公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

東京消防庁1類no19(2017.5.28)

2017-08-28 10:43:00 | 資料解釈


下の表は、九州地方(沖縄県含む)の各県の刑法犯や交通事故に関する資料である。この表から判断できることとして、最も妥当なのはどれか。①九州地方各県の中で、最も検挙率(検挙件数/認知件数)が高いのは沖縄県である。                    ②人口が多くなると刑法犯認知件数も上昇する。                    ③鹿児島県の交通事故発生数は九州地方地方全体の事故発生数の1割を超えている。                    ④警察官1人当たりの交通事故件数が最も多いのは宮崎県である。                    ⑤警察官1人当たりの人口が最も少ないのは福岡県である。                    ①沖縄県は、約11000件の認知に対して、約4500件の検挙であり、50%には届きませんが、まあまあの実績です。                    それに比べて、他の県はどうでしょうか?もっと優秀な県がありますね!                    長崎県は、ほぼ50%です。よって、これは、計算せずに切ってもいいと思います。念のために、計算してみると、②人口が1番少ないのが佐賀県で、認知件数が1番少ないのが長崎県ということでダメ。                ③九州地方全体の交通事故発生数は、約101000件。(上から2ケタの概数で足した)鹿児島県の交通事故発生数は、9200件ほどしかないので、1割未満です。                    ④交通事故発生数を、警察官数で割ればいいのですが、全部計算する時間はありません。宮崎県は、およそ「5」。それより大きそうなのはないかな?とみていくと、佐賀県が怪しい。計算してみると、やはり、佐賀県のほうが多いです。                    ⑤人口÷警察官数です。福岡県は、510万÷1.1万=約460。同様に、上から2ケタで割っていくと、佐賀県500、長崎県466、熊本県580、大分県570、宮崎県550、鹿児島県567、沖縄県540。                   長崎県と福岡県の大小は、概数にしている関係で、もう少し精査がいるかもしれませんが、一応、福岡県が最も少ない。正解は、肢⑤です。                    肢⑤が確実に言えることを、直接確認するのは時間と労力がかかりすぎますので、消去法で正解を見つけるしかないと思います。😢ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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