「後藤田五訓」を示した、非常にきれる人物。
この人物だからこそ、非常事態の続いた時代の内閣を支えることができたのだろう。
豊富な知識、自ら揃えた優秀なスタッフ、的確な判断力に基づく迅速な指示…
これでは仕事ができる人のありきたりな表現になってしまうので、この人物について端的に言わせていただくと、やはり「カミソリ」であろうか。
永久に、この人物にはかなわないな…等と言っては恐れ多い程、できる人だったことがよくわかる。
つまり、絶対に敵に回したくない人物であり、だからこそ、こんな人の下で仕事をしてみたい、と憧れてしまう上司の姿である。
ただ、失礼だが、少々残念に思える部分があった。
この著者の作品らしく、少しずつ表題とは離れて、著者自身の過去の実績が披露されていくのだ…
と書いてしまったが、よくよく考えてみると、この作品も著者の自伝の一つであると考えれば、自画自賛も仕方がないか…
この人物だからこそ、非常事態の続いた時代の内閣を支えることができたのだろう。
豊富な知識、自ら揃えた優秀なスタッフ、的確な判断力に基づく迅速な指示…
これでは仕事ができる人のありきたりな表現になってしまうので、この人物について端的に言わせていただくと、やはり「カミソリ」であろうか。
永久に、この人物にはかなわないな…等と言っては恐れ多い程、できる人だったことがよくわかる。
つまり、絶対に敵に回したくない人物であり、だからこそ、こんな人の下で仕事をしてみたい、と憧れてしまう上司の姿である。
ただ、失礼だが、少々残念に思える部分があった。
この著者の作品らしく、少しずつ表題とは離れて、著者自身の過去の実績が披露されていくのだ…
と書いてしまったが、よくよく考えてみると、この作品も著者の自伝の一つであると考えれば、自画自賛も仕方がないか…