トラのネタも早くも尽きたので、今日から数回に分けて、トラならぬトリ特集をお届けしたいと思います。
地元の池の周りをお散歩すると、毎回なにかしら鳥さんたちの面白い姿や、珍しい様子が見られます。
去年の11月の終わり頃から撮りためた写真を整理したので、少しずつ投稿することにしました。
初回の今日は、12月下旬ころからびっくりするほど集まり出したシラサギ(コサギ、ダイサギ)の様子です。
普段は距離をあけて魚とりに精を出すサギたちですが、この日は違いました。
道路脇からほど近い場所に、結構な数のサギたちが集まっています。
ほとんどがコサギのようです。
手前で寝ているのはオカヨシガモたち。
別の角度から見てみました。
奥の方にダイサギが一羽だけ木の陰に見えていますね。
全体を見るとこんな感じです。
おや、白いサギたちに交じって黒い鳥が二羽。
カラスです。
ここは水深が浅いので、サギと一緒に餌を探しているようでした。
それにしてもカラスがうまく魚を採れるのでしょうか。
あ、上手くいかないからイラっとしたのか、カラスがコサギに喧嘩を売って、コサギが逃げてしまいました。
可哀そう~
回りのカモたちも触らぬ神にたたりなしとばかり、去っていきます。
「やりすぎたか・・・」
きまり悪げに、近くのセンダンの木の上に止まって羽繕いをするカラス。
気まずい時に羽繕いをするのは、ネコが体を舐めるのと同じのようです。
他のサギたちは何事もなかったかのように、佇んでいました。
また別の日・・・
いつもの池の対岸にサギたちが沢山集まっていました。
えらい沢山いますね。
距離がありすぎるので、私のカメラではこれが限界ですが、数えてみると約50羽。
ダイサギ、コサギが半々くらいのようです。
これから寒くなる日だったのですが、何か関係していたのでしょうか。
ちなみに時刻は朝10時頃。
同じ日の夕方まで、同じ場所に集まっていました。
最後にちょこっとだけ鳥の説明をば・・・
ダイサギはサギ科アオサギ属。
アオサギと並んで、日本最大級のサギです。
日本では冬鳥として見られることが多く、くちばしの色は黄色です。
食べ物は肉食で、魚、爬虫類、両生類、昆虫、哺乳類、はては鳥類までなんでもござれ。
こちらはコサギ。
サギ科コサギ属。
体が小さく、くちばしが黒いこと、足の指が黄色いことで、他のサギとはすぐに区別できます。
夏場の冠羽と背中の飾り羽が優美です。
餌は魚やカエルなどで、足で泥を突いて中から出てきたところを食べたりするようです。
上から4枚目の写真のコサギは、まさに突いて餌を探しているところでした。
以前撮った写真ですが、冠羽(左)、飾り羽(右)が見えています、
普段見慣れているサギですが、こうやって改めて見てみると、綺麗ですね~
行動も面白いですし、本当に見ていて飽きません。
結構シャイで一羽でいるときにカメラを向けると逃げてしまいます。
町中にいるのですから、もうちょっとどんと構えていてほしいです。
(逃げないで~)
【撮影:2021年冬 宇治市】