”はるばると雲のほとりの寺に来て月日を今はふもとにぞ見る”と詠われたように雲辺寺は標高1000メートルほどの場所にある。
暑い日だったがアジサイは目にさわやかだったしサンショウの新芽はまだ柔らかかったが実もなっていた。
カラスザンショウの新芽もまだテンプラにできそうだ。
金生町暮らしになってカラスザンショウのテンプラが好きになったので手に入ったのはうれしかった。
高い木になるので採れないと思っていた5ミリほどのヤマザクラの実も手の届くところでたくさんなっていたので果実酒用に採った。
柔らかそうなフキもやっぱし採った。
雲辺寺へ行く途中の道路脇ではハチクのタケノコも採っている。
1000メートル近くになるとふもとの植物の状態より一か月は遅れている。
帰れば採集物の処理に忙しくなるので2時に出発したが長年行きたいと思っていた通称椿堂と呼ばれている常福寺へ立ち寄る。
灯台元くらしとはよく聞く言葉だが由緒あるお寺なのに訪れたことはない。
こじんまりとしたお寺だが弘法大師伝説による椿の大木があった。
椿も立派だったが杉に絡まり華やかに咲き誇るノウゼンカズラのオレンジ色の花が時期でもあり目を引いた。
7時前に出発して4時前には帰っていた。
走行距離67.7キロ。
近くで良い遊び場所が見つかった。
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