議会雑感

国会のルールや決まりごとなど、議会人が備忘録を兼ねて記します。

連合審査会の手続き

2017-07-10 | 国会雑学
平成29年7月10日、第193回国会閉会後の閉会中審査が衆参両院で行われます。

衆議院:文部科学委員会・内閣委員会の連合審査会(9時~13時)
参議院:文教科学委員会・内閣委員会の連合審査会(14時~17時)

※衆議院が文部科学委員会で、参議院が文教科学委員会と委員会名が異なる理由は、「衆参のちょっとした違い(常任委員会の名称)」をご覧下さい。

なお、案件名と連合申入れの方法は以下のとおりです。

衆議院:文部科学行政の基本施策に関する件(国家戦略特区における学部新設について)
参議院:国家戦略特区における学部新設に関する件

それぞれ、内閣委員会から連合審査会開会申入れが、文部科学・文教科学委員会にあり、文部科学・文教科学委員会が受諾することで連合審査会が行われますので、文部科学・文教科学委員会が主たる委員会(親委員会)、申入れをした内閣委員会は従たる委員会(子の委員会)となります。

よって、会議の整理者は、親委員会の委員長である、文部科学・文教科学委員長となり、連合審査会において理事会協議となった案件については、文科委員会理事会で協議することと整理されています。

また、今回の出席大臣は以下のとおりです。なお、総理はG20終了後の外遊中のため、出席がありません。

常時出席:文部科学大臣、内閣府特命担当大臣
要求大臣:内閣官房長官
(但し、官房長官の定例記者会見のため、衆院では10時45分~11時30分、参院では15時45分~16時30分まで退出)

今回の連合審査会では、第193回国会開会中、参考人招致について与野党間で調わなかった前文部科学事務次官が、参考人として出席することとなり、大きな注目を集めています。

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