公務員試験知能、教員採用試験数学解説

ある予備校講師が暇な時間に綴る小さなブログ

数直線か?方程式か?それは好みの問題です。

2018-07-28 08:25:00 | レクチャー
問題再掲。三つの正の整数a、b、cが次の条件を満たすとき、a+b+cはいくらか。                   ・a<b<c<10である。                   ・aは奇数である。                   ・bとcの差は3である。                   ・aとcの平均は、bより小さい整数である。                    3番目と4番目の条件をどうとらえるかで、解き方が微妙に違ってきますが、もちろん正解は一つです。数直線で考えると、となりますが、4番目の条件を図に書き込むことが難しくなります。                   でも、たかが10までの整数(厳密には9まで)の話なので、なんとなればすべて書き出して調べまくれば、何とでもなるだろう!と、お気楽派。やってみましょう。bとcは差が3なので、ところで、4番目の条件より、もしもcが偶数だったら、a+cが奇数になってしまい、aとcの平均は、整数になりません。よって、cは奇数。aとcの平均はbより小さいという条件から、これを満たすものは一つだけです。以上より、a=1、b=6、c=9。a+b+c=1+6+9=16。正解は16でした。数直線ではなく、方程式や不等式で考えると、②式より、b=c-3。これを③式に代入して、なので、いきなり、c=9、b=6、a=1です。ここをポチッとお願いします。→にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
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