公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

大阪府公立学校教員採用試験no26(2017.7.7)

2017-10-12 09:55:00 | 数量


次の表は、ある中学校2年1組で実施された英語と数学のテストの得点分布である。この表から、英語と数学の得点の平均値が61点以上である生徒は最大で何人と考えられるか。次の①~⑤から最も適切なものを一つ選べ。ただし、英語、数学ともに満点は100点とする。また、英語と数学の得点の平均値は小数第1位を四捨五入するものとする。①26人②27人③28人④29人⑤30人                                          英語と数学の平均値が61点以上ならば、英語と数学の合計点は、61×2=122点以上。                    仮に、英語が0~20点の生徒(表を見ると2人いる)が、2人とも20点だったとすると、数学は102点以上でなければなりません。それは無理ですね。よって、英語が0~20点だった人の中には、英語と数学の平均値が61点以上の人はいません。このように考えていきますと、よって、○で囲んだところを合わせて、最大で28人。正解は、肢③です。                     さて、それでは、最も少ないときは何人でしょうか?答えは、動物画像の下です。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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国家一般職(高卒)no17 2017.9.3

2017-10-09 10:55:00 | ニュートン算


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ある水槽には、A、Bの2本の給水管があり、この水槽を空の状態から満水にするのにA管では60分、B管では40分かかる。また、満水の水槽を栓を抜いて空にするのに120分かかる。                    この水槽を空の状態から満水にするため、最初はB管のみで給水していたが、水槽の栓をしておらず排水していることに途中で気付いた。すぐに栓をすると同時にA管とB管の両方で給水をしたところ、栓をしてから20分後に満水となった。栓をしたのは最初の給水を開始してから何分後か。                 
ただし、A管からの給水、B管からの給水及び水槽からの排水は常に一定であるものとする。①10分後②12分後③14分後④16分後⑤18分後                                        60と40と120の最小公倍数は120なので、水槽の容積を120とします。A管で給水した場合、60分で満水になるので、A管からは、1分あたり2だけ水が出ています(120÷60)。B管からは、1分あたり3だけ水が出ています(120÷40)。                                    満水の水槽を栓を抜いて空にするのに120分かかるので、栓を抜いた場合、1分あたり1だけ水が出ていきます(120÷120)。このときの様子を図にすると、栓をしてから20分後に満水になったので、だから、B管だけで20だけ給水。(ただし、水が抜けていた)。B管からは1分で3だけ水が出るけど、栓が抜けているから1出ていく。ゆえに1分で2ずつしか水は貯まらない。なので、B管だけで給水していたのは、10分です(20÷2)。正解は、肢①です。ここをポチッとお願いします→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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大阪府公立学校教員採用試験no24(2017.7.7)

2017-10-04 10:26:00 | 整数


パン屋で、アンパン、ジャムパン、カレーパン、メロンパンの4種類のパンを合わせて10個買った。買ったそれぞれのパンの個数について、次のⅠ~Ⅲのことが分かっている。                                         Ⅰ 4種類のパンをそれぞれ少なくとも1個は買った。                    Ⅱ 買ったアンパンの個数とジャムパンの個数は等しい。                    Ⅲ カレーパンをメロンパンよりも多く買った。                    このとき、次のア~エのうち、確実にいえるものを○、そうでないものを×とした場合、正しい組み合わせはどれか。1~5から一つ選べ。                    ア アンパンを2個買ったとすると、メロンパンは1個しか買っていない。                    イ カレーパンを5個買ったとすると、ジャムパンは2個しか買っていない。                    ウ 買った4種類のパンのうち3種類のパンの個数が等しいとすると、アンパンは1個しか買っていない。                    エ メロンパンよりもジャムパンを多く買ったとすると、カレーパンは3個しか買っていない。アンパンとジャムパンをx個、カレーパンをy個、メロンパンをz個買ったとすると、                   Ⅰより、x、y、zは自然数。                   Ⅲより、y>zです。                   まず、x=y=1のときを調べてみます。③の買い方があるので、イは、確実だとはいえません。(ジャムパンが1個のときもある)                   次に、x=y=2のとき。⑤の買い方があるので、アは、確実だとはいえません。(メロンパンが2個のときもある)                   ウも、確実だとはいえません。(アンパンが2個のときもある)                   ④の買い方があるので、エも、確実だとはいえません。(カレーパンが5個のときもある)                   結局、確実にいえるものは、一つもありません。正解は、肢5です。                   もしも、この問題が、「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲをすべて満たすような買い方は何通りあるか?」だったら、正解は、6通りですね!ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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国家一般職(高卒)no16 2017.9.3

2017-10-02 10:53:00 | 方程式不等式


図のように、A、B、Cに整数を一つずつ入力すると、DにはAとBの値の和を、EにはBとCの値の和を、FにはDとEの値の和を表示するプログラムがある。例えば、図Ⅱのように、Aに5、Bに7、Cに10を入力すると、Dには12、Eには17、Fには29が表示される。A、B、Cに整数を一つずつ入力したところ、次のことが分かった。このとき、Fの値はいくらか。                   ○Fの値はBの値の4倍である。                   ○Eの値からAの値を引くと、8となる。                   ○Eの値からDの値を引くと、2となる。           ①20②24③28④32⑤36                                条件を式にすると、F=4B…♤ E-A=8…♢ E-D=2…♡。                       ♤より、Fは4の倍数です。選択肢は、当然4の倍数で揃えてありますね。                       ♢より、E=A+8、♡より、E=D+2。ゆえに、A+8=D+2。つまり、D=A+6です。                       ところで、AにBを足したものがDなのだから、B=6。これを♤に代入して、F=24。正解は、肢②です。図で説明すると、最後までやると、E=A+8だから、ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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