「人生８勝７敗 最後に勝てばよい」 尾車 浩一 著 潮出版社

　著者にとっては至極当たり前のことなのでしょうが、今の私にとってはあらためて胸に響き、背中を押していただける言葉がちりばめられています。
　「妥協しない」「一事が万事」「いいことが起きるまで頑張る」他、落ち込んでなんかいられない、そんな暇があったら稽古しろ、と喝をいれていただきました。

「大人は泣かないと思っていた」寺地はるな 著 集英社

　優しい人たち、それぞれの物語。
　人は皆、何十年も生きていれば、自ずとそれぞれの物語を心にもっている。
　そして、人に頼らずとも生きていける、いや一人で頑張って生きていかなければいけないと無理をしてしまう。
　だから大人こそ、ふとしたきっかけで涙がこぼれることがあるものです。　

「夜市」恒川光太郎 著 角川ホラー文庫

　初めて見る世界が広がっていく中で、場面によっては懐かしい思いを感じるのはなぜなのだろう…もしかしたら、私自身が似たような経験をしたことがあるのだろうか…この作品と出会うことも必然だったのか…とても不思議な思いの募る素晴らしい作品でした。

「ツメが甘い」市村洋文 著 KKベストセラーズ

日々、仕事に行き詰まるばかりの私。
しかし実は、私の仕事の進め方、考え方が全く間違っていることを思い知らせていただきました。
ありがとうございました。