読書感想日記

最近読んだ本の感想

「王様とサーカス」 米澤穂信 著 東京創元社

2016-01-09 15:58:25 | 詩集
 気が付くと、私は主人公とともに異国の真っ只中にいました。
 不慣れな異国で、いわくありげな人物たちとに囲まれ、あり得ない事件が発生…
 マスコミに携わる主人公は、ごく自然に、事件の取材に携わり…何がかが繋がりはじめると同時に、生命に危険が迫る…
 と、ミステリーの王道を満喫させていただきました。

 と同時に、あらためてマスコミの怖さを感じました。
 まず、既定の結論があり、合った素材を選ぶ…つまり、偏向報道は当然、ということ。
 例えば、『スケート界の至宝』である浅田真央さんに関しては、ごく些細なミスでも、誇大に批判する文章に併せて、苦しそうな表情の写真を添えて、イメージダウンばかりを狙う…
 一方で、『何をしでかしても』庇ってもらえる、いや、『都合の悪いことは全く報道されない』者がいる…
 報道に携わる者には、こんなことにも、何の疑問を持つ者はいないのか?
 
 
 
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「永続敗戦論」 白井 聡 著 太田出版

2016-01-02 22:36:29 | 評論
 いろいろな意味で、勉強になりました。
 と言うより「我が国のことを、きちんと勉強してみたい」と本気で思いました。
 とてもいい本に巡り会えました。

 もしも、私の拙い感想を読んでくださる人がいるならば、一言申し上げたい。
 一日の10分、いや5分でいいから、我が国のことを勉強してみませんか…
 近現代史、経済、化学、科学、政治…どんな分野でも構いません。
 今、手にしているスマホや携帯電話で、幾らでも調べて学べます。
 
 もはや、沈黙を美徳とする時代ではありません。
 我が国が、世界に誇れる独立国家であるために、現実の抑止力を備えるとともに十分な理論武装をして、情報を世界へ発信していかなければならないのです。
 
 


  
 
 
 
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