杉原信幸さんは海辺の草が覆い茂っていた場所へストーンサークルを作った。
写真左後方の赤茶色の塊に見えるのはストーンサークルを作るために掘り起こしたイタドリの根っこだ。
かなりの量が積み上げられていたが翌日島民の人たちと作ったてびねりの作品を野焼きするマキになった。
4月に入村して5~6月ごろには石を設置したと思うがもうかなり草が進入している。
石の位置は変わらないとしても来年は草に覆いつくされているだろう。
うまい具合に角の取れた石はこのあたりから運んだらしい。
引き潮のとき選んだ石に紐をつけ満ち潮になると浮かしながら舟で運んぶボランテァをした人より聞いたが海や山など自然と対峙しながら暮らしている人たちの知恵は計り知れないものがある。
そのボランテァの人が”ただ石を置いたのと違うんだよ、よーく考えて置いてた”と言っていた。
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