今回の目的は琴弾公園内にあるコミニィテーセンターで開かれている写真展だ。
今はなくなっているが400年前より続いていた伊吹島の風習で妊婦が産前産後共同で暮らす出部屋(でべや)風景を昭和28年ごろ撮ったものだ。
小さな展覧会だが興味のわくものだった。
続きの部屋に太鼓台(ちょうさ)が飾られているのでみたいが電気がついてない。
職員の人に言うとつけてくれた。
節電のためだそうだがそれがきっかけで話を聞くことが出来た。
太鼓台は四国中央市、新浜市までは同じ形だが観音寺の太鼓台(ちょうさ)の一番上の飾りは白で魚網をかぶせていて担ぎ棒の上にある布団は4枚で豪華なのだそうな。
言われれば四国中央市の太鼓台は一番上の飾りは黒で布団は2枚だ。
観音寺市中心部の太鼓台(ちょうさ)は女性はいまだに担ぐことは出来なく着るはっぴにしても役目の人にきっちりと管理されているらしい。
琴弾公園を数百年も守ってきた精神でしょうかと思わず言ってしまったが松林だけでなくそれに続く海岸植物もよく守られていた。
黄色はネナシカズラで周りにはハナヌカススキが生えていて外来植物が目に付き以前はかなり見かけたハマボウフウは見かけなかったが皆で在来植物を守ろうとの方向にもっていってるそうだ。
今回は伊吹島のことを知りたく、きっかけとして写真展に来たが伊吹島の秋祭りや昨日(14日)からいりこ漁が始まり島が活気付いていることや島の道は狭いのでかなりなれた人でないとバイクで走るのは難しい等の情報と観音寺市のパンフレットをいただいて帰った。
ほんのバイクで20分ほどで歴史の有る場所や四季折々の植物が楽しめる場所を見つけられた。
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