なんだかんだ言ってもお正月休みが1週間くらいあるのは有難いです。
でも、唯一の不満は、
「植物園の休園日と、私の休暇が完ぺきに重なっていること!!」
京都府立植物園を始めとする植物園はほぼ12月28日~1月4日まで休園しています。
年明けのネタ切れも予想されたので、昨年は賢く年内最後の休日に京都府立植物園を訪れました。
次の訪問に先立ち、その時の写真をご覧いただければと思います。
12月初めまで続く華やかな紅葉シーズンが終わると、植物園は静かな冬の時期を迎えます。
特に、全国に自生する野草や木々を集めた植物生態園は、野山がそうであるように、この時期は茶色一色・・・
それでも無意識に足が向いてしまいます。
なんと素敵なんでしょう、入り口を入ってほどなく一輪のスイセンが出迎えてくれました。
(純白なので園芸種なのだと思いますが)
立ち止まって写真を撮っていると、何やらチリチリと可愛い小鳥の鳴き声が・・・
やっぱり!エナガです。
沢山いるのに、動きが早すぎて全然まともに撮れませんでした。
生態園の園路・・・予想通り茶色一色です。
右手の木はカナクギノキ。バンザイ冬芽で有名ですが、花芽もまだで全然バンザイしていませんでした。
お正月向けに松竹梅と行きたかったのですが、とりあえず斑入りのクマザサで・・・
お年玉には一両(アリドオシ)。
え?景気悪いって?じゃあ、これでどうだ。万両!!
こちらはなつみかんの古くからの観察木です。
後ろの木は2018年の大型台風で被害を受け切られてしまい、この木も傷んでいましたが見事復活。
今シーズンはこれまでにないほど沢山実を付けていました。
アオキの艶々した実も、今の時期の生態園では目立っていました。
前にも投稿したトキリマメ、完全ドライフラワー状態で残っていました。
何度見ても目立ちますね~
な、なんと、今頃ノダケが咲いてる!?
今年は完全に見逃したと思っていましたが・・・奇跡か??
ほとんどの場所で綿毛になっているツワブキもまだ綺麗に咲いていました。
あれ、あそこにも黄色い花が?
毎年なぜか迷い咲き(早咲き)するヤマブキが早くも咲いていました。
そして、今の時期が本番のこちら。
ニホンズイセン、堂々の主役ですね!
ということで、寒いながらもやっぱり楽しい植物生態園。
2月になれば早春の花も咲き始めることでしょう。
その頃にはまた訪れたいと思います。
(どうか今年はコロナ閉園しませんように・・・)
【撮影:2021/12/25 京都府立植物園】