにしました。
近くの水路の横を通りかかった時に、こんどは餌探し中のイソシギ発見!
山科川のイソシギは警戒心が強くてすぐに逃げるのに、よほどお腹が空いていたのか全然逃げず。
写真を沢山撮らせてもらいました。
大好きなイソシギがみられるなんて、なんとラッキー!
ということで、一回分にしては出しすぎたかな?(笑)。